• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

この報道は私には不可解なんです。

体制側のサウジ皇太サイドが親露に転向しているトルコでカショーギを拉致し在トルコ領事館に連れ込み拷問、殺害、バラバラにするなんてするでしょうか?スターリンと決別したトロッキーは中南米で暗殺されたが下手人や背景は分からない。これが普通でしょう。ましてや、カショーギは一介のジャーナリスト。いくらでも他の方法で安直に目的は達成されましょう。

サウジは奴隷制を布いていて女性の人権が殆ど無視されている国家です。選挙すれば、米国を憎むシーア派の権力になると観られている。米国はそうなると中東への足場を失うだけでなく米国のドル体制(ペトロドラーによる支持あっての体制)も崩壊するのでサウジへの安全保障の提供は必須。トランプがどういう政策を持って居るか分からないが、米国がサウジの王制を維持するのを変えることは出来ない。武器輸出も削減は不可能。であっても、時代錯誤のサウジの日々の内部崩壊は止められないのだが。

本報道はカショーギの行方不明を巡ってロシア/トルコ/イラン/シリアのユニオンと米/イスラエル/サウジのユニオンとの鍔迫り合いの過程であらぬ情報の出しあいがあり、その一つがトルコ情報部が推測するバラバラであると私は観ています。奴隷制のサウジにぴったりじゃないですか。

こういう私は、誤解を避ける為に言っておきますが、サウジの民主化を願うものです。
No.1
67ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
サウジアラビア反体制ジャーナリスト・ジャマル・カショギ氏( 1958 年生まれ)が10月2日、トルコにあるサウジ領事館に入った後行方不明。トルコ政府当局者は6日、「初動捜査では、彼は館内で殺害された。殺害は計画的で遺体は(切断されて)敷地外に運び出された」と述べた。 ジャマル・カショギ氏は三大紙でリベラル的傾向を持つ Al Watan, の元編集長。保守派の反対をうけ、2017年秋サウジを脱出。以降、米国ワシントン・ポストにコラム記事を寄稿。サウジ体制、特にサウジ皇太子サルマンを批判。 WP は米国情報筋は、別件であるが「サウジ皇太子サルマンがカショギ氏をサウジにおびき寄せ拘束命令を入手と報道( Saudi crown prince ordered operation to lure, detain Post contributor ) 更に WP は「トルコは米国側にテープ、ビデオがカショ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。