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フレデイ タンさん のコメント

全く孫崎先生が仰る通りです。

しかし、米国の支配層とそれに平伏する日本の支配層は歴史的事実を無視するか、都合が悪い歴史を都合よく修正するか、して、世界を征服することに余念がないのです。あの悪名高いヒラリーの旦那のビル・クリントンはレーガンとゴルバチョフの合意を無かったと強弁してコソボ侵略を断行しました。そのことは彼らの狼藉振りと欺瞞性をくまなく明らかに証明しているのです。米国の国際政治は殆ど全て悪ガキの狼藉振りと欺瞞性で説明可能です。彼らは勿論それをカモフラージュし「国際政治の現実」ということばで粉飾します。日本の支配層は反省もなくそれに倣ってもっと大きく出て居ます。つまり、「日本による中国侵略は無かった」と断言して憚らない連中が支配層の中核に鎮座しているではありませんか。

そういう「現実」の状況ですから、米国の支配層の異常心理に変更が加えられない限り、日本の支配層の異常心理の根がそこにあるわけですから、しかも、米国という最高権威に平伏するのを良しとする蛮風の日本人ですから、東アジアの周辺諸国との国境確定はなかなかうまくいかないと私は悲観的です。

さわさりながら、上記の異常心理に気づいていそうなトランプの出現で若干晴れ間が出て来そうな感じはありますが。
No.2
90ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
   日本の外交全保障にとって、北方領土問題は極めて重要な問題である。  今回のプーチン大統領の訪日は絶好の機会だ。  私達は歴史を見極めて考えていきたい。  日本は、サンフランシスコ講和条約で独立した。国際社会に入った。その 時、どういう条件で入っていったか。  千島列島を放棄することを約束した。  そして重要なことは、サンフランシスコ講和会議で、吉田首相は「国後択 捉」を南千島と位置づける演説をしている。  サンフランシスコ条約以前様々な経緯、歴史がある。それを総括して日本 政府は千島を放棄したのである。  今一つの根拠は歯舞色丹である。  第二次大戦を終える時、日本はポツダム宣言で、「日本の主権は本州、北 海道、九州、四国及びわれわれの決定する周辺小諸島に限定するものとする」 とし、「連合軍最高司令部訓令第677号では、日本の範囲から除かれ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。