億近読者の皆様こんにちは。
小学生の親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。
今週はある自治体のご依頼により、小学校高学年のお子様向けに株式投資のセミナーを行いました。
セミナーの内容は株式投資に特化したものにしました。
小学生向けのセミナーというと、「お金の成り立ちとは」とか、「お金と経済の仕組み」のようないかにも教養と言う感じのものが多いと思います。
個人的にそれでは退屈するだろう、と思ったので大人の方に話すのと同じ位のレベルの株式投資セミナーを行ってみました。
株式投信の仕組みはある意味ゲーム的なところもあるので、大人よりも子供の方が理解が早いことは予想していました。実際その通りでした。
私が驚いたのは子供たちの視野の広さです。
ワークの中でどんな株式を買ってみたいか、と言う問いを出したところ、環境問題やテクノロジーに関連した業界がポンポン出てくるので驚きました。
中には食料問題などに触れる子もいて、日本の未来は有望かもしれないと思った次第です。
私が小学生の時は、社会問題については全く関心がありませんでした。
今の小学生は学んでいます。
新型コロナのワクチンの普及は日本は遅れてましたがようやくキャッチアップしてきました。投資教育についてもどんどんキャッチアップしていかなければいけません。
小学5年生になれば十分に株式投資は理解できる、投資教育は小学校高学年からスタートして問題ないと確信しました。
(遠藤)
[遠藤 功二氏 プロフィール]
日本FP協会認定CFP
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
MBA(経営学修士)
大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の
教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
子育て世代のための金融教育サービスFP君
web:https://fpkun.com
メッセージ:koji.endo@fpkun.com
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