北朝鮮兵のロシア・クルスク州への派遣を確認 NATO事務総長(BBC)米国防総省のシン報道官は28日、約1万人がロシア東部での訓練に送られると発表。当然見返り。弾道ミサイル開発、核兵器開発への技術提供。→朝鮮半島での緊張高まる。
北朝鮮がウクライナ戦争との関係で、ロシアに軍隊を派遣することは、米国の発表をみてもほぼ確実とみられる。 ここで問題は①戦場での貢献の評価と、②朝鮮半島への影響である。 ロシアは西部クルスク州の再支配を最重要視せず、現在軍主力をウクライナ東南部に展開し、支配地域を拡大中である。この中、クルスク州で北朝鮮軍が戦ってくれることはロシアにとり有難い。 ロシアのウクライナ侵攻後、旧ソ連圏諸国にはロシアからの派兵要請があったと思われるが、最も近いといわれるベラルーシも派兵を行っていない。従って北朝鮮の派兵はロシアにとって有難い。 朝鮮半島情勢としては「見返りとしてロシアのプーチン大統領は、国際的な制裁に直面している北朝鮮に対し、軍事技術などの支援を提供することに同意した」とされていることが極めてじゅうようである。これらは当然、長距離弾道ミサイルと核兵器開発が含まれる。従来は、これを行えば米国との関係があっかすることをロシアは懸念したが、今はそのタガがない。北朝鮮での核兵器とミサイル開発が進み。北朝鮮が従来以上に強硬になる可能性がある。 A-1 北朝鮮兵のロシア・クルスク州への派遣を確認 NAT...