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tako2008さん のコメント

特例に限り、軍事介入の必要性を説くことに、なぜそんなに臆病なのか。

イスラム国への軍事介入の目的は、将来におけるより多くの民間人の
犠牲を阻止することにある。

軍事介入の必要性を認めることが、そんなに汚らわしいのか。

空爆による不安を抱えているシリア国民は多いだろが、それ以上に、
出口の見えない内戦を一刻も早く終結し、治安と生活を安定させて
欲しいと願うシリア国民は多いはずだ。

それから、消費税増税の是非や企業の内部留保についての話題は取り
上げるのに、なぜ産業競争力についての言及が一度もないのか。

資本主義における健全な競争とは、切磋琢磨することで互いを高め合い、
生産活動をより効率的、魅力的なものにし、社会貢献することが本来の
目的である。

それとも、競争というのは利己的で野蛮であり、汚らわしいものなのか。

つい最近も、取引先の担当者が、人員整理のためリストラされた話を
聞いた。その方は、家庭を持つ身であり、お子さん達もこれから大学に
進学させようとしていたようで、気の毒で仕方がない。

消費税増税などにより、「家計が苦しい」というのは確かに辛いが、
「仕事がない」というのは致命的な問題だ。

私が一方的な視点の議論に陥る危険性を警告しているのは、上記の理由だ。
いずれも重要な人権の問題だろうが、なぜかここでは言及がない。

世間には、本人の品位と評判を落とさないためか、意図的に汚らわしい
手段や解決策について言及せず、黙っている方々がいるが。

もし本人が、上記の必要性を認めず、そのことによる犠牲者について
何も感じないのでれば、とんでもない偽善者であり、糞野郎である。
No.8
102ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
IS攻撃で国際社会の連帯への動きが強まっている。  「26日 ロイター] - ドイツはフランスの要請を受け、シリアで展開されている過激派組織「イスラム国」に対する軍事作戦に参加する。偵察を任務とするトーネード戦闘機や空中給油機、フリゲート艦を派遣する。 こうした直接的な軍事作戦への関与に後ろ向きだったドイツにとっては方針転換となる。仏米ロが実施しているシリアでの空爆に参加する計画はない。 パリでのテロ活動で、大量の犠牲者が出た中で、対テロ戦争に疑問を持つことが困難な雰囲気が醸成されている。  今一度、この問題を考えてみたい。 1:対テロ戦争は完全に失敗している 世界全体のテロ犠牲者数   2000年        405      1年       3,547      2年        725      3年        625      4年     
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。