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NakaBBさん のコメント

うまく言えませんが、外交というのはどこまでいっても駆け引きで、それをそういうものだとして受け入れるしかありません。国家間の外交では無理でも、違う形の信頼関係ってないのだろうかとは思います。こういうのは言葉では構築されないので、結局時間をかけて壁を乗り越えていくしか手はないと思います。それができるかどうかわかりませんね。とても難しいことだと思います。
少し前のクローズアップ現代で、富裕層が自治体を作る話をしていて、人間ってとことんまで個人主義を貫けば、ああいう世界になるのだろうと思います。そこに住む人たちは富裕層だけの世界をまるで天国のように言っていたけれど、本当にそうなんだろうかと思いました。確かに二極化する世界で、どちらかを選べといわれれば、切り捨てられる方を選ぶ人間はいないでしょう。でも搾取する側の世界に住みたいかといえば、僕は全くそんな気にはなりませんでした。なによりそこに住む人間と友達になろうと思えないし、ベースに流れるものを共有できると思えませんでした。何かが欠落している世界、そんな気がしました。そういう世界をアメリカは作っているし、日本もそういう風になろうとしている。世界全体が共同体意識を切り捨ててそんな風になろうとしている。まず人間がそこにアダプトできるように変わっていることに何より衝撃を受けました。この世界は我々が選んだのです。
 とにかく日本はあんな風になってはいけない。それだけは強く思います。またバラバラになりたいとは思わない。でもそれを超えるものが僕らにあるのかもよくわからない、そんな心境です。でも粘り強くいくつもりです。
No.4
122ヶ月前
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24日朝日新聞一面は、「尖閣に安保適用明記へ きょう首脳会談、日米共同文書に」と大々的に報じている。  この問題について気づきの点を記載する。 1:尖閣諸島に関しては、1971年から米国は①尖閣の管轄権は日本にあり、したがって安保条約の対象になる、②領有権については日中のいずれの立場も取らないー中立―と述べてきている。 2:問題は「尖閣に安保適用」と尖閣で日中で軍事衝突になった時に米軍がでることとど同じではない。 ①    法律的側面 日米安保条約第 5 条は「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従つて共通の危険に対処するように行動することを宣言する」としている。  第 5 条で述べているのは「自国の憲法上の規定に従つて行動する」と言っている。では米国憲法の規定とは何を意味
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。