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ブロマガ

  • 映像表現の新しい世紀:その2(2,015字)

    2008年にキャノンはEOS 5D MarkII(以下「5D2」)というカメラを出した。このカメラが「ゲームチェンジャー」といわれている。ゲームチェンジャーとは、市場のあり方を変えるような革命的なイノベーション製品のことだ。我々に最も身近なゲームチェンジャーといえば、最近ではiPhoneだろう。その昔、ポルシェが発明した自動車や、エジソンが発明した電球なども、やっぱりゲームチェンジャーだった。 ところで、この5D2がなぜゲームチェンジャーだったかというと、一眼レフカメラに動画撮影機能がついたからだ。そしてこの画質が、驚くほど良かったのである。当時発売されていた民生用ビデオカメラとは格段の違いがあった。美しかったのだ。 なぜビデオカメラの画質が悪く、一眼レフカメラの画質が良かったかといえば、理由は大きく二つある。 まず一つは、ビデオカメラのレンズというのは、基本的に本体と一体型であり、またズームもしなくてはならないため、質がそれほど高くないものが使われる。なぜかというと、レンズ一体型のビデオカメラは、本体を破棄する際そのままレンズも破棄される運命にあるので、もったいないから安いもの用いざるを得ないからだ。 ...

    2時間前

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  • あしたの編集者:その30「人が恐怖を好きな理由」(2,146字)

    「好奇心」とは何か? それは、文字通り「奇」なるものを「好」むということである。もっといえば、「恐怖する対象を好きになる」ということである。人は本能的に「闇を怖がる」が、同時に「闇を好み」もするのだ。 なぜか? 一つには、恐怖の正体を突き止めることで、恐怖心を克服できるということがあるだろう。 例えば、今では雷を怖がる大人というのはほとんどいない。なぜかといえば、その正体が分かるからだ。それを理解できるからである。 なぜ理解できるかといえば、それは雷を徹底的に研究した先人がいたからだ。雷に対する恐怖をものともせず、雷に近づくことによってその正体を突き止め、結果的に人類に対して雷をもうそれ以上怖くさせなくすることに成功したのだ。 「闇」を怖がることにも象徴的なように、人は分からないものに対して恐怖心を抱く。その逆に、分かったものに対しては恐怖心を抱かない。昼日中を怖がる人はいない。 だから、雷も正体が分からないうちは怖かったのだが、正体が分かってからは怖くなくなった。 そんなふうに、正体を知ることによって恐怖を克服できるというのを、人は経験的に知っている。それゆえ、何か恐...

    1日前

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  • [Q&A]小学生におすすめの映画は?(1,401字)

    [質問] 私の小学校4年生の娘は、絵本『もんだい』の中の「時間とはなんですか?」という質問に対して、「人間が少しずつ成長していくこと」と答えました。 映画好きなこのコにおすすめの映画はありますでしょうか? [回答] 『インディー・ジョーンズ/魔宮の伝説』ですね。主人公の一人が子供なので、感情移入がしやすいです。同様に『ジョーズ』もいいですね。これも人間の根源的な恐怖を描いていて、子供は見た方がいい映画です。 Netflixのドラマでは『ストレンジャー・シングス』でしょうか。子供はやっぱり怖がらせるに限ります。こうして見ると、やっぱりスピルバーグは子供向きですね。『ストレンジャー・シングス』もスピルバーグの深甚な影響を受けて作られた作品です。 [質問] 今週のハックルTVで、イタリアのボローニアで開かれる絵本のイベントに行くとおっしゃっていました。 仕事のことでもそうでなくてもいいのですが、今から楽しみにしているのはどんなことですか? [回答] やっぱり「街並みを見ること」でしょうか。ぼくの海外旅行の楽しみの一つは、なんといってもその街の街並みを見ることにあります。なぜなら、そこで人々...

    2日前

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  • 世界的なプロダクトを生み出す日本の美的感覚:その52(1,981字)

    そもそもファミコンは、『ドンキーコング』をはじめとするこれまでアーケードゲームとして発売されてきた作品を家庭でもゲームセンターと遜色なく遊べることを、一つの目標として開発されてきた。そのため最初は、アーケードゲームの移植に主眼が置かれた。実際、ファミコンが発売された1983年には、『ドンキーコング』シリーズや『ポパイ』といった、これまでアーケードで発売してきたゲームの移植が相次いで行われている。 ところがその中で、異彩を放つゲームが一つあった。それは『マリオブラザーズ』である。 『マリオブラザーズ』とは、後にゲームの歴史を変革することになる『スーパーマリオブラザーズ』の前編にあたる作品だ。その2年後に発売された『スーパーマリオブラザーズ』があまりにも有名になってしまったため、今ではあまり知る人がいないが、しかしこの作品は、当時はスマッシュヒットを記録し、発売直後のファミコンの売上げ増進に大きく寄与した。 『マリオブラザーズ』は、『ドンキーコング』シリーズに引き続き宮本茂がデザインを担当した。そこにおいて彼は、これまでアーケードで開発してきたゲームの「方向性」をさらに押し進めようと考...

    3日前

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  • 映像表現の新しい世紀:その1(1,688字)

    今、映像という表現形態は新しい時代へと突入している。映像が発明されてから120年が経過するが、ここにきて新たな価値が次々と生まれているのだ。 なぜ今になって新たな価値が次々と生まれているかといえば、それは映像の持つ奥深い意味合いが、ここに来ていろいろと明らかになってきたからだ。 きっかけはいくつかある。 まず「スタビライザーの進化・普及」というものがある。 「スタビライザー」はカメラをブレさせない機械のことだ。1973年に発明され、最初は映画『ロッキー』で使われて、そこから徐々に進化してきた。 この間、スタビライザーが証明し続けてきたのは、「滑らかな移動撮影」はそれだけで視聴意欲をそそるということだ。それだけでいい絵になる。 試しにYouTubeで「スタビライザー」と検索してみるといいだろう。今では一般向けに安価で良質なスタビライザーが発売されるようになったが、それらを使えば素人でも簡単に視聴に耐えうる映像を――というより興味深い映像を作り出すことができるのだ。 そういうYouTuberの代表格が「よっちゃん」だろう。よっちゃんの場合はもはや玄人はだしの域に達しているが、とにかく映像というもの...

    4日前

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2014/01/30 11:01

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