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p_fさん のコメント

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p_f
RT 9 Oct, 2023

問題意識が高い戦争狂: 西側リベラル派がウクライナの残虐行為を支持する理由
https://www.rt.com/news/584098-transgender-ukraine-liberals-war/

不条理なトランスジェンダーのアジェンダを支持する同じ人々が、キエフを支持するのには理由がある-

ダニエル・コバリク記
ピッツバーグ大学法学部で国際人権を教えており、最近発売された「ニカラグア:米国の介入と抵抗の歴史」の著者でもある。

ヴォルテールの有名な言葉に、「不条理を信じ込ませることができる者は、残虐行為を行わせることができる」というものがある。よく引用されるこの格言の意味を理解するには、このセリフが登場する次の引用の全文を見るのが役に立つ:

「以前、こう言う者たちがいた: あなた方が理解できないこと、矛盾していること、不可能なことを信じるのは、我々が信じるように命じたからだ―では行って、不正を働きなさい。我々が命じたのだから。そのような人々は、立派な理性を示している。本当に、あなたに不条理を信じ込ませることができる者は、あなたに残虐行為を行わせることができる。あなたの心にある天与の理解力が、不可能なことを信じよ という要求に抵抗しないなら、あなたの心にある天与の正義感に反する、不当なことをせよ という要求に抵抗することもないだろう。あなたの魂の一つの能力が支配されると直ぐに、他の能力もそれに従うようになる。そして、このことから、世界を蹂躙している宗教のあらゆる犯罪が派生するのである」

言い換えれば、虚偽を信じることを強いられ、心の中では虚偽であると分かっているのに明らかな虚偽を信じざるを得なくなり、それらの虚偽が真実であるかのように人生を生きることは、道徳的に腐食させる効果があり、恐ろしい犯罪に従うよう仕向けるのである。

ジョージ・オーウェルは小説「1984年」の中でこの現象をよく説明している。この物語の中心に登場する独裁的で残忍な政府は、国民を支配し、「戦争は平和である」とか「自由は屈従である」といった不合理で無意味なスローガンを国民に信じ込ませ、更にはそれを繰り返すことによって、その酷いシステムへの賛同を得ているのだと彼は説明している。

今日、この種の不条理を現実のものとし、多くの人々に信じ込ませているのが、生物学的な性別は関係ない、XX染色体かXY染色体か(あるいは「インターセックス」と呼ばれる2つの染色体の間の極めて稀な変異か)は、私たちが実際に女性であるか男性であるかとは無関係である、というものだ。このカルト的な信念体系の最も極端なバージョンは、人は医師や助産師によって―勿論明らかに目に見える性の特徴に基づいて―出生時に2つの性のうちの1つを「割り当てられる」に過ぎず、この指定は最終的にはランダムであり、脳が完全に発達していない幼児を含め、自分を反対の性別、または男性と女性の中間の何か、あるいは全く別の何かであると判断する可能性のある個人によって何時でも変更し得る、というものである。

多くの人々が提唱しているのは―そして、実際にそれを義務付ける法律を可決している地域もあるが―出生証明書に新生児の性別を記載しないことだ。これは、個人が後の段階で自分の性別を決定するまで、それが何になるか全く分からないからだ。 そして、この個人が係る決定を下した場合、偏見で非難されないように、あらゆる目的でこれを受け入れることは全員の義務となる。

この信念体系のオーウェル的スローガンは、「トランス女性は女性である」というマントラである。つまり、「男性は女性である」ということである。

この新しいイデオロギーのもとでは、男性は、単に自分のアイデンティティをどのように認識するかに基付いて、女性であること、そして女性のスペースやスポーツに、自由に入り込むことができる。更に言えば、「トランス女性は女性である」というだけでなく、トランス女性は、女性であると自認する生物学的女性よりも何らかの形で優れており、後者にはこの呼称を受け入れるかどうかに拘わらず、「シス女性」という付加的な修飾語が与えられている。

つまり、このイデオロギーは、トランスジェンダーを尊厳と尊敬と公平さを持って扱うことを提唱する(これは私も全面的に同意する)ことを遥かに超えて、その代わりに、ごく最近まで私たち全員が信じていた、私たちの生物学的性質、そして私たち自身についての基本を根底から覆すものなのだ。

このマントラが100%真実であるとすると、生物学的に男性である性犯罪者が女性刑務所や女性ドメスティック・バイオレンス・センターに収容され、女性が虐待やレイプに晒されやすくなるなど、不合理で非道な結果さえ招く。そして、もし女性がそのような残虐行為について声を上げれば、「偏屈者」や「トランスフォビア」のレッテルを貼られ、殴打やレイプや殺人の脅迫を含む虐待を受けるに値することになるかもしれない。

ここに、不条理を信じることが残虐行為の遂行と擁護に繋がることが分かる。しかし、ヴォルテールとオーウェルが予言したように、このプロセスはここで終わるわけではない。 むしろ、他の領域へと続いていく。こうして、人々がある一連の不条理や残虐行為を受け入れるように仕向けられたことで、他の不条理や残虐行為に付き合わせることが容易になった。
No.5
7ヶ月前
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ニューズウィーク:オピニオン「 RFK ジュニア:今日、私はアメリカ合衆国大統領の独立候補者であると宣言しました。」 Newsweek : OPINION 「 RFK Jr.: Today, I declared myself an independent candidate for President of the United States of America. 」 そしてそれ以上に、私は(現在の政治に)うんざりしているすべての人々と、希望を持っているすべての人々と私の声を合わせ、国全体のために新たな独立宣言を作成しました。 今日、私は利益を得るために私たちの政府を乗っ取った企業からの独立を宣言しました。 私はウォール街、ビッグテック、大手製薬会社、大手農業、軍事請負業者、そして現在議員の数を 20 対1で上回っている彼らのロビイストからの独立を宣言しました。 私は、隣人を憎み、友人を恐れるよう永遠に促す 傭兵メ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。