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oldjapさん のコメント

第二次大戦後、日本の経済が拡大して、一時的に世界第二位のGDPを記録することが出来たのは、もちろん、政府と国民の努力によるものだが、周囲の状況と米国の寛大さによるものだった。同じことが中国でおきており、米国にとって脅威の存在となっているが、今の中国は米国が後押ししてできたものである。皮肉だが。
No.1
67ヶ月前
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 明治時代は明治時代だけに意義があるのではない。  明治の在り様は、その後の時代にも影響を与えていく。その視点を示しているのが夏目漱石だ。  著書『三四郎』( 1908 年作) 主人公、小川三四郎が熊本の高等学校(第五高等学校)を卒業し、大学(東京帝国大学)に入学するために上京する時、車中での出来事を書いています。 ********************************* 「髭の男は「いくら日露戦争に勝って、一等国になっでも駄目ですね。・・・・・」 (三四郎は)「しかしこれからは日本も段々と発展するでしょう」と弁解した。するとかの男はすましたもので、「亡びるね」といった。。。  熊本でこんなことを口に出せばすぐ擲ぐられる。わるくすると国賊扱いにされる」  夏目漱石は『それから』(1909年著)で、日露戦争後の日本を実に見事に描写しています。  
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。