たった3秒黙るだけで会話中の印象がアップするなら、試してみない手はないはず! 実はコレ、アナウンサー業界では広く知られたことなんです。

たった3秒で相手の心を掴む方法

ポイントは、会話の「間」を恐れないこと。やり方は簡単で、話が変わるときや、ここはぜひ伝えたいという事柄を話す前に、心の中で「1、2、3」と数えるだけです。

「そんなに長く......!」と感じるかもしれませんが、話し相手にとっては、意外に気にならないもの。逆に、なにを話すのかなと心構えができて、しっかり聞いてもらうことができます。わずか3秒、されど3秒です。

話したいことがあるときに限って、相手にうまく伝えられないジレンマを感じたことがある人は、少し早口になっている可能性があります。早く伝えたいと焦る気持ちが、そうさせるのです。そうすると、相手に「せっかちな人だな」「早口でよくわからない」といった印象を与えてしまうことになります。また、相手が複数だとこの状態はさらに顕著に表れることがあるので、意識して注意すると良いと思います。

「お・も・て・な・し」が見本です!

一番聞いて欲しいことは、意識してゆっくり話すとさらに印象に残ります。顕著な例が、昨年流行語大賞にも選ばれた、滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」です。これはかなり印象的でした。ここまでするのは少し極端ですが、意識の中でゆっくり話すことを心がけましょう。一語一語大切に置くというイメージで話すのがポイントです。

「また話したい」と思わせる

「間」を大切に、ゆっくり話すことで落ち着いた印象を与えられます。話しやすい女性というイメージになれば、相手が最初から聞く態勢になってくれますし、また話したいなと思ってもらえるはず。

さらに、自分自身に余裕が生まれ、大人女性のゆとりの雰囲気を醸し出せるかも。最初のうちは、ゆっくり話すという意識が必要ですが、慣れてくると、自然とその話し方が身に付くようになりますよ。

(フリーアナウンサー・林ゆり)

RSS情報:http://www.mylohas.net/2014/01/034916imagechange.html