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りゃんさん のコメント

ところでわたしは以前、「歴史認識」とは何か - 対立の構図を超えて 中公新書  を読んだことがあります。
大沼保昭に江川紹子がインタビューしている本です。大沼保昭は、わたしは講義を聞いたことがありますが、そうでなくても彼を知らない人は、慰安婦問題に関心ある人には、いないでしょう。

で、いろんなことが書いてありましたが、今でも強く印象に残っているのは、厳しい人生を生きてきたもと慰安婦に、ほんとうにきめ細かく接して、韓国政府が本来やるべき老人問題の領域にまで達するお世話をしてきた人々が日本にいるということですね。

わたしは、もと慰安婦たちのなかには、かなり嘘つきもいれば、米軍相手の売春がメインだったような人たちもいると思ってますが、そことは別に、日本軍あいてに売春し、その後も厳しい人生を生きてきたとされる人たちに、日本は実践レベルできちんと接してきたのは間違いないとおもっています。そういうことをした国は世界中に日本しかないし、日本のいいところだとおもいます。

韓国国内でも、日本国内でも、慰安婦問題は完全に政治の道具になり、ここにもそういう視点以外あまりないような人たちが見受けられますし、もと慰安婦たちの中にもそういう人たちがいますが、たとえば今回の日本の拠出金にしたって、大半の慰安婦は受け取っているのですね。
No.9
76ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A -1 ; 事実関係1 韓国「名誉回復へ日本の努力期待」 慰安婦合意、新方針、 韓国の康京和(カンギョンファ)外相が9日発表した2015年の日韓慰安婦合意に関する新方針(要旨)は次の通り。 (昨年12月27日、外相直属チームが合意の検証結果を発表して以降)外交省や女性家族省を中心に、被害者や関係団体の声に耳を傾ける一方、隣国である日本との関係を正常に発展させていく方法を真剣に検討してきた。その過程で何より、被害者の尊厳と名誉を回復しなければならないと肝に銘じた。また、両国関係を超えて、普遍的な人権問題である慰安婦問題が人類の歴史の教訓であり、女性の人権を拡大する運動の国際的な道しるべとして位置づけられるべきだとの点も重視した。あわせて北東アジアの平和と繁栄に向け、両国の正常な外交関係を回復しなければならないことも念頭に置いて、政府の立場を慎重に検討した。  一、韓国政府は慰
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。