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記事 4件
  • 「アケカスさん」act.1とact.2のあいだ

    2019-11-20 17:53  
     向井地美音総監督時代のAKB48が「日常に寄り添う」という、ある種のビルドゥングスロマン的な世界観から離れた価値観を目指すなら、ヲタクの作法も変わってくるんじゃないか、なんて考えるわけです。
     
     この番組のタイトルを決める際にどうしても入れたかったフレーズが「アケカス」でした。
     出演者の1人の縣氏が常用しているフレーズである事もありつつ、一番の理由はこの番組が有識者()による批評や評論とは遠い位置にあることを端的に示す良いフレーズだと思ったからです。
     だって有識者()はガスの元栓を長時間チェックしている話はしないでしょう。
     批評や評論では、辛いラーメンをひたすら食べるかどうかにはなかなかリーチしないでしょう。
     でもヲタクの“日常”なんてそんなものだと思うんですよ。
     
     私たちは、ただ感覚と幻想についてだけ語るべきである。まちがっても、理念について語ってはいけない。理念は、私た
  • なぜ永野恵をMVPに選んだのか〜DMMアーカイブ実況(チームK『RESET』公演)

    2019-11-19 16:01  
    10月に放送した『5夜連続・DMMアーカイブ実況』が好評だったので、単発番組として定期的に行うことにしました。その第一回を、チームKの『RESET』公演で、昨夜放送しました。
    実況番組の定期化には、好評だったからという理由だけでなく、劇場公演は、いまこそきちんと押さえておかなければならないAKB48の「原点」である、というコンセプトもあります。その思いを強くしてくれたのは、『歌唱力No. 1決定戦』の門脇実優菜のパフォーマンスであり、博多座で観た『レビュー48』でした。(その辺の詳しい話は11/11の『週刊48NEX』でお話ししたので割愛します)
    歌唱力だけをピックアップしたイベント(番組)に、ことさら異論を唱えるつもりはありません。ただ、あくまでもイシューのひとつであることをしっかりと認識しておかないと、AKB本来の独自性を見失ってしまいかねない…という提言は、再起動の時期にある今、何度
  • 読者からのご指摘について

    2019-11-08 14:00  
    前回のブロマガ記事(「王様は裸だ!」〜門脇実優菜が謹製イベントに投下した覚醒のテーゼ〜)を読まれた方から、「遠回しに陰謀論を支持している」というご指摘をいただきました。
    「そう読めてしまうのか?」と思って何度も読み返してみたのですが、すみませんが、そうは思えませんでした。そもそも僕の中で『歌唱力No. 1決定戦』に何かしらの陰謀があったとは思ってもいないですし、テレビ視聴で見る限り、矢作萌夏の優勝に疑問など一切持っていません。むしろぶっち切りだったとすら思っています。
    ・・・という感じで、本稿を書き上げてアップしようとした矢先に、『プロデュース48』の票操作疑惑について、「上位20人の順位はあらかじめ決まっていた」との供述があったという新たな報道が出ました。それによって本稿の後半部分を書き換えましたことを、お断りしておきます。
    ・・・本題に戻ります。
    前述の読者の方は、「上から目線だ」とも
  • 「王様は裸だ!」〜門脇実優菜が謹製イベントに投下した覚醒のテーゼ〜

    2019-11-06 17:09  
    11月5日放送の『こうずクオリティー覚醒☆ニコ生版』では、『歌唱力No. 1決定戦』についてのぼくの唯一の論点として、「選ぶ権利を完全に奪われたオタク」という視点を提示させていただきました。
    ぼくは秋元康氏の「エンターテイメントはオーディエンスが完成させる」という考えに賛成ですし、AKB48はまさにそれを徹底させることで、比類なきコンテンツに成長していったと認識しています。しかし、それを象徴する選抜総選挙が中止となり、それとオーバーラップするように『歌唱力No. 1決定戦』が短期間に連発されました。それは評価対照が「推しメン」から「歌唱力」に限定されただけでなく、ランキング決定のプロセスにおいてファンが介入する回路が完全に絶たれた、大きな変化でもありました。
    ぼくは、テレビ制作者を中心にウェルメイドに演出された今回の番組を《謹製イベント》と名付け、それ対してオタクが〈受容的な観客〉となった