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フレデイ タンさん のコメント

>>2
続き
「御神輿経営」というのは戦後高度成長していたオーナー無き日本の株式会社経営について英米人から尋ねられて、名前は忘れたが慶応大学の経営学博士が名付けた日本の会社経営へのレッテルです。戦前の財閥会社はオーナーが居て絶対権力を振るい社員は平身低頭していた。

でも、政治権力の世界はジョセフ・ニューマンやアーネスト・サトーが観ているようにずっと天皇は担がれた存在なんです。「お神輿政治」とでも言えましょう。ところが、驚くことに、更に超越的な状況が生まれているのです。安倍政権になってそれまでの状況が超越されて、天皇陛下に代わって日本の政治の基本が星条旗になっているのです。ぴんと来ない方は、是非、若い学者で聡明な白井聰氏が分かりやすく書いているとっておきの本、「国体論、菊と星条旗」を読んで下さいな。
No.3
67ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
ジョセフ・ニューマンは一九一二年生まれ一九三七年に来日。英字紙の記者。一九四一年ゾルゲ・グループの情報を得て、ドイツのソ連侵攻を事前に報道する。帰国後一九四二年『グッドバイ・ジャパン』を出版。伊藤三郎著『グッドバイ・ジャパン』(朝日新聞社、一九九三年)に再録。その引用 ・(明治)憲法(一八八九年公布)に公布によれば「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」である。理論的には、これは天皇に絶対の権力を与えているが、不思議なことに天皇はこれを行使することをこれまでほとんど許されていない。  日本人は世界最長で途切れたことのない君主をよく自慢するが、その天皇がまずほとんど統治したことがないことは言いたがらない。一八六七年の革命(明治維新)で、独裁体制の徳川幕府が倒されたが、この昔からの根強い慣行は変わらなかった。変わったのは、軍事独裁者の一群が別の一群になっただけで、それまでの独裁者達
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。