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ブロマガ

  • 岩崎書店の社長をすることになった(1,834字)

    岩崎書店という出版社があるが、このたび、その社長を務めることになった。今日はそのことについて書いてみたい。 ぼくは、物心ついたときから岩崎書店というのを知っていた。それはぼくの父の父、つまり祖父が創業した会社だからだ。当時は祖父も存命だったので、その会社を経営していた。 しかし、その会社の社長になるというのは考えたことがなかった。それは、父が岩崎書店とは全く関係ない仕事をしていたので、ぼくも無関係だと思っていたからだ。 その後、いくつかの紆余曲折はあったものの、岩崎書店は父の弟である叔父が継いだ。それでも、ぼくと岩崎書店とは何の関係もなかった。ぼくは、若い頃は小説家になりたくて散々苦労したけれども、縁故を頼って岩崎書店から本を出そうとは思わなかった。それは、児童書の出版社であるからということや、縁故を頼るのが嫌だという気持ちもあったが、やっぱり全く関係ないと思っていたからだ。 しかしながら、その後『もしドラ』という本を書き、ヒットした。『もしドラ』は、何の因果か経営にまつわる本だった。おかげでぼく自身、ずいぶん経営に詳しくなった。 そこで、ぼくは岩崎書店の経営に三つの意味...

    4時間前

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  • あしたの編集者:その14「子供にとっての『分からない』とは?」(1,636字)

    子供は「分からない」の塊だ。彼らは、分からないことをエネルギーにしながら今日を生きている。 なぜ「分からない」がエネルギーになるかといえば、「分かる」ことが大きな喜びになるからだ。喜びがあるから、さまざまなことにアグレッシブになれる。 ところで、子供がいかに「分かる」ということを欲しているか、端的に表す象徴的なコンテンツがある。 現在、日本のほとんどの子供は、一度は『アンパンマン』にハマる。夢中になる。 そして、ほぼ例外なく「卒業」していく。飽きる。大人になってからも『アンパンマン』のファンであるというケースは希だ。それは、他の子供向けコンテンツと比べても際立っている。他の子供向けコンテンツは、もう少し「卒業」する割合が低い。『アンパンマン』は、卒業率がダントツに高いのだ。 ではなぜ『アンパンマン』の卒業率は高いのか? それは、『アンパンマン』への「入学率」が高いことと関係している。『アンパンマン』は、卒業率が高いからこそ、入学率もまた高い。 なぜ『アンパンマン』の卒業率と入学率は高いのか? それは、コンテンツの魅力が子供たちにとっての「分かる」ということに立脚しているからだ。『アンパ...

    1日前

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  • [Q&A]感受性が豊かな人の対処法(1,057字)

    [質問] ハックルさんは感受性豊かだとご自身で言っていたと記憶していますが変な話。感受性豊かだと背中が痒かったり蚊にさされて痒かったり痛みがともなうような際も普通の一般の常人よりもそういう感覚。刺激はあると思いますか? もし、そうなら感受性の豊か強い人はどうしたら辛い状況に対処すればいいですか? [回答] 痛みが他の人より強いかどうか分かりませんが、人一倍いろんなことが堪える性質だったのは間違いないと思います。子供の頃は異常なくらいの泣き虫で苦労しました。何かあるとすぐ泣いてしまうんです。 でも、今思うと泣いたことは良かったと思います。そこで泣けずに溜め込んでいたら、今度は体を壊していたのではないでしょうか。やっぱり適度に発散して、言い方は悪いですが周りに迷惑をかけたり、嫌われたりすることでバランスが取れるのだと思います。 ですので、感受性が豊かな人は、その分リアクションも豊かにするのがいいと思います。感情を溜め込まずに流してしまうことがポイントです。 [質問] 映画『聲の形』を見てきました。よかったのでコミックスを買おうと思ったら、そのシネコンのあるモールの大型書店では売り...

    2日前

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  • 世界的なプロダクトを生み出す日本の美的感覚:その37(1,965字)

    歌舞伎に「ケレン」という美的概念がある。 ケレンとは、必要以上にオーバーに見せたり、格好をつけたりすることだ。「見栄」といって、カッと目を見開いたりするのがその特徴なのだが、動きでも、遅いところと速いところの緩急をつけることで、面白さや美しさを表現している。 ケレンの特徴は、いわゆる「誇張」にあるとされているが、逆に考えると、その分要らないところを「省略」しているともいえる。むしろ、余計なものを一切削り取るからこそ、誇張する部分が美しく栄える。つまり「ケレン」とは「省略の美学」であるともいえるのだ。 また、面白いことには日本には、もう一つ、このケレンがないことをよしとする価値観もある。言葉にすると文字通り「ケレン味のない」となるのだが、ケレンが余計なところを省いて、美しい、面白いところだけを際立たせていたのに対し、「ケレン味のない」はその美しい、面白いところまでをも省いてしまう。そうして実用一点張りにするのだ。いわゆる職人芸などを表現するときによく用いるのだが、これは究極の「省略の美学」といえよう。 つまり、日本にはもともと「省略の美学」という文化が脈々と根付いていた。それ...

    3日前

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  • 今、炎上しない方がいい(1,784字)

    みなさんは、長谷川豊氏が今、炎上しているのをご存じだろうか。 詳細を報じている記事はいくつもあるが、とりあえず概要を知りたい方はこちらをご覧いただくのがいいだろう。 長谷川豊氏はそもそも本音で議論したら社会は壊れるという大前提を忘れてるんじゃないだろうか それを踏まえた上で、今日はネットの炎上について考えてみたい。 長谷川豊氏は、いわゆる炎上芸人だ。狙ってやっている部分もあるが、もともと喧嘩っ早く、また喧嘩上手でもあったので、天性の素養もあったのだろう。 ぼくも、かつては炎上芸でならしたことがあった。はてなでブログを書いていた時代、人の神経を逆なでするようなことをあえて言い、Twitterでも公開の場で他人に噛みついたことがあった。 そこで、何度か炎上を経験した。経験して分かったのは、炎上している間はアクセスが増えて嬉しいし、アドレナリンが出て楽しくもあるのだが、しかし得体の知れない怖さがある。そして、後になってボディブローのようにじわじわと効いてくる副作用もある。 炎上は、注目を集めることができるので一瞬有利なように見えるのだが、しかし次第に悪評がじわじわと広がっていき...

    4日前

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2014/01/30 11:01

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