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映画の絶妙に張られた伏線10選
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映画の絶妙に張られた伏線10選

2015-09-03 21:30
    映画の絶妙な伏線10選


    映画の中には、巧妙に伏線が隠されている作品があります。序盤に何気なく登場したシーンや台詞が、後々になって「なるほど!」となるものもあれば、初見ではなかなか気づかないものもあるものです。


    【大きな画像や動画はこちら】

    そこで今回はWatchMojo.comがまとめた、優れた伏線の張られた映画をご紹介。気づくと、物語をより深く楽しむ事ができるはずです。

    各映画のネタバレを含んでいるので、未見の方はご注意ください。



    ■グレイスの死/『アバター』

    映画の伏線1_avator

    「死んでもサンプルを入手するわ」


    序盤のグレイス博士の台詞が、物語終盤の彼女の「サンプルを取るべきだわ」という台詞、そして彼女の最後へとつながります。


    ■赤い火/『ジャングル・ブック』

    映画の伏線2_junglebook

    人間だけが扱える火


    人間に憧れる猿の王キング・ルイは、モーグリから火のつくり方を学ぼうとします。これは成功しませんが、物語終盤、虎のシア・カーンとの対決で、モーグリは火を使うのです。


    ■ヴァーバル・キントの話/『ユージュアル・サスペクツ』

    映画の伏線3_usualsuspects

    ヴァーバル・キントの尋問から始まる物語ですが......


    アカデミー脚本賞を受賞した、大どんでん返しのクライムサスペンス。ほぼ全編が伏線と言っても過言ではなく、結末を知った上でもう一度見ると、ちりばめられた仕掛けを発見できる名作です。


    ■エドのプラン/『ショーン・オブ・ザ・デッド』

    映画の伏線4_SoD

    イギリス発のゆるゆるゾンビ・コメディ


    ゾンビが大量発生しても、行きつけのバー「ウィンチェスター」で一杯やるのが脱出計画だと言うエド。序盤の日常が伏線となり、後半の非日常がおもしろ恐ろしく展開します。


    ■荒野の用心棒/『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』

    映画の伏線5_BTTF3

    2と3にまたがる伏線


    2で変化した現代でビフが美女をはべらせながら見ている、クリント・イーストウッドの『荒野の用心棒』のワンシーンが、開拓時代が舞台の3での決闘シーンの伏線となっています。


    ■ヒーローとして死ぬか....../『ダークナイト』

    映画の伏線6_darkknight

    ツーフェイスとなるバービー・デントの言葉


    バットマンに詳しい方であれば、ハービー・デントが登場した時点で彼がツーフェイスとなる事は予想できますが、彼がまだ正義感あふれる検事だった時にブルースへ語る「ヒーローとして死ぬか、生き延びて悪に染まるか」という台詞は、まさに映画後半のハービー・デント自身を象徴しています。


    ■「X」が表すもの/『ディパーテッド』

    映画の伏線7_departed

    登場人物がバンバン死にまくる名作


    予備知識なしで見ると「えっ! こいつも死ぬの?」とびっくりするサスペンス映画ですが、実は死ぬ予定の登場人物は「X」と共に登場しています。窓、梁、天井の模様、床の柄など、さまざまな場所にXがあり、それは死を予期しているのです。


    ■グラント博士のラプトルの話/『ジュラシック・パーク』

    映画の伏線8_jurassicpark

    恐ろしいラプトルの話が後半に......


    序盤にとある説明があり、後半にその驚異と直面することになります。映画ではよくある手法ですが、『ジェラシック・パーク』ではラプトルの賢さや狩りの上手さを、すんなりと理解させてくれるのが絶妙です。


    ■洞窟でルークの見た幻覚/『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』

    映画の伏線9_starwars

    スカイウォーカーの宿命


    エピソード1~3がすでに登場している現在では、「ダース・ベイダー」=「アナキン・スカイウォーカー」というのはごく当たり前ですが、エピソード5での洞窟での幻影は、エピソード6でのダース・ベイダーの正体の伏線になっています。


    ■パワーローダー/『エイリアン2』

    映画の伏線10_aliens

    「彼女から離れろ、このビッチ!」


    序盤、荷物運搬用強化外骨格として登場するパワーローダー。何気ないシーンに思わせておいて、終盤のクイーンとの対決に登場します。シガニー・ウィーバー演じるリプリーの台詞も印象的で、何度見ても鳥肌が立つ名シーンです。


    選外(Honorable mentions)として、以下の作品の伏線も紹介されています。

    ロキのにやにや笑い/『アベンジャーズ』
    「動物は得意なの」/『危険な情事』
    オープニングシーン/『ファイナル・デスティネーション』
    剥製術/『サイコ』


    皆さんが一番驚いた、感心した映画の伏線はなんでしょうか?


    Top 10 Uses of Foreshadowing in Movies[YouTube]

    イズミのブオ

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2015/09/foreshadowing-in-movies.html
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