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2月26日 議員への陳情「レッツダンス署名推進委員会」
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2月26日 議員への陳情「レッツダンス署名推進委員会」

2013-02-26 16:13

    2/20  おおくま議員への陳情「Let's DANCE(レッツダンス署名推進委員会)」


    「ダンスが法律で規制されているってご存知ですか?」
    (レッツダンス署名推進委員会HPより)

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     ここ数年、京都、大阪、福岡、東京などの各都市で風営法違反で摘発されるクラブ(DJの流す音楽に合わせ、客がダンスを楽しむ店)が相次いでいる。これを受けて、ダンス規制法・風営法改正を求めるLet's DANCE署名が全国的に広がりを見せている。音楽家 坂本龍一氏もこの問題について「クラブはサブカルチャーのハブ(中継点)。音楽、ダンス、アート、文学、ITなど多くの分野がつながっている。クラブ文化を取り締まるのは時代錯誤。日本文化破壊といっても過言ではない」と強く批判している。


     そもそも風営法では、「客にダンスをさせ、飲食物を提供する店」は公安委員会の営業許可が必要。許可をとっても営業時間は24時または25時までになる。(深夜営業の許可をとるとダンスという行為ができなくなる)かき入れ時の深夜帯に営業ができないためほとんどの店は無許可であったが、悪質な例を除き当局の黙認状態は長年続いていた。
     大阪府警保安課は近年の取締り強化の理由について、「客同士のけんかや騒音による近隣からの苦情」や「渋谷のライブハウスでの放火未遂事件を受けて、人が多く集まる場所では大量殺人の危険がある」と述べている。また、「近年の数々の芸能人薬物問題を受けて、実態とはかけ離れたクラブのマイナスイメージが社会を一人歩きしていることが規制強化の原因ではないか」との声もある。





    関西での摘発事例・ダンス規制法について思うこと
    (レッツダンス署名推進委員会)


    ー関西での摘発事例ー

    「このお話をするとみなさん本当に驚かれるんですけれども、1件関西で刑事事件になっているんですよ。多くの場合は摘発されると略式裁判といって検察庁で罰金を払っておしまいなんですけど、この場合略式ではなく正式裁判をやっているんですね。

    その事例は、警察が取り締まりに入った時間が21時40分ごろ。当然24時より前です。かかっていた音楽はブリティッシュ・ロック。ビートルズとかですよ。それで20人くらい居たお客さんのうち3人くらいが肩を揺らしてたんですね。これを「踊らせた」として警察は、店長・経営者・アルバイトまで逮捕しています。逮捕をすると当然「前歴」がついてしまうわけです。いったい何を守ろうとして市民を前科者にしているのか?というところは本当に訴えていきたいところですね」

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    「そこの店に何か問題があったのかというと何も無いです。だいぶ前に騒音問題は確かにあったみたいですが、それは改善するように防音したり遅い時間は営業しないようにしていたにも関わらず突然やってきた。
    …というのは以前アメリカ村で起こった店の問題(実際その店は騒音問題で近隣の住民苦情があった)の摘発から、ローラー作戦のようにダーッとやってきたんです。例えば車の駐車違反を取り締まるときに、取り締まられた人は「なんで俺の車だけやるんだ。他のもやらないのか」と言うでしょう。そういう形でずっと広がってきたと思うんですよね…。」

    「ただ、楽しい音楽をかけてお客さんを踊らせるとかそういう目的じゃなくても、最近は、普通のバーでもカフェでもDJブースを置いてますよね。それを見て警察は「肩揺らしてるじゃないか。やめさせなさい」という、あるいは、注意勧告をする。行き過ぎると摘発をします。」


    ーなぜ今まで立ち上がらなかったのか・ダンス規制法について思うことー

    「「踊らせる」という犯罪性の無いダンスでもって経営者が捕まえられると、彼らは今まで好きな音楽を育んできた場所と営業権を一瞬のうちに剥奪され、二度とできなくなる。生活もかかっているのに…。そんなことが、まだ民主国家の日本で許されていいのか?と思います。ただ、それに立ち向かおうとすると警察が弾圧的にやるので…僕らが写真を出さないでくれっていうのはそういうことですね。それだけ警察の権力ってものは強いんです。

    僕らが一番訴えたいことは、それぞれの問題(暴力団と関わっているのではないか?という疑い・騒音・未成年の飲酒)は個別の法律で規制出来るのに、「ダンス」という大きな網で捕まえるから、みんな不安がったり恐れているということです。」




     
    社交ダンスも、ビリヤードも業界の努力があって、風営法の規制が変わった。
    業界やユーザーが結束してクラブのマイナスイメージを払拭しつつ、冷静に議論していくべき問題であろう。


    ■レッツダンス署名推進委員会HP http://www.letsdance.jp/
    ↑署名用紙のダウンロードなども行っています。


    資料はこちら
    ○ダンス規制法の改正を求める取り組みへの請願書署名へのご理解ご支援のお願い
     関連新聞記事・レッツダンス署名への呼びかけ賛同人一覧
     bit.ly/VH8Hhk

    ○KEEP THE SMILE&MUSIC(店舗向け)署名用紙
     風俗営業法による営業規制の内容
     bit.ly/YquIQD
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