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ブロマガ

  • 教養論その39「教養とは何か?」(2,033字)

    教養論という連載を続けてきて分かったのは、教養とは「知る」ということだ。そして教養を育むというのは、知るということは何かを理解することも含めて、多くのことを知るということである。 ところで、「知る」という事象についての有名な言葉で、「無知の知」というのがある。この言葉は、多くの人が知っているようで実は知らない、というものの代表格のような存在だ。つまり、「無知の知」の本当の意味を知っているか知らないかで、教養のあるなしが測れるといってもいいだろう。「無知の知」は、面白いことに教養のあるなしを測るリトマス試験紙のような役割を持っているのだ。 では、多くの人はこの「無知の知」という言葉をどのように理解しているだろうか? もちろん、全く知らないという人もいるだろうが、現代日本人のほとんどは、聞いたことはあるのではないだろうか。そしてそのうちの大部分は、これをソクラテスが言った言葉として理解しているはずだ。 そして彼らは、この言葉の意味を「自分がものを知らないということを知っている」という意味だと解釈している。同時に、そこから「知った気になるのは危険」という戒めを受け取ってもいる。こ...

    17時間前

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  • [Q&A]中学生の息子が片付けができるようにするには?(3,277字)

    [質問] もしドラのアメリカバージョンの進捗状況は最近記事がないので気になっています。 [回答] 『もしドラ』のアメリカバージョンは今のところ進んでいません。 ここだけの話なのですが、舞台をアメリカの高校のアメフト部にしようと思っています。 アメフトのシーズンは9月から始まるのですが、そこで9月にアメリカに取材旅行に行こうかなどと考えております。少なくともそれまでは書き始められない状況ですね。今は『台獣物語』に集中しています。 [質問] 人は他人に言うほど興味がないのは理解しているつもりですが、まだ自意識過剰に考えたり、変なプライドがあったり、「我」が出てしまったりします。ハックルさんは、坊主に することを薦めたりしますが、何故に坊主にすると「自我」を消しやすくなるのか? 和らぐのか? 坊主にするメリットを教えて下さい。また、他に自意識を無くす又は小さくする秘訣はありますか? やはり「虫けら」の境地ですか? 他にありませんかね? なかなか難しいので。 [回答] 坊主にするメリットを知ることそのものが「我」なので、それは教えられません。 メリットが分からないまま坊主になることが...

    1日前

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  • 世界的なプロダクトを生み出す日本の美的感覚:その20(1,853字)

    『あしたのジョー』においてちばてつやは、その作画のスタイルをどんどんと変更させていく。はじめは漫画調にスタートしたのが、どんどんと劇画調になっていくのだ。 後年、ちばてつやは当時の作画を振り返って、「今はもう、あの頃のような絵は描けない」と述べている。だから、連載が終わってからも時折ジョーの絵を描く機会はあったが、そこで描いたものは、当時のものとは似て非なるものになってしまっているというのである。 そういわれてみると、確かに連載終了間際の『あしたのジョー』の絵は独特だ。線がとても細密になっているのに加え、顔の表情にちばてつや特有の丸みがなくなり、きわめてシャープになっている。ちなみに、連載開始当初の表紙と最終巻の表紙を比べると、その違いは一目瞭然だ。 これを見ると、大きく変わっている一方で、変わらないところもあるということが分かる。それはヘアスタイルの表現だ。 主人公のジョーは、独特の髪型をしている。彼が画面の左側を向くとき、分け目は画面の右側に来て、彼が右側を向くとき、分け目は左側に来る。つまり、その向きによって分け目の位置が変わるのだ。 これは現実にはありえ...

    2日前

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  • 『エンピツ戦記 誰も知らなかったスタジオジブリ』を読んで(2,142字)

    舘野仁美さん著・平林享子さん構成の『エンピツ戦記 誰も知らなかったスタジオジブリ』という本を読んだ。 エンピツ戦記 - 誰も知らなかったスタジオジブリ 舘野さんは、長らくスタジオジブリのアニメーターとして、主に動画チェックを務められていた方だ。そして平林さんは、ジブリ雑誌『熱風』の編集者さんである。この本は、『熱風』に連載されていたものをまとめたものだ。 ぼくはジブリが好きである。作品も好きだが、同時にジブリにまつわるドキュメンタリーが大好きだ。映画のメイキングがあれば必ず見るようにしているし、関連書籍もできうる限り読むようにしている。特に、ジブリが映画を作る度にNHKで放送されていたドキュメンタリーシリーズは、何度も見返すほどのファンだ。 なぜそんなにジブリのドキュメンタリーが好きかと言えば、それはぼくが「芸術の神は『作り方』に宿る」と考えているからだろう。仕事というのは作り方のことに他ならない。だから作り方を突き詰めてゆけば、自ずから作品の質も向上していく。 そしてジブリのドキュメンタリーは、その作り方がよく分かるのだ。そのため、ぼくの仕事にとっても非常に参考になるの...

    3日前

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  • 台獣物語14(2,874字)

    14  それから数日後の土曜日、ぼくはエミ子を連れ立って、二人で日野川の土手道のところまでやってきた。  日野川は、米子市を南北に貫き、最後は日本海に注ぎ込む一級河川だ。河口近くだと川幅が二〇〇メートル以上にもなる、ここらでは一番大きな川である。  そのため、両端には広い河川敷や堤防が築かれており、市民の憩いの場所となっていた。休日ともなると、散歩をしたりピクニックをしたりする人たちの姿が数多く見受けられた。 「さて――」  と、東山公園駅から東に歩いて一五分ほどのところにある河川敷にまで来たぼくは、エミ子に向き直ると言った。 「今日は、ここである訓練をしようと思います」 「訓練?」 「そう、この前からきみを見ていて、一つ気づいたことがあったんだ」 「なに?」 「きみには、とある大きな弱点がある」 「ええっ? 何それ?」 「それは……『声』だ」 「声?」 「そう。きみは、さすがに優れたヲキの血を引くだけあって、天性の素質を持っている。例えば、変装の技術であったり、この前のコロシアムで見せたミラーリングの技術であったり、あるいは……」  と、そこでぼくはちょっと言い淀んだ。...

    5日前

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2014/01/30 11:01

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