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【地下格闘技とは何か】渋谷莉孔「プロ相手でも勝てるようになったので“地下格禁止令”が出たんですよ」
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【地下格闘技とは何か】渋谷莉孔「プロ相手でも勝てるようになったので“地下格禁止令”が出たんですよ」

2014-12-04 07:09
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    不良格闘技イベント『THE OUTSIDER』の顔のひとりだった渋谷莉孔。現在は当チャンネルでもおなじみ大沢ケンジ主宰の和術彗舟會HEARTSで練習に励んでおり、今年9月にはプロキャリア3戦目でパンクラスのスーパーフライ級ランキング1位に勝利という快挙!……をやってのけたわけだが、なんとkこれまで地下格で40戦近くこなしているという。大沢ケンジも驚愕する“地下格無限地獄”を勝ち抜き、『THE OUTSIDER』からアウト宣告を食らったという渋谷のアウトサイダーぶりとは? 



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    ――渋谷選手はどういう理由で格闘技を始めたんですか?

    渋谷 不良雑誌とかのインタビューでは「『THE OUTSIDER』に出たことがきっかけ」と言ってたんですけど、よくよく思い返したら、高校のときに格闘技のジムに何回か行ったことあるんですよね(笑)。 

    ――格闘技をやってみたいという動機があったんですか?

    渋谷 あれはテレビの格闘技番組にちょうど魔裟斗やKIDが出てきたときなんですよね。その頃はどっちかというと喧嘩好きな高校生だったんですけど。これは世の中の中学生や高校生がみんな思ってたんでしょうけど、「俺のほうが魔裟斗やKIDより強いだろ!!」って(笑)。

    ――ハハハハハハ。渋谷選手はいわゆる不良だったんですかね。

    渋谷 不良と聞くと、漫画の『クローズ』とかの世界をイメージする人が多いと思うんですけど。ああいうストレートな喧嘩は自分より上の先輩や、地方の怖い人たちの話だと思います(笑)。

    ――『WORST』の萬侍七人会との6対6タイマンとかはありえないわけですね(笑)。

    渋谷 自分は新宿大久保☆☆☆の学校だったんですけど、自分らのときの喧嘩って、ゲーセンの裏でナイフを見せ合っ たりとか……。

    ――おもいきり不良ですよ!(笑)。

    渋谷 後ろからビール瓶で殴ったりとか(苦笑)。まあ「不良!」という感じの喧嘩はしてないですよね。

    ――渋谷選手は喧嘩でタイマンを張ったりしなかったんですか?

    渋谷 怖くてできないですよ、そんなこと(笑)。タイマンやるなら情報操作して回避するようにしますよね。

    ――情報操作のほうが悪の格が上のような……。

    渋谷 いやでも高校生ですよ?(笑)。「怖い先輩に言いつけるぞ!」くらいのかわいいもんですよ。いまの高校生とかもそうですけど、おとなしいというか、不良とか流行らないんでしょうね。昔は暴走族や暴力団に流れてましたけど、そういう子もいないし。

    ――暴走族に憧れる雰囲気は微塵もないわけですね。

    渋谷 自分らの時代は暴走族じゃないですよね。ホストや闇金、その一つ前の世代がチーマー。最近だったら詐欺ですよね。

    ――振り込め詐欺ですね。不良の受け皿が変わってきてる、と。

    渋谷 不良というと暴走族をイメージしてるかもしれないですけど、自分らの世代にはいなかったですよね。それよりホストやギャル男で。いまはいろんな娯楽があって趣味もバラけてるじゃないですか。

    ――話を戻すと本格的に格闘技をやり始めたのはいつ頃なんですか?

    渋谷 高校のときに調子に乗ってジムに行ったらボコボコにされて。結局格闘技を始めたのは23歳ですからね。

    ――けっこう遅いですね。高校卒業後は就職されたんですよね?

    渋谷 はい。アダルトビデオ(以下AV)のメーカーで働いてました。監督業にも手を出して。

    ――格闘技をやる前の話ですでに面白い(笑)。どんな作品を撮ったんですか?

    渋谷 作品を引き継いでやっただけで、援交モノなんですけど(笑)。

    ――どうしてAVメーカーに就職したんですか?

    渋谷 ちょっと面白そうだし、これから伸びるんじゃないかなって。いまなんて動画は誰でも撮れるから下火になってますけど、自分が18歳の頃のAV業界って夢があったんですよね。自分が入ったメーカーは潰れる寸前だったんですけど、7億、14億と業績がどんどん上がって業界2位とかになって。

    ――ちなみにメーカー名は?

    渋谷 『プレステージ』というんですけど。

    ――存じ上げております。

    渋谷 どこのメーカーもグループとして1位2位を争ってたんですけど、自分らは一個の会社で10人くらいしかいないのに業界2位になってましたからね。で、そこで働きながら23歳の頃に格闘技を始めて。毎日ジムに行きたかったんですけど、現場に関わってると定時に帰れないじゃないですか。それで内勤に変えてもらって、女の子の面接とかの仕事をしてましたね。

    ――業界2位ともなると給料は相当よかったんじゃないですか?

    渋谷 しっかりもらってました!(笑)。

    ――うわあ(笑)。

    渋谷 経理もちゃんとしてなかったから、やりたい放題で。領収書なんて無限の可能性を秘めてましたね(笑)。でも、内勤になっても夜9時にジムに行って1時間くらいしか練習できないので、結局会社をやめちゃいましたね。

    ――格闘技のために。

    渋谷 やめなきゃ格闘技はできなかったので。会社をやめる前に『THE OUTSIDER』には出ていたんですよ。22歳の頃に出て、1戦目はうまく勝ったんですけど、2・3戦目はちょっとプロをかじってる人とやって負けて。「このままじゃダメだ」と思ってジムに通うようになったんですよね。

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