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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える新連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます!
アメリカンプロレスといえば、WWEだけしか思い浮かばないプロレスファンも多いかもしれません。
1984年のWWE(当時はWWF)の全米統一侵略計画により、テリトリー制が崩壊したため、アメリカ各地に存在していたプロレス団体は壊滅状態。しかし、日本の約25倍もの広大な国土面積を持つアメリカ合衆国には、現在でも、数えきれないほどのプロレス団体、いわゆるインディー団体が活動している。このコラムでは、80年代までのテリトリー制時代の頃に比べて規模はかなり小さいながらも、まだ全米各地に脈々と受け継げられている“アメリカンプロレスの魂”アメリカインディープロレスについてご紹介していきます。
第1回目の今回は、WWE、GFWに次いでアメリカ第3の団体と言われているROH(Ring Of Honor リング・オブ・オナー)。
新日本プロレスとも提携していることから、日本のファンもその名前を耳にすることも多いことだろう。昨年、今年と2年連続で新日本プロレスと後楽園ホール大会を開催し、2014年からは毎年5月にアメリカとカナダで合同興行も行なっている(今年は10月にも4大会を開催)。新日本プロレスとは密接な関係を築いているが、日本でその歴史が語られることはあまりないROHとはどういう団体なのか――?
ROHは、親会社がSBG(シンクレア・ブロードキャスト・グループ)というテレビ放送会社で、「Ring Of Honor Wrestling」という番組を週1で全米各地のケーブル局で放送している。そして、ほかのインディーズ団体と違って、一地区だけでなく、アメリカ各地で興行(今年はすでに14州で開催)していることから、もはやインディーの域を超えた団体規模を誇っている。
このROHは、ECWでビデオ撮影をやっていたロブ・ファインスタインが創設。オーナーのファインスタインと、ダグ・ジェントリー(2007年1月に死去)、現EVOLVEオーナーのゲイブ・サポルスキーの“キレ者”2人との三頭政治によって、ROHは造られていったと言っても過言ではない。
この続きと、近藤有己、馳浩、金原弘光重病、デストロイヤー、仮面女子、藤田和之、クリス・ジェリコの記事まとめて読める「14万字・記事詰め合わせセット」はコチラ
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