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りゃんさん のコメント

やっと会計検査の結果が出ました。私はこの問題ではまず売却価格が妥当だったのかどうかの精査が必要だと言っていました。

出てみれば、会計検査院の検査結果は、「国が売却契約時に推計の理由としたデータは根拠が不十分」というもので、さらに独自に別の計算を示したというだけのものであり、そこから孫崎さんのいうように「財務省が不当な値引きを行った」と結論づけるのには飛躍があり、さらに「財務省が不当な値引きを行ったのは安倍夫妻の関与があったからだ」とするのにはさらに飛躍があります。まあ、ここの人たちの目はくもっているので、それがわからないのは仕方がありませんが、なんにせよ、この飛躍を野党がいかに国会審議で埋めることができるか、それが問われているのだと思います。

そういう意味で、野党こそ正念場でしょうね。今国会でなにか決定的なことを出せず、なのにさらにこれを引きずるようだと、野党はさらに国民の支持を失うだけでしょう。
No.5
78ヶ月前
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A -1 ; 事実関係1:「地中のごみ量、最大7割減 森友問題、値引き根拠揺らぐ」(朝日) 「森友学園」への国有地の売却経緯を調べた会計検査院は22日、調査内容を国会に報告した。地中のごみの量について、国が売却契約時に推計の理由としたデータは根拠が不十分としたうえで、独自に試算した結果、最大で約7割減ることなどを指摘した。ごみの量は8億2千万円の値引きの根拠となっており、売却価格の妥当性があらためて揺らぐことになった。 。検査院は、契約に至るまでの資料の一部が廃棄されるなどで、価格決定の詳しい経緯が確認できなかったとも指摘した。国の財産処分が適切に行われたかどうかが検証できない状態で、「適正」と繰り返してきた政府の姿勢が厳しく問われることになる。 問題の国有地は、2016年6月に学園側に売却された。鑑定価格は9億5600万円だったが、学園側が地中深くにごみがあると申告したことから
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。