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NakaBBさん のコメント

人間、人から行動を強制されることほど嫌なことはないですよね。やんわりした圧力ならもっと嫌らしい。でも翻って自分も大切な人であればあるほど、価値を共有して欲しいという欲求はあります。それはわがまま以外の何ものでもないけれど、しばらくはそれを許して欲しいと思ってしまうこともあります。でもそういうわがままとはある程度折り合いを付けていかなければいけないと思います。これからはより大きな公益のことを考え、少しずつ世界を広げていかなければ、結局自分自身が腐ってしまう気がしています。

リベラルっていう言葉の意味を思います。僕の好きな本に「自由の牢獄」というタイトルがあるけれど、自由というのは自分が好きに振る舞っていいということでは全くなく、その行き着く果ては牢獄です。今の資本主義みたいなものですね。自由という言葉の中には当然自己規制の概念が入っていて、それはより大きな公益のために自我を抑えるということに他ならない。そこにさわやかな風が吹くのであれば、人間は内在性でそれができる生物です。自分も含めてそう信じたい。でも意味のない規制には従えない。偏見に基づく価値観には逆らいます。それはわがままとは思わない。

No.2
126ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
歴史作家としての保阪正康氏の評価は高い。 この彼が現在の安倍政権に対し警鐘を鳴らしている。 私も朝日カルチャーセンターで保坂氏とまさに秘密保護法をめぐり対談を行ってきた。その時保坂氏が述べていたことが、週刊朝日への論評になっている。、必読の論評である。 下記に転載する。〈週刊朝日; 12 月 20 日〉 ****************************** この法律は、平時から戦時へと移行する法体系の一部なんです。憲法改正、集団的自衛権の行使容認、日本版 NSC の創設。これらが構成する法体系です。 今までの日本は、もし戦争が起こったら、という枠組みがない、平時の法体系でした。安倍首相は、この法体系そのものを見直しているのです。 日本の戦争は、 1945 年に終わりました。原爆や無差別爆撃で多くの非戦闘員が戦死しました。しかし戦後は、軍事で復讐しない、問題を戦争で解決しないと選択したんですよ
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。