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ブロマガ

  • お金の話:第14回「過去のお金を今にどう活かすか」(1,997字)

    ところで、ぼくはお金の収支のデータを詳細に見たことがない。いわゆる家計簿というものをつけたことがないのだ。会社ではさすがに収支を記録しているが、それでもその仕事は他の人に任せ、ぼくは数字をざっとしか見ない。 それは、面倒くさいからということもあるが、そうすることが必要とも思っているからだ。そうすることによって、ある種の金銭感覚を養っているのである。 ぼく自身は、さまざまな本から「収支を詳細に見ると違うものが見えてくる」と習ったし、近しい人にも「データを活用すること」を勧められたこともあるが、今のところそうしていない。そうしない理由は、一つにはその必要性を感じていないからだろう。いや、もっというとそうしないことによって得られるバランス感覚をだいじにしているからだ。さらにいえば、そこで得られる勘をだいじにしているのである。 どういうことかというと、これまで投資と消費について語ってきたが、実は両者はとても近しいものがある。ほとんど表裏一体といってもいい。だから、投資と消費を細かく選別することは、厳密にはできないのである。 例えばぼくは、東京藝大に通った。しかし卒業後は秋元康さんも...

    23時間前

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  • [Q&A]最近の犯罪についてどう思うか?(2,071字)

    [質問] いつも貴重なメルマガをありがとうございます。 さて、短大でのガードマン殴り殺し事件、東名高速での言いがかりによる夫婦死亡事件をはじめ、近年はすぐにキレる人が増えている印象です。また、私も、運転時にさほどスピードが遅いわけでもないのに執拗にあおられて辟易したり、ときには、遅い車に対して気づくと自分があおる側に回っていたりします。何となく近頃は、社会全体に蔓延する「イライラ感」のようなものを感じることが多いのですが、岩崎さんのご見解をお願いします。 [回答] これはよくある誤解なのですが、現代では犯罪が激減しています。 凶悪犯罪増加の誤解を解くページ 歴史を勉強すると、昔はとんでもない犯罪がゴロゴロしていたことが分かります。そうなると、結論としては「最近は社会全体のイライラは減っている」ということになりますね。 [質問] 今から10年、20年後には世界のなかでのプレゼンスや経済力などで中国がアメリカを追い抜く可能性はあると思われますか? いま、中国は習近平体制のもと一帯一路構想を掲げ、中東やヨーロッパにまでその影響力を高めつつあると思いますが、この動きに対してアメリカは...

    2日前

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  • 「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第32回(1,937字)

    遊びの本質とは、人を一生涯縛る「理性という名の心の枷」から解放される喜びの中にこそある。その意味で、遊びは人間の理性と不可分の関係だ。理性という名の枷があるからこそ、初めて遊びが成立する。 ところで、人間の理性は何のために心を縛っているのか? その答えは、単純にして分かりやすい。それは、心身を危険から守るためである。自らを死の危険から遠ざけるためだ。 まだ生まれて間もない頃、身体も上手く使えないときの人間は、走って転んだりはしゃいで身体をどこかにぶつけたりして、何度も痛い目に遭う。 このとき、人は死の恐怖を感じるのだが、それがトラウマとなって心の奥底にも焼きつく。だから、次第に走ったりはしゃいだりすることはやめておこうと、誰かから強制されなくとも自然と思うようになるのだ。 そういうふうに子供たちの心に根づいた心の枷は、心身を守るためには必要なものなのだが、一方でそのことに対する息苦しさというものもまた根づくようになる。これまでのように無邪気に走ったりはしゃいだりできないという息苦しさが、通奏低音のように一生涯を通してつきまとう。 だから、その苦しさをほんの一時でも癒やして...

    3日前

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  • ドイツのフランクフルト空港で書いている(1,694字)

    今、ドイツのフランフルト空港でこれを書いている。現地時間の2017年10月15日の午前11時頃だ。日本時間なら同日の18時頃。これから1時間ほどで飛行機に乗り、日本に帰る。 今回の旅をちょっと振り返ってみる。ぼくが社長を務める岩崎書店は児童書の出版社で、本を出すのが主たる事業である。日本人が書いた本ももちろん出すが、外国の本を翻訳して出したりもする。その翻訳する本を買い付けに来るのが今回のフランクフルト行の一番のミッションであった。 フランクフルトはドイツの都市である。人口は100万人ほど。それほど巨大ではないが、ヨーロッパのハブ空港があるので交通の便は良い。 このフランクフルトでブックフェア――つまり本のメッセが開かれている。世界中から出版社が集まって新作や旧作を展示する。 それと同時にまだ発売されていない本も、取引のある外国の出版社にエージェント経由で翻訳を打診する。つまり、ここに来ると世界の出版事情が一望できるというわけだ。 ぼくは、このフランクフルトのブックフェアに来るのは初めてだが、今回はたくさんの収穫があった。それは、一つには「いい本が見つかった」ということが。 どういう本か...

    4日前

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  • フランクフルトで思いついたこれからの出版界の方向性(2,007字)

    今ぼくはドイツのフランクフルトで行われているブックフェアに来ている。岩崎書店の社長として、海外の児童書を買い付けをするためだ。具体的にいうと、面白そうな海外の絵本を見つけ、日本で翻訳したいとのオファーを出す。もちろん、小説を出したいという気持ちもあるけれど、絵本と違って小説はすぐには読めないから、買い付けするにはもう少し時間がかかる。 ぼくは、フランクフルトのブックフェアに来るのはこれが初めてだ。今年の春にイタリアのボローニャで児童書のブックフェアが行われ、それには参加したので海外のブックフェアに参加するのは2度目になる。正確にいうと、以前に『もしドラ』が台湾で翻訳されたとき、台湾のブックフェアに招いてもらったので、それを入れると3回目だ。 そういうふうに、ぼく自身は海外のブックフェアへの参加経験が少なく、だから過去とは比べることができないのだが、それでもなんとなく寂しい雰囲気を味わったのは必ずしも気のせいではないはずだ。人出も思ったほど多くなく、なおかつ印象的だったのは、出展している出版社の各ブースの担当者に、それほどの意気込みが見られなかったことだ。むしろ淡々とした穏やかな印...

    1週間前

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2014/01/30 11:01

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