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oldjapさん のコメント

後藤は(他の漁師が出漁しないような)危険を承知で荒海に出かけた漁師である。政府の声明は(海上保安庁により)最善の努力をかけて、その無鉄砲な、自分勝手な漁師の命を救うように努力すると言っているに過ぎない。

また米国の報道官の発言は一般的な米国の対テロ方針を述べたものであり、日本だけを意識したものではない。その発言を日本だけに対する命令のようなものと読みとるのは、読む者の勝手だが、その読み手自身、独立心のない、何かにすがることを考えている者であることを示している。

国に国民の一人一人の命をどんなことがあっても守るなんていう能力があるはずが無い。「最善の努力」とは字句どうり、許された外部条件の下で得られる代替案の中の「最善」に過ぎない。
No.3
110ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 後藤氏人質事件では、安倍首相は「あらゆる努力を」と発言した。(1月25日、読売新聞は「安倍首相は26日午前の閣僚懇談会で、「後藤(健二)さんを一日も早く救出できるよう全力で努力してほしい」と指示した。」と報道した。  だから多くの国民は、安倍首相は救出の努力をしたものと思っている。  しかし、実態は違う。  その違いを明確に述べたのは、安倍政権の閣僚たちである。  1月23日麻生財務相は、「テロリストの要求をのめば、それはテロリストの要求に屈するのと同じ」「予備費から身代金出す可能性に”今テロに屈する予定がないから、手続きまで考えていない」と発言した。 財務大臣である 麻生氏は「金を出す準備をしていない」と述べたのである。まあ麻生氏であるからいいかげんなことを言うと多くの国民は真剣に取り上げなかった。  しかし、官房長官はもっと、厳しい発言をした。  2月2日ロイター「
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。