• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

孫崎先生のご指摘の通りです。

更に次に私の思いを付け加えさせて下さい。
日本がTPPに入ると日本の国富が私物化されるということです。国民の公的財産という概念がなくなってしまうのです。友愛、厚生、人道、博愛、そんなものはゴミ箱に捨てられます。代わりに、全ての資産という資産が金目で評価され資本により所有されその回転率、利益率で再評価され、ある限度以下のものは切り捨てられゴミ箱に捨てられる。その結果、ほぼ3割の人間が日本国憲法が保証する健康で文化的な生活を放棄させられる。あのカール・マルクスが発見した労働予備軍つまり奴隷に相当する或いはそれ以下の劣悪な生活条件を強いられる階級を新たに創り上げようとするわけですから、正気の沙汰とは言えません。米国との条約を日本国憲法の上位に置くという日本憲法学会の主流の倒錯憲法論の闇にTPPで新たに日本を落とし込もうとしている訳ですから為政者は一体何者か?とても日本人とは思えない。

とにかく、日本のインテリゲンチャにはそういうオピニオンをまず地方の新聞、地方のメデイアで掲載、発表する努力を行い、民衆を引き連れ、大都会のメデイアを包囲するいう動きを取ることが期待されるのです。そしてそれがウネリとなることを民衆の一員として切に望む訳です。

私はそういう期待を込めて来る5月3日、大江健三郎のみなとみらい集会に参加したい。
No.3
110ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
米国や、政府は、 TPP によって、国民皆保険はなくなることはないという。制度は残る。しかし、高額医療や高額薬価を対象とせざるを得なくなり、財政破たんで、対象が極端に減少する。  その時、どうなるか。  国民は2つに分かれる。一つはアフラックなどの民間医療保険に入る。今一つは医療を受けられない条項に甘んずる。米国では昨年3分の1の人が医療費で治療を思いとどまった。  この問題に関する西尾正道著『正直ながんのはなし』より。 TPP 参加による日本の医療の変化  現行医療制度   国民皆保険制度、現物給付、フリーアクセス   TPP 参加による変化  ・国民皆健康保険の消滅  ・混合診療の解除→公的医療保険の給付範囲の縮小  ・自由診療の拡大  ・高まる民間保険会社への参入  ・高騰する薬価(現在は中医協が薬価を決定)  ・知的財産権侵害名目による裁判多発  2013年3月の『 TIME 』誌に掲載された「
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。