The VOCALOID Times CROSSOVER 特別号 歌コレ2023春
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CROSSOVER 特別号 歌コレ2023春 2023年05月20日発行 発行者 ドロイド
こんにちは。ドロイドです。まずは、だいぶ遠い記憶になってしまったかもしれませんが、歌コレお疲れ様でした。３回目となるイベント、皆様いかがだったでしょうか。今回は歌コレ2023春を終え、本当にたくさんの作品が投稿されました。その投稿された作品の中から、厳選してご紹介する特別号となります。
是非気になる歌い手さんがいれば、是非マイリスト登録＆いいねをお願いします。ブロマガの感想等は、ブロマガへ直接コメントして頂くか、#ボカロタイムズで呟いて頂けると、幸いです。
ここからは、この歌い手さんは凄いぞ。是非ご紹介をしたいという思いのある皆さんを厳選してピックアップしてご紹介させて頂きます。ボカロ・NNI楽曲をタイムズの派生ということもあるので、原曲もしっかりと掲載をさせて頂きます。なお、今回非常に多くの投稿をご紹介する関係上、原曲に関しましては、原曲のみとさせていただきます。予めご了承下さい。
※爽やかで力強い歌声に初めて聞いた際にびっくりしました。聞いていてすごく心地よい歌い方に酔いしれました
※かっこいい。この一言ですべてが語られていい。本当にかっこいい。
※最高のエンターテイナーを目指して活動する見習いピエロVSingerの箱乃なかみさん。普段は楽しく競馬などの配信をしている箱乃さんだが、今回は普段の雰囲気とのギャップを狙って、大人っぽい曲を選曲。だが、歌詞を理解しそれを歌い方に落とし込むという、歌い方を考える本質は、曲の雰囲気が変わっても、変わらなかったという。
実際に聴いてみると、はじめは可愛さとカッコよさの両方を感じさせる歌声で、サビに向けてカッコよくなり、透き通るような高音が印象的だった。いいね！を押してみると、お礼メッセージとして今年の収支が発表され、思わず笑ってしまった。最後までエンタメを忘れない姿勢が素晴らしい。
※今回歌コレへの参加は初めてとなった天使の高細工さとりさん。本人によると、低音の部の歌唱と音に合わせ切り替わる動画づくりに苦労したが、サビ前のBメロは上手く歌えたそうだ。セリフで花の名前をつぶやく部分では、左右に音を振っており、少し幼さを感じるカワイイ声が耳を癒してくれる。ご本人の言う通り、Bメロからサビにかけての歌声は特に素晴らしく、決して可愛さだけでないかっこいい部分も魅せてくれる。
音に合わせて切り替わっていく背景は、高細工さんのイラストと合わせて、どこを切り取っても壁紙にしたくなる魅力があり、苦労された分クオリティの高いMVに仕上がっている。
※ミドリノハサミさんにとって、「シザーハンズ」という曲は、曲名に""はさみ（シザー）""があることから、前々からちゃんと歌いたかった曲の一つであった。今回、Nem部門の課題曲となったことで、Nemさんに聴いてもらえる機会となり、満を持して歌うことにした。と、ご自身の配信で語っている。
MVに使われているMMDモデルはミドリノハサミさん自身で作られたオリジナルモデルで、この曲の元ネタ映画の主人公エドワードを少し意識した衣装となっている。フリに合わせて乱れる髪の毛が最高にカッコいい。歌声は大人っぽく、裏声との切り替えも綺麗に歌いこなしていて、聴いていて気持ちがいい。ラストのサビでリズムが崩れ、感情があふれるように歌うところも聴きどころ。
※カッコいいロングトーンとコーラスからはじまる、もちたおるさんのヒバナ歌ってみたは、最初からクライマックス!!
""ギャップ高低差世界一""というタイトル通り、普段の配信で見せるカワイイ声からは想像できないようなカッコ良さで駆け抜けるように歌い切っている。動画に向けて声を作っているわけではなく、小学生のころから「歌うと声が変わる」と言われていた。と、本人は語っている。
今回がもちたおるさんにとって、初めての歌コレとなったが、ルーキー部門5位・総合15位という華々しい歌コレデビューを飾った。「星街すいせいさんとコラボできるくらい、めちゃくちゃ有名になりたい」と語っていたが、その野望に一歩近づいたことだろう。
※「あなたの記憶から消えた歌う女の子」というコンセプトで、音楽活動をしているバーチャルシンガーのRe:ELLA Station（レエラ ステーション）さん。今回はボカコレで聞いてカッコいいと思った鬱Pさんの「ガ」をカバー。普段はチル目な曲が多いそうだが、メタルや激しい曲も好きだそうで、このクールな曲を選曲。聴きどころは、中盤で少しカワイイ可愛い声を出したと思ったら、またカッコいい歌声に戻るところや終盤の吐息交じりのセクシーな声とデスボイス。
聞けば聞くほど揺すぶられ、脳が震えたような感覚を覚える、一度ハマったらその中毒性にハードリピートしてしまう。めちゃくちゃかっこいいMVはVRChatで撮影し、ご自身の手によって製作されており、今年はVRChatでのライブ活動をしていくそう。気になった方は、Re:ELLA StationさんのTwitterを是非チェックしてほしい。
※惑星ちるさん、タカハシ（高橋たかし）さん、86さんの3人によるめろくる作曲『Magic』のカバー動画。 以前にも惑星さんとタカハシさんはデュエット動画を投稿したことがあり、今回も再び歌うことなったが、曲を決めていくうちに3人で歌う『Magic』という曲をやりたくなって、歌が上手なお友達の86さんに声をかけたという。それぞれ一度歌って合わせてみたが、それを聴いてみたら3人とも歌い直したくなり、その歌い直した音源から、今回のカバー動画は出来上がっている。
歌い直したことで、より息の合ったトリオとなったことだろう。動画のイラストは高橋たかしさんが担当。原曲の衣装を元に、3人の個性を組み合わせてデザインされている。動画の編集もおしゃれで、カッコ可愛い歌声にぴったりとハマっている。
※幽霊東京の間奏にOverdoseを混ぜたマッシュアップの歌ってみた動画。陰山さんによると、幽霊東京の冒頭とOverdoseのサビで音とリズムが一致するところがあるらしく、そこからこのマッシュアップが生まれたらしい。なお、動画の終盤では「神っぽいな」のフレーズも混ざっている。陰山さんは絶対音感の持ち主で、他にもマッシュアップ作品や様々な楽曲のアレンジ動画を投稿している。
※「今どきの地下アイドル現場っぽい曲」という、この曲は、地下アイドルの曲を専門に作られている作曲家 綺羅空心斎さんが作られたデモ曲で、「今どきの地下アイドル現場っぽい曲」というタイトルも、本来はタイトルとして付けられたわけではなかった。MVはバーチャルキャストで総勢14名の協力者から作られており、歌コレではコールが加えられて、よりライブ感のある仕上がりとなった。
※AIボイスチェンジャーによって、栗田まろんと†聖騎士紅桜†の声となった鬼魔人さんの歌ってみた動画。
MIXもAIによって作られており、技術力に全振りされた歌ってみた動画となっている。
かがくのちからってすげー！
※セリフを意識した歌い方も、コロコロ変わっていくイラストも表情豊かで、最高にカワイイ！イラストは、芽々子さん自身により作られており、差分は表情だけでなんと11枚もあるという。中盤の低音部でギャップをみせたり、サビ前で早口になる部分も可愛く歌いこなすところからも、歌唱力の高さを垣間見せる。これはやばすぎる。
※19才というのに驚きと歌い方がすごく好きっです！！（語彙力崩壊）
※この楽曲の歌ってみたで最高にエモくかっこいい歌声にすげーという第一印象でした。色んな人に聞いてほしいです。
如何だったでしょうか。タイムズとしては、原曲と合わせて、歌ってみた投稿をしている、投稿者の皆さんの動画をみてもらいたいという想いから、原曲の詳細も合わせて、しっかりと記載をさせて頂いています。もし、原曲も聞いたことがない曲があった際は、そちらもチェックして頂き、歌い手さんへの応援、今後投稿される動画等チェックして見て下さい。
今回の特別号。いかがでしょうか。少し、いつものボリュームをはるかに超える皆様の作品をご紹介させていただきました。もっと紹介したい想いはかなりあるのですが、申し訳ございません。紹介数にも限界がどうしてもある関係上、どうか、ご理解いただけると幸いです。歌ってみた関連でいうと、Timesとしましては、毎月発行のCROSSOVERでのご紹介他、別途投稿祭という形で何か投稿する機会を通じて、ご紹介する場を作れるように今後も企画準備、実施ができればと思っています。
様々な企画を計画をしていますが、まずは歌ってみたでいうと、１０月に殿堂入り歌唱投稿祭を開催致します。また、別途１２月には計画中ではありますが、２人以上のユニット・グループの皆様の歌ってみた作品を投稿する投稿祭を別途計画中です。確定までは少々お時間をいただきますが、計画していますので、どうかアナウンスまではお待ちいただけると幸いです。
それでは、次回発行号でお逢いしましょう(｀･ω･´)ゞ
エディター＆執筆者 ドロイド
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- 2024/05/13The VOCALOID Times #177
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