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tadashi tadashiさん のコメント

敢えて性格悪く受け入れるとしたら、日本人は息を止めろと言われたら「やっているふりだけはやり続けますよ」だと思う。
「前向きに善処すべく全力で対処します」ってやつでゼブラーマンの頃から世の中なんにも変わってないってことなんかな、と。
小説を楽しみにしています。
No.1
43ヶ月前
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田玲司のヤングサンデー 第338号 2021/4/19 聖なる不謹慎 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【これが日本人なら・・】 少し前の話。 アメリカの「とある物理学者の講義」をテレビで観ていたら、少々引っかかる冗談を言っていた。 アメリカの大学で一般の人達を集めて行われた講義での話だ。 彼は講義を聞きに来た人達に向かって「息を止めて下さい」と言った。指示に従う人も従わない人もいる。 しばらくして、みんなが息を止めることをズルズルと止めて笑い出した。 物理学者も笑いながら「これが日本人ならずっと息を止めてます」と言ったのだ。 ・・・・・は? おい。物理学者! ちなみにこの物理学者は毒舌が魅力の人で「ビッグバンセオリーのシェルドン」みたいなキャラで面白い。実は僕は彼のファンだ。 ズバズバと本音を言ってしまう所が人間らしくていいのだ。 でもさすがにこの「日本人なら」発言には引っかかる。 人間は何千年も前から様々な事を考えてきていて、今なら簡単に沢山の「考え方(思想)」を知る事ができる。 特に「多数派の思想」を選ぶ必要もないし、沢山並んだメニューの中から「今はこれが好き」というヤツを選んでもいいのだ。 今回の「インド哲学」も、ヤンサンファミリーのみんなに「考え方のメニュー」をもう1つご提供したいと思ったのでやってみたのだ。 気に入る所があれば「自分の考え」に加えればいいし、ピンとこなければおっくんみたいに「俺のとは違うなあ」と言ってればいいのだ。 メニューは自分で選ぶ。自分の人生は自分で決める。 そんなの普通にやってるぞ、物理学者。 そんなに日本人には「自分」がないのか? 先生に「息を止めろ」と言われたら死ぬまで止めるのか? おい、物理学者よ。 【誰がしてるの?】 かつて河合隼雄先生は「日本人は空洞である」という話をしていた。 アジアの果ての島国では常に様々な「考え方」が入ってくるので、その度にソフトを変えるように「自分の中身」を変えてきたというのだ。 戦前では「欧米は鬼」で戦後は「アメリカ最高」となる国民なのだ。 これに関してはいい部分もあるとはいえ、問題はその 「ソフトの選択」を誰がしているのか? という話だ。 今回のコロナ騒動では、こういう日本人の性質が鮮明に露呈されている。 多くの人達がどうしたらいいかわからず、近所の顔色を伺いながら「国からの指示」を待っている。 この様子を見ていると「あの物理学者」の言っていた事が笑えない。 このままだと僕らは本当に「息を止めなさい」と国とかに言われて、それに従ってしまうんじゃないだろうか・・ いやいや、さすがにそんなに馬鹿じゃないだろう・・・とも思う。 【不謹慎の神様】 お笑いのジャンルの中に「不謹慎もの」というのがある。  
山田玲司のブロマガ
ラブコメ漫画「Bバージン」で「モテるためにはどうしたらいいか?」を描き、対談漫画「絶望に効くクスリ」で400人近くの著名人と対談してきた漫画家山田玲司がその多彩な経験と圧倒的な知識を元に「テレビでは語られない角度」で恋愛、社会問題、漫画、映画、音楽、人生とは何か?など様々な問題を切っていきます。