閉じる
閉じる
×
不良格闘技イベント『THE OUTSIDER』の顔のひとりだった渋谷莉孔。現在は当チャンネルでもおなじみ大沢ケンジ主宰の和術彗舟會HEARTSで練習に励んでおり、今年9月にはプロキャリア3戦目でパンクラスのスーパーフライ級ランキング1位に勝利という快挙!……をやってのけたわけだが、なんとkこれまで地下格で40戦近くこなしているという。大沢ケンジも驚愕する“地下格無限地獄”を勝ち抜き、『THE OUTSIDER』からアウト宣告を食らったという渋谷のアウトサイダーぶりとは?
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
メルマガ会員でなくとも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! par10は大好評インタビュー7本、7万字が540円!! http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar676078
<詰め合わせ記事内容>
①村上和成ロングインタビュー 命懸けのプロレス道!!
初期・和術慧舟會の実態、アントニオ猪木との出会い、最強UFO軍団、生死をさまよった“1・4事変”、小川直也との別離の真実、上井文彦に酷い目にあったビッグマウス時代などを激語り!
②元『格闘技通信』記者・安西伸一 俺が愛したグレイシー柔術
③大反響! 小佐野景浩の「プロレス歴史発見」――冬木弘道物語
壮絶!癌にプロレスで向かい合った男・冬木弘道……「俺はやっぱり死ぬんだな」とニヤリと笑った。
④修斗世界王者・内藤のび太 のび太のキャラはファンタジーではリアルだった!!
⑤白血病からの復活! 元K−1戦士ノブ・ハヤシ
高校生の夏休みにリングス道場入り、デビュー前にモーリス・スミスのジム、単身オランダ修行……90年代の格闘ロマンの塊がここにある!!
⑥多重ロマンチック主宰・漁師JJさん/あなたはなぜブログを更新するのか
人気ブロガーはどうやってプロレスに出会い、プロレスの魅力を伝えているのか?
テン年代の活字プロレスを探る新シリーズ!!
⑦MMAファイターは干されることがあるのか〜あるいは旧・和術慧舟會の伝説〜
大沢ケンジの格闘技解説! 選手、ジム、プロモーターの気になる三角関係……伝説の格闘技集団・和術慧舟會の笑撃エピソードも溢れだす!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
試し読み可能! その他の「詰め合わせセット」シリーズ
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar672043
――渋谷選手はどういう理由で格闘技を始めたんですか?
渋谷 不良雑誌とかのインタビューでは「『THE OUTSIDER』に出たことがきっかけ」と言ってたんですけど、よくよく思い返したら、高校のときに格闘技のジムに何回か行ったことあるんですよね(笑)。
――格闘技をやってみたいという動機があったんですか?
渋谷 あれはテレビの格闘技番組にちょうど魔裟斗やKIDが出てきたときなんですよね。その頃はどっちかというと喧嘩好きな高校生だったんですけど。これは世の中の中学生や高校生がみんな思ってたんでしょうけど、「俺のほうが魔裟斗やKIDより強いだろ!!」って(笑)。
――ハハハハハハ。渋谷選手はいわゆる不良だったんですかね。
渋谷 不良と聞くと、漫画の『クローズ』とかの世界をイメージする人が多いと思うんですけど。ああいうストレートな喧嘩は自分より上の先輩や、地方の怖い人たちの話だと思います(笑)。
――『WORST』の萬侍七人会との6対6タイマンとかはありえないわけですね(笑)。
渋谷 自分は新宿大久保☆☆☆の学校だったんですけど、自分らのときの喧嘩って、ゲーセンの裏でナイフを見せ合っ たりとか……。
――おもいきり不良ですよ!(笑)。
渋谷 後ろからビール瓶で殴ったりとか(苦笑)。まあ「不良!」という感じの喧嘩はしてないですよね。
――渋谷選手は喧嘩でタイマンを張ったりしなかったんですか?
渋谷 怖くてできないですよ、そんなこと(笑)。タイマンやるなら情報操作して回避するようにしますよね。
――情報操作のほうが悪の格が上のような……。
渋谷 いやでも高校生ですよ?(笑)。「怖い先輩に言いつけるぞ!」くらいのかわいいもんですよ。いまの高校生とかもそうですけど、おとなしいというか、不良とか流行らないんでしょうね。昔は暴走族や暴力団に流れてましたけど、そういう子もいないし。
――暴走族に憧れる雰囲気は微塵もないわけですね。
渋谷 自分らの時代は暴走族じゃないですよね。ホストや闇金、その一つ前の世代がチーマー。最近だったら詐欺ですよね。
――振り込め詐欺ですね。不良の受け皿が変わってきてる、と。
渋谷 不良というと暴走族をイメージしてるかもしれないですけど、自分らの世代にはいなかったですよね。それよりホストやギャル男で。いまはいろんな娯楽があって趣味もバラけてるじゃないですか。
――話を戻すと本格的に格闘技をやり始めたのはいつ頃なんですか?
渋谷 高校のときに調子に乗ってジムに行ったらボコボコにされて。結局格闘技を始めたのは23歳ですからね。
――けっこう遅いですね。高校卒業後は就職されたんですよね?
渋谷 はい。アダルトビデオ(以下AV)のメーカーで働いてました。監督業にも手を出して。
――格闘技をやる前の話ですでに面白い(笑)。どんな作品を撮ったんですか?
渋谷 作品を引き継いでやっただけで、援交モノなんですけど(笑)。
――どうしてAVメーカーに就職したんですか?
渋谷 ちょっと面白そうだし、これから伸びるんじゃないかなって。いまなんて動画は誰でも撮れるから下火になってますけど、自分が18歳の頃のAV業界って夢があったんですよね。自分が入ったメーカーは潰れる寸前だったんですけど、7億、14億と業績がどんどん上がって業界2位とかになって。
――ちなみにメーカー名は?
渋谷 『プレステージ』というんですけど。
――存じ上げております。
渋谷 どこのメーカーもグループとして1位2位を争ってたんですけど、自分らは一個の会社で10人くらいしかいないのに業界2位になってましたからね。で、そこで働きながら23歳の頃に格闘技を始めて。毎日ジムに行きたかったんですけど、現場に関わってると定時に帰れないじゃないですか。それで内勤に変えてもらって、女の子の面接とかの仕事をしてましたね。
――業界2位ともなると給料は相当よかったんじゃないですか?
渋谷 しっかりもらってました!(笑)。
――うわあ(笑)。
渋谷 経理もちゃんとしてなかったから、やりたい放題で。領収書なんて無限の可能性を秘めてましたね(笑)。でも、内勤になっても夜9時にジムに行って1時間くらいしか練習できないので、結局会社をやめちゃいましたね。
――格闘技のために。
渋谷 やめなきゃ格闘技はできなかったので。会社をやめる前に『THE OUTSIDER』には出ていたんですよ。22歳の頃に出て、1戦目はうまく勝ったんですけど、2・3戦目はちょっとプロをかじってる人とやって負けて。「このままじゃダメだ」と思ってジムに通うようになったんですよね。
☆このインタビューの続きと山本宜久、ジャンボ鶴田物語、木村フリップみのるなど、7本のインタビューが読めるお得な詰め合わせセットはコチラ
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。