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younghopeさん のコメント

物事を決めていく場合、そのプロセスが大切であり、そのプロセスをきちんと議事録など記録に残し、責任が明確化されれば、物事に問題があった場合に、その原因を明確化できる。残念ながら、プロセスを廃棄したり、記録に残さなかったりするから、問題が発生しても、その原因を追究できない。原因を追究し、責任者を出すようなシステムになっていないことである。

みんなで渡れば怖くない。では何のために、職制を作っているのか。みんなで渡れば、年を取れば、ポストが自然に上がっていくという互助方式を皆が認めているからなのでしょう。お役所の大改革を行わないと,正常な組織が機能しないが、右から左まで、ポストが重要である限り、民主的なシステムに代わることはなく、日本的なみんなで渡り、みんなの地位が上がるシステムに胡坐をかく風土を否定することはない。小池知事のように、問題点をえぐっていくと、次から次へと問題が拡散し、解決からほど遠くなる。政治的決断をすべきであるが、決断すれば、責任をかぶる人が出て、ひと悶着が起きる。支持率に影響する悩ましい状況に置かれているといえます。
No.1
86ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
   比較的体制擁護の報道を行っている産経新聞が、「小池知事の移転判断難しく」表題の記事を書いている。 A: 事実関係1:18日付産経新聞「「再調査でも環境基準超有害物質、19日公表へ 小池知事の移転判断難しく」 豊洲市場(東京都江東区)で都が実施した地下水モニタリングの再調査で、環境基準を上回る有害物質が検出されたことが17日、都関係者への取材で分かった。19日に開く「専門家会議」で報告する。小池百合子知事は築地市場(中央区)を豊洲に移転する可否について「再調査の結果を待ち、総合的に判断する」としており、難しい判断を迫られそうだ。  地下水モニタリング調査は都が土壌汚染対策の効果を確認するため、2014年から実施。今年1月に公表した9回目の結果で、201カ所のうち72カ所から有害物質が検出されるなど数値が急に上昇し、専門家会議と都は大幅に基準値を超えた場所を中心に29カ所で再
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。