閉じる
閉じる
×
そこには、肩で息をする久瀬くんがいた。
――どうして?
キーホルダーが、復活したから?
そんなわけない、と思った。
あのキーホルダーにかかった魔法は、全部ウソで。
別にセンセイのプレゼントとか、不思議な力とか、そういうのじゃなくって。
ただ、久瀬くんが勝手に言っていただけで。
「どうしているの?」
と私は尋ねる。
「昔、約束しただろ?」
と久瀬くんは答える。
「そんな約束、もう覚えてないよ」
「ほんとに?」
彼は、ベンチの上のキーホルダーを拾い上げる。
「ほら。でも、すげぇ魔法のアイテムがここにある」
私は首を振る。
「ただのキーホルダーだよ」
「そんなわけないだろ」
彼は平然と笑う。
「このキーホルダーでお前が足を止めたから、オレは追いつけた」
間違いなく魔法だ、と彼は言った。
?杠葉奏音§うすしおっ? @solt324c
叫んだ時間:3分
アディルカ/アザレア @adluka34
やっぱ久瀬主人公ですわ
えのっきー @enoki82
( ;∀;)まほう!
ゲコ@SOL @tuno17169264
ヨシ!そんでビンタかましたれ!!
※Twitter上の、文章中に「3D小説」を含むツイートを転載させていただいております。
お気に召さない場合は「転載元のアカウント」から「3D小説『bell』運営アカウント( @superoresama )」にコメントをくださいましたら幸いです。早急に対処いたします。
なお、ツイート文からは、読みやすさを考慮してハッシュタグ「#3D小説」と「ツイートしてからどれくらいの時間がたったか」の表記を削除させていただいております。