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  • 週刊金融日記 第63号 愛などいらぬ! FRBの量的緩和縮小、広尾の美味しいフレンチ、ハゲたらどうするべきか、他

    2013-06-24 08:00  
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    // 週刊金融日記// 2013年6月24日 第63号// 愛などいらぬ!// FRBの量的緩和縮小// 広尾の美味しいフレンチ// ハゲたらどうするべきか// 他 こんにちは。藤沢数希です。 いままでは、まぐまぐ、ブロゴス、夜間飛行、とみっつのプラットフォームから『週刊金融日記』を配信してきたわけですが、今週号からいよいよブロマガも加わります。藤沢数希『週刊金融日記』ブロマガ開設のごあいさつhttp://ch.nicovideo.jp/kinyuunikki/blomaga/ar266832 ちなみに、僕はメルマガ作者として、プラットフォームに対して中立で、どれがオススメとかはありません。まだまだ、いまのメルマガ市場は、その潜在的な市場規模に比べれば極めて小さく、今後、どんどん成長していくと思っています。現在は、プラットフォーム同士でシェアを食い合うというよりは、どんどんメルマガ業界全体のパイを大きくしていく段階だと思っています。そのため、各プラットフォームと協力して、メルマガ市場全体の底上げに尽力していきたい所存です。 読みたい作者が揃っているプラットフォームで各自購読したらいいんではないでしょうかね。 ところで、ブロマガで一番売れてるメルマガはどうもGacktさんの『GACKTの中出し・生放送新聞』らしいです(未確認情報、ソースは忘れた)。それで、まぐまぐで一番売れてるメルマガはもちろん堀江貴文さんの『堀江貴文のブログでは言えない話』ですね。なんか、Gackt(イケメン)、堀江さん(金持ち)が、もっと人気者になって、もっと金持ちになっているような…。 インターネットって、誰にでもチャンスがあるから、色んな人を幸せにする、というわけではなく、むしろ貧富の差を拡大する装置なのかもしれませんね。池田信夫さんが『過剰と破壊の経済学 ムーアの法則で何が変わるのか?』のなかで、次のようにインターネットによる技術革新を説明していたのを思い出します。「あくなき利己主義と急激なイノベーションに駆り立てられるグローバル資本主義は、流動的でダイナミックな、しかし不安定で危険なシステムである。そしてムーアの法則は、情報処理の主役を大企業や官僚からユーザーに移して『民主化』し、ITで武装した個人が直接グローバルにつながる世界を実現した。それはフラット化してみんなが平等になるユートピアではなく、既存の権威や肩書きが意味を失ってすべての個人が対等に競争し、情報処理能力による所得格差が拡大する孤独な世界である」http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51882622.html 僕は、この孤独な世界で、読者にゼロサム・ゲームを勝ち抜くための武器を配りたい、という思いで、メルマガを毎週書き続けています。今週号も、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。 ところで、最近は恋愛工学の研究を中心に活動していたのですが、近々、かなり面白い金融・経済の対談記事が2本ほど出ますので、楽しみにしていて下さい。1.こんなに苦しいのなら…悲しいのなら…愛などいらぬ! 昨年の春ごろ、僕はこのメルマガで恋愛工学の講義をはじめ、さまざまな恋愛相談に応じていました。そして、読者から、「メルマガのおかげで童貞を卒業できました」などのお便りを頂いたときは、とても嬉しかったことを思い出します。『週刊金融日記 第18号 読者が童貞を卒業』 もちろん、もともとモテていた男性読者が、恋愛工学を応用して、もっとモテた、というような報告は頂いていたのですが、童貞が成果を出した、という報告には感無量でした。 その後、僕もさまざまな恋愛工学のテクノロジーを提供し続け、多くの男性読者が目覚ましい成長を遂げました。もはや、メルマガのおかげで童貞を卒業した、などという報告な何もめずらしいものではなくなりました。毎週のように、読者から、紙面の関係で全部を紹介しきれないほどの成功報告が届くようになりました。 一方で、別の問題も出てきました。あまりにも恋愛工学が効き過ぎるため、僕のメルマガがきっかけでプレイヤーになった多くの若手男性読者から、時に傲慢とも受け取られる発言が増えてきたのです。このメルマガは多くの女性読者も読んでいるので、こうした発言に対して、たびたび女性読者から苦言が呈されました。『週刊金融日記 第62号 「女はメルマガで読んだ通りでアホだなグヘヘ…」みたいな、女性に敬意のカケラもない態度の男にガツンと言ってやって下さい』 そして、今週号では、そんな男性読者から『所長!僕は女性読者の方たちに一言申し上げたい!』というお便りが届いたので、まずはそれを冒頭で紹介したいと思います。===============================『女はメルマガで読んだ通りでアホやで!』まさにそう思った男性読者の一人として、女性読者の方たちにどうしても一言申し上げたい。まず前提として、週刊金融日記読者は、世の平均的男子よりも社会的地位・年収・知能が、有意に高い方に振れていると思われます。色んな読者の方が居るとは思いますが、本家の金融日記などアカデミックな方面から週刊金融日記にたどり着いた方は、仕事も金銭も頭もそこそこ恵まれている層かと思います。要するに勉強ばかりしてた奴が、けっこう多いんじゃないか?って事です。きっと女性に対しても優しい男だったはずです。かく言う僕も、女性に対する免疫が無く、浮気は悪だと、頑なに信じておりました。一人の女性を心から愛し、誠心誠意、お守りしたい。(そしてセックスもしたい)純粋に、そう思っておりました。喜ぶ顔が見たくて、高価なプレゼントや高級レストランも、貢ぎました。下らないメールのやり取りを通じて、貴重な睡眠時間も、割きました。この誠意が、いつかきっと伝わると信じて・・・。(そしてセックスさせてくれると信じて)ところが、そんな我々純朴なる男子に対する貴女たちの非道な仕打ちと来たら、どうでしょう。足元を見て、搾取するだけ搾取して、面倒くさくなったら気まぐれに連絡を突然止める。一人の男が、コケにされ、侮辱され、裏切られた瞬間です。まさに、谷底に突き落とされた気分になります。その絶望たるや、悔しさたるや、いかばかりか。一度、女性読者の方々は、その垂れ始めた貧乳に手を当てて考えて欲しいと思います。僕は考えました。なんで一途に女の子を想っているのに(そして慎ましくセックスしたいだけなのに)、こんな風にコケにされにゃならんのか?と。僕は悟りました。愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!なぜ?こんなに苦しいのなら・・・こんなに悲しいのなら・・・「愛などいらぬ!」僕は、その時から愛を捨てました。週刊金融日記を読み、帝王の星が目覚めたのです。「女はメルマガで読んだ通りでアホやで!」の意味は、大きく二つです。一、なぜ我々のような純朴男子がセックス不足に喘いでいる時に、貴女たちはセックスを与えなかったのか?浮気される危惧も無い上、三食昼寝付きの生ぬるい生活を得られたはずなのに。ボッタクリ高値で売り抜ける機会だったでしょ?と。二、週刊金融日記の読者諸兄もそうであるように、帝王の星に目覚めてからの恋愛は、ほぼ確率のゲームです。僕は今、当然の様に複数の女性に並行でアプローチします。たんたんと、機械的に、罪悪感の欠片も無く。そんで、お酒とか路キスとか路クリとか、安っぽいテクニックで撃墜され、貫通される女性をですね、実際に腕に抱きますとね、「あ~あバカだな」って、ちょっとアンニュイな気分になる訳です。「バカだな」それはつまり落差です。かつてそれだけ、誠実系だった事の表れかもしれません。本心は「一、」のほうで、「二、」ではありません。僕は、女性読者の皆様に、くれぐれもお願いしたい。かつての僕の様な、非モテな男子に優しいセックスで、潤いを与えてやって欲しい。そして暖かい陽だまりのような、笑顔で満たされた家庭を築いて欲しい。僕は、もう、そちらには、行けません。男性読者=============================== 男性読者の方のメッセージ、確かに受け取りました。僕たちは、南斗六星の帝王サウザーのように、誰よりも愛深き故に、愛を捨てて、「恋愛工学」を学んでいるのかも知れませんね。 さて、こうした男性読者の苦悩を知ってか、知らずか、女性読者からもメッセージを頂いたので、そちらも冒頭で紹介したいと思います。メール・タイトルは『忘れられないワンナイト・ラブ』でした。===============================『忘れられないワンナイト・ラブ』藤沢さん、前号最後に掲載ありがとうございます!女性読者です。もぉ、、「僕は☆…が☆大好きだ☆」なんて言われたら、みんな許してファンになっちゃいますよ♪^^ところで、昔のメルマガのどこかに、女子は自分にとってのメリットで相手を選び股を開けば良いと書かれてましたが、私の場合、なかなかそれだと気持ちがついて行かず、、頭を空っぽにした状態の純粋な感性や直感で選び、成就したり翻弄されたりです。思い通りにいかなかった相手でも、この人!と決めたら、他の男を見られなくなってしまいます。0か100かで、3人に30ずつ分配とかできません。で、1つの恋愛感情や交際期間が長過ぎて時間も無駄に。私は出会いの機会も多く、友人が騒ぐような出会いも結構ある方なのですが、一度100と決めてしまった男性が現れると、付き合えてなくても、他には無理!と壁を作ってしまい軽い恋愛を楽しめません。ところで、タイトルの通り、その一夜は、男性側にとっては軽いワンナイト、私も当初はアヴァンチュール感覚でした。でも好きになってしまった場合、その男を忘れるには、どうすれば良いのでしょうか?時間をおいて連絡してみたり、向こうから来るまで想い続けてもいいですか?名前とメールしか知らない相手です。調べるつもりもありません。仕事が手につかなくなるほど深刻ではなく、今のところ生涯で忘れられないワンナイト・ラブ、というだけのことですが。自分を求める他の男性と、気持ちが無くても無理して寝て忘れるべきかな?そういうのは、虚しさや、自分が汚れる気がして難しいのです。。女性読者=============================== わかります。(゚ー゚)(。_。)ウンウン。 やっぱり、女は、好きでもない男に抱かれるくらいなら、死んだほうがマシですよね。(>_< )イヤッ そういう、なんか勝手に妄想を抱いてるようなキモい男に抱かれると、「自分が汚れる気がする」、というのはその通りだし、気がするだけじゃなくて、本当に汚れちゃいますよ。(>∀<o)キャハ 「また会いたいです」みたいな感じでメールを送ってみるといいと思いますよ。その忘れられないワンナイト・ラブの彼とまた会えるといいね! 僕も応援してますよ。 さて、男性読者の方のメッセージは、女子たちの心に届くのでしょうか…。2.今週のマーケット 2013年6月14日-2013年6月21日TOPIX  :  1099.40 (週間 +4.1%, 年初来 +27.9%)日経225: 13230.13 (週間 +4.3%, 年初来 +27.3%)S&P500 :  1592.43 (週間 -2.1%, 年初来 +11.7%)FTSE100:  6116.17 (週間 -3.0%, 年初来 +3.7%)USDJPY :    97.89 (週間 +4.1%, 年初来 +12.9%)EURJPY :   128.41 (週間 +2.3%, 年初来 +12.2%) バーナンキFRB議長は18、19両日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で、量的緩和の出口戦略として「年内に債券購入の規模を縮小し始め、2014年半ばに終了させる可能性がある」と述べた。この発表を受けて、ドル円は、大きく円安方向に動いた。また、こうしたアメリカの量的緩和が縮小することにより、BRICsやオーストラリアなどの新興国や資源国に流れ込んでいた資金が逆流するとの思惑から、これらの国の通貨や株式が大きく下落した。 

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  • 藤沢数希『週刊金融日記』ブロマガ開設のごあいさつ

    2013-06-21 12:40  
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    ブロマガ読者の皆様、 こんにちは。藤沢数希です。 僕のメルマガ『週刊金融日記』は、昨年の4月15日に第1号が発刊され、今日まで一週も休むことなく、毎週日曜日か月曜日に配信してきました。この間、購読者数が増え続け、おかげさまで、日本有数のメルマガへと成長しました(*)。 僕は、書籍やブログなどでは、主に金融・経済系の作家として活動していますが、『週刊金融日記』では、それらのコンテンツに加え、『恋愛工学』がメインのトピックになっています。恋愛工学とは男女の恋愛を科学の言葉で解き明かし、実践的なテクノロジーの開発を目指すものです。恋愛工学は、進化生物学の理論をバックボーンに、経済学、心理学の知見を、確率を扱う金融工学のリスクマネジメントのフレームワークで統合し、近代国家の法規制という制約条件を考慮した上で、最適な恋愛戦略の構築を目指す、学際分野です。マクロな視点から恋愛市場全体を分析し、ミクロな

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  • 週刊金融日記 第62号 セックス・ショート・スクイーズ、日経平均乱高下、東京タワーの麓の日本庭園、プレイヤーとしての哲学、他

    2013-06-16 23:59  
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    // 週刊金融日記// 2013年6月17日 第62号// セックス・ショート・スクイーズ// 日経平均乱高下// 東京タワーの麓の日本庭園// プレイヤーとしての哲学// 他 こんにちは。藤沢数希です。 ちょっと海外出張などが重なり、先週はバタバタしておりました。今回の海外出張に関しても、機会があればメルマガに書きたいと思います。 安倍首相は、アベノミクス第3の矢である成長戦略のスピーチ直後に日経平均が暴落して、翌日の新聞には、どれもが成長戦略が不十分、という批判が載ったので、その後にいろいろと法人税の減税に言及したりして、株式市場からの催促に応えようとしています。 僕は、「成長戦略が何もないのが一番の成長戦略」だと思っています。政府が、なんか国家プロジェクトをしたり、補助金つけたりするんじゃなくて、民間が自由に競争できるための足かせを無くすのが成長戦略です。具体的には、他のアジア諸国並みに税率を下げるのと、様々な不必要な規制を取り払うことです。以前から、アベノミクス戦略特区を作る、と言われていますが、まだ具体案が見えてきません。日本に、香港とシンガポールとマカオをいっぺんに作ってしまうような、大胆な戦略特区を期待していますし、実際に日本にはそれだけのポテンシャルはあると思っています。仮にこうした特区が実現できれば、安倍首相は歴史に名を残すことができるでしょう。 さて、今週は、性風俗に関する読者の相談が多かったのですが(僕の専門分野ではありませんが)、日本は買春も賭博も、法律で禁止されているにもかかわらず、実際には、ガラパゴス的に進化を遂げた奇妙な形で、ある意味では合法的にサービスが提供されています。これも橋下市長が主張するように、大阪辺りに特区を作って、ふつうに解禁してしまえば、マカオなんて簡単に超えられると思うのですけどね。1.セックス・ショート・スクイーズ 今週も読者から興味深い相談が届いたので、それに答える形で、ポスト・セックス・ピリオドの戦略について解説したいと思います。第35号で紹介したセックス・トリガー理論は、恋愛工学で最も重要なコンセプトのひとつですが、他の全てのモデルと同様に、これもひとつの単純化した近似に過ぎません。現実は、0か1ではなく、その中間の様々な複雑なことが起こります。 実際にはトリガーを引ける必要条件を揃えながらも、ポスト・セックス・ピリオドで相手に主導権を握られ、上手く行かないことも多々あるのです。そうした一例が、今週の人生相談コーナーに届いたので、その原因を分析し、いつものように対策を考えていきましょう。===============================藤沢所長、先日、久しぶりに素人美女とSEXにいたったケイゴと申します。(第60号―現役復帰報告! 及び、Good Genes力を高める修行方法とは?)これまでアドバイスをいただき、ありがとうございました。大変感謝しております。今回、”Good Genes”として早いタイミングでSEXした後の、相手との良好な関係の築き方(身体目的と責められない、セフレとしての関係構築方法)について、ご指導たまわりたく、メールをいたしました。先日、初めて飲みに行ったランチちゃん(28歳、飲食店勤務、既婚、子持ち)とその日にベッドインして、私も藤沢所長と、心の中でハイタッチをしておりました。しかしながら、私の喜びもつかのま、そのあとすぐに、「ケイゴさんは私のことどう思っているの?」「そもそも、私のことよく知らないよね。それで私のことを好きとは、どういうこと?」「どうせ身体目的なんだから、私のこと知らなくてもいいんだよね」 

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  • 週刊金融日記 第61号 恋愛工学で考える内閣支持率、アベノミクス3本目の矢は飛ばず、京橋のグランメゾン、いつものやり方を貫き通せ、他

    2013-06-09 23:59  
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    // 週刊金融日記// 2013年6月10日 第61号// 恋愛工学で考える内閣支持率// アベノミクス3本目の矢は飛ばず// 京橋のグランメゾン// いつものやり方を貫き通せ// 他 こんにちは。藤沢数希です。 今週はアベノミクスの3本目の矢である成長戦略が発表されたのですが、これがちょっとずっこける内容で、株価は暴落してしまいました。それにしても最近は、株式市場も為替市場も値動きが激しいですね。いつになったらこの乱気流を抜けるんでしょうか。 それでは、今週号もスキマ時間などに読んでもらえれば、と思います。1.恋愛工学で考える内閣支持率 内閣支持率というのは、恋愛工学で考えるとじつによく理解できます。そこで今回は高い支持率が続いた小泉純一郎元首相、支持率が低迷し続けた鳩山由紀夫元首相や菅直人元首相の民主党政権、そして安倍晋三首相の支持率の推移などから、人の心を惹きつけるものとは何か、について考えてみたいと思います。 まずは支持率が低迷し続けた民主党政権です。彼らはなぜ国民の支持を得られなかったのでしょうか? 民意を汲み取らなかったからでしょうか? ちがいます。僕が思うに民主党政権ほど、民意に熱心に耳を傾け続けた政権はありません。マスコミで、小泉政権による市場原理主義で、なんでも官から民にしたから、日本は格差社会になった、と騒がれると、さっそく小泉政権のシンボルであった郵政民営化を止めて、再び国営化しました。テレビで派遣村が大きく報道され、派遣社員などの非正規労働者がかわいそうだ、という民意が盛り上がってきたら、さっそく有期雇用などを制限する法律を作りました。銀行が貸し渋りをするので、中小零細企業が資金繰りに行き詰まって倒産している、とテレビや新聞で報道されて、銀行はけしからん、という民意が盛り上がると、さっそく国が保証を付けて、銀行がつぶれそうな中小零細企業にお金を貸し続けることを強制しました。福島第一原発事故で、日本中が原発反対ムードになると、さっそく原発ゼロを打ち出して、全原発を停止させました。 

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  • 週刊金融日記 第60号 サルでもわかる量的緩和とリフレ論争(その2)、日経平均の暴落が止まらない、白金のカウンターのフレンチ、クラブ・ナンパでのある現象、他

    2013-06-02 23:59  
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    // 週刊金融日記// 2013年6月3日 第60号// サルでもわかる量的緩和とリフレ論争(その2)// 日経平均の暴落が止まらない// 白金のカウンターのフレンチ// クラブ・ナンパでのある現象// 他 こんにちは。藤沢数希です。 それにしても日経平均はずいぶんと暴落しましたね。アベノミクスはどうなってしまうのでしょうか? しかし、これに危機感を持った内閣が、びっくりするような成長戦略を発表してくれればいいんですけど。『株価と結婚した安倍内閣』http://agora-web.jp/archives/1537862.html それと、LINE株式会社でこのメルマガについてのインタビューを受けて来ました。講読している人にとっては特に目新しい内容ではないかもしれませんが、時間があったら読んで下さい。『恋愛市場ほど小手先のテクニックだけで上手くいくところはない!』http://blogos.com/article/63309/ また、今週も恋愛工学に関しては、人生相談コーナーで盛り沢山なので、最初はリフレ論争の続きからはじめたいと思います。1.サルでもわかる量的緩和とリフレ論争(その2) 今週は、先週の記事のアベノミクスに関して質問があったので、それに答える形で、お金の秘密に迫っていきたいと思います。さて、読者からの質問です。===============================藤沢様、毎週「週刊金融日記 」楽しみにしております。これからも、金融関連の特集についても大変期待しております。第59号の「量的緩和とリフレ論争」は大変有益でした。しかしながら、金融についてド素人な質問で大変恐縮ですが、下記についてさらに解説をお願いできませんでしょうか。1.「成長率<金利の世界だと(中略)経営者や投資家が、銀行からお金を借りなくなるので、世の中に金が回らず、モノとサービスの総量と金の総量のバランスから言って、物価が下がり気味になります」上記の場合、どうして物価が下がり気味になるのでしょうか。素人考えでは成長率が低い→モノとサービスの総量が減る→物価が高くなると考えてしまいます。2.「民間銀行が持っていたもともと金利がほぼゼロの国債を、金利がゼロの現金に置き換えるだけで、何も実質的な変化がないことになります」日銀が買い取った国債は、最終的にはどうなるのでしょうか。「実質的な変化がない」とのことですが最終的に満期に現金化されるのであれば、日銀が現金を刷って、国債を買い取る行為は、市場に流通する貨幣の量が増えるのと同じことに思えます。匿名希望サラリーマン=============================== ハッハッハッ。 君は、不思議なお金の秘密にぐっと迫ってきましたね。いい質問ですよ。たったの2回分のメルマガで、ほとんどの経済学部の大学生を超えましたね。なんて、コスパのいいメルマガなんでしょうか。本当に価格設定を間違えたと思っている今日このごろです。 

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