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ラーマガ限定「NAKED」#025
鯛塩そば 灯花『浅利のかけそば』
実食インプレッション

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 ラーマガと人気ラーメン店によるコラボレーション企画「NAKED」。毎月1軒の人気ラーメン店がラーマガ限定ラーメンの「かけラーメン」を創作します。ラーメンの根幹ともいえる「麺」と「スープ」だけで食べさせる、作り手の技術と食べ手の味覚に挑むような究極の限定ラーメン。

 第25作目となる10月は、今年4月曙橋にオープンしたばかりの新店『鯛塩そば 灯花』が早くも登場。店主の川瀬裕也さんが生み出した一杯は、アサリの旨味が広がる魚介系のNAKED。徐々に味わいが変化していく、繊細かつ深みのあるNAKEDが出来上がりました。


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 宇和島産の鯛を使った「鯛塩そば」という商品はもちろんのこと、店の佇まいから設え、スタッフの出で立ちに至るまで「和」を感じさせる「灯花」の2号店。そんな「鯛塩そば灯花」が生み出したNAKEDは、当然和の世界観があふれる一杯に仕上がっている。

 全粒粉を配合した麺の美味しさは言うまでもないが、特筆すべきはスープである。丸鶏のベースに重ねられているのはサバやウルメ、昆布、椎茸などの和出汁。そこに大量のアサリのむき身を投入して、アサリの旨味を抽出する。白醤油の旨味と玄界灘の天然塩のまろやかな塩味がスープと調和し、岩海苔の風味がスープに新たな旨味を加える。

 麺とスープだけで構築されていることを忘れさせる立体的な一杯。舌の上でいつまでもたなびいている旨味の余韻が心地よい。

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 「塩つけ麺」を看板に人気を集める「灯花」が、今年は「鯛塩そば」のネクストブランドを立ち上げて話題を集めている。今回のNAKEDでは、その「鯛塩そば 灯花」に提供いただいた。

 スープは魚介系の味をじんわりと感じさせる中に、浅利の出汁がふんだんに使われている。それでいて貝の臭みはなくて、口に含めば、ふわっとした甘さを感じる。貝の和風出汁が好きな人にはたまらないはず。

 全粒粉を加えた細麺がしっかりと茹でられ、あっさりしたスープをしっかりと引き上げてくれるので飽きが来ない。なので、薬味にネギでなく岩海苔を使った所にもセンスを感じる。スープの味が切れるのではなく、別の磯の香りを口の中に残すことで、スープにちょっとした変化を楽しめる。

 刺身を乗せた鯛茶漬けだと鯛と浅利がぶつかりそうだが、鯛めしとは間違いなくマッチしそう。今後も様々なスープを手掛けてくれそうな、2号店の最初のトライアルをしっかりチェックしてほしい。


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【NAKED #025】
 鯛塩そば 灯花(東京都新宿区舟町12-13/都営地下鉄線「曙橋」駅より徒歩3分・東京メトロ線「四谷三丁目」駅より徒歩5分)

 「浅利のかけそば」700円
   販売期間:10月5日(月)〜31日(土)
   限定杯数:昼10食/夜10食
   ※杯数限定販売になります。売り切れの場合はご容赦下さい。
   ※「鯛塩そば灯花」のみの販売になります。「塩つけ麺灯花」での販売はありません。
   ※ラーマガ有料会員ではなくても注文が可能です。