PRIDEのフジテレショックから消滅までを追う連載コラム。前回はコチラ!

代々木第二体育館2階席――受話器の向こう側から某大手出版の知人が話す内容は身震いするものであった。私は慌てて席から立ち上がり、まばらな客席の通路を行ったり来たりしながら会話を続けた。