今日は、このブロマガがスタートして丸一年になるのを記念して、これからの計画等をお伝えしたいと思います。
ちなみに、このハックルブロマガは、2012年8月21日の最初の記事以来、この記事で261本目となります。1エントリーだいたい平均2,500字くらいですので、これまで62万字ほど書いたということになります。書籍に換算すると、1冊は7万字から10万字といったところですので、7、8冊といったところでしょうか。
我ながらよく書いたと思いますが、同時に会員のみなさまにも、本当にたくさん読んで頂きました。ありがとうございます。
ところで、先日「ご報告とご相談など」というエントリーを書いたところ、多数のご意見、ご感想を頂きました。ありがとうございます。
本当にたくさんのお便りをちょうだいし、現在のところ、コメント7件、メールに至っては14件もちょうだいしました。
もちろん全部読ませて頂きました。その中で、ご意見の若干分かれるところもありましたが、大勢としてははっきりとした傾向がございましたので、大変参考になりました。
まず、1つ目の懸案だった「無料記事をやめる」という方針ですが、これはほとんどの方が「その方が良い」というご意見でしたので、このまま中止にしようと思います。
2つ目の「文字数の多さ」についてですが、これはほとんどの方が「今のままがちょうど良い」とのことでしたので、引き続きこの文字数でやらせて頂きます。中には、「短くなってぼくの思考の過程が省かれると面白みが減ってしまうので、これ以上減らさないでほしい」というご意見もありました。
3つ目の「映画評について」ですが、これは「楽しみにしている」という方と、「読む時と読まない時がある」という方がいらっしゃいました。
映画評を読まれてその映画を実際にご覧になっているという方や、この記事を読んで「今日は金曜日なんだ」と気づかされる、という方もいらっしゃいました。
それで、どうしようかと考えたのですが、これからは試験的に「隔週連載」にしていきたいと考えております。
というのも、楽しみにされている方も多かったので、続けていきたいと考える一方、新しい連載を始めてみたいという思惑もあったので、試しに「隔週ごとに映画評と新連載を交互に配信してみよう」と思い立ったわけです。
新連載については、「ビジネスの話を聞きたい」という方がちらほらいらっしゃったのと、前回のニコ生終了後に、「岩崎さんの長所は人から嫌われてもタフに生きているところなので、そのことを書いたらどうか」というアイデアを頂いたので、どちらかを書こうかと、今のところ思案中です。
ただ、ぼくとしては「まずはビジネスの話からするのがいいのではないか」という考えがあります。理由は、「嫌われ者でもタフに生きていく生き方」というのは、ぼくほど人から疎まれる人はあまりいないと思うので、多くの人の参考にならないのではないかという思いがあるからです。
ところで、現在のハックルブロマガではいくつかの企画が平行して進行しております。それらを以下に整理してみました。
1.裏ミリオンセラープロジェクト
これは、夜間飛行の井之上さんと、ニコ生以外でも内容について詰めているところです。このまま順調に進めば、今年の10月31日に発売する予定です。
また、それに向けてさまざまな企画やイベントなども計画中ですので、それらは決定し次第、随時発表していきます。前回のニコ生で、堀江貴文さんと対談をする……という計画も持ちあがりました。これは、ニコ生内で堀江さんのブロマガの編集者である杉原さんの取り計らいで、堀江さんの内内諾も頂いたので、実現性はそれなり高いかと思います。
2.ラノベ出版計画
「台獣物語」というタイトルの、ラノベ出版計画が進行中です。これについては、絵師さん2人と契約して、1年をかけてがりがりと作っていく予定です。
近々発表できるかと思いますが、1人の絵師さんはすでに決まっていて、台獣や街のデザインをして頂く予定です。もう1人の絵師さんには、キャラクターを担当して頂く予定なのですが、これについては、ドワンゴのニコニコ静画さんにご協力頂き、オーディションを開催しようと考えております。
こちらの詳細は、近々発表できるかと思うので、お楽しみにお待ち頂ければと思います。
3.絵本企画
それとは全く別に、ぼくが絵本を書くという企画もあり、これもタイミングが来れば、詳細をお伝えしたいと思います。
4.ジョアンナの芥川賞計画
こちらはゆっくり進行中といったところです。また進展があれば、都度ご報告していきたいと思います。
5.ハックルブロマガ「ウェブサービス化」計画
これは、前回のニコ生でちょっとお話ししたのですが、ハックルブロマガを「ウェブサービス」と位置づけ、会員のみなさまに楽しんで頂ける仕組み作りを、どんどんと構築していければと思っております。
具体的には、……というか抽象的かもしれませんが、ぼくがこのブロマガで行っているさまざまな取り組みについて、逐次発表していこうと考えております。これは、会員の方にIT業に携わっている方が多いということをお聞きしたので、そういう情報を発信していくことは、多くの方にとって有用ではないかと考えたからです。
6.どぶ板普及活動
ハックルブロマガでは、これまで岩崎夏海やハックルという存在を「ご存じの方」への宣伝や勧誘を積極的に行ってきました。なぜなら、そういう方の方が、よりアプローチしやすいと考えていたからです。
しかしながら、新規入会の数字というのは、もう半年も前から頭打ちの状態となっております。
そこで、ひと月ほど前から「それ以外の層」へのアプローチをはかって、宣伝や勧誘を始めました。
具体的には、ネットコンテンツを消費する習慣があまりない社会人や学生の方々と実際にお会いして、ディスカッションをくり広げながら、彼らが何を求めているかを探り出し、それに対してアジャストした情報を提供していこうとしております。
ところで、今日現在の会員数は