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Re:ゆっくりで語る珍兵器 第5回【ドルニエDo335】
過去に紹介し、古くなった情報をアップデートする「Re:ゆっくりで語る珍兵器」。第5回はドルニエDo335についてアップデートしていく。とはいうものの、この戦闘機はメディアへの露出が増加し、それと共に日本語文献の数も多くなって来たため、この記事では以前の動画で触れた点についてのアップデートを主とし、全体の再紹介についてはまたの機会にするものとしたい。また武装等の仕様も最後に箇条書きでまとめる。さて、Do335が二次大戦中にドルニエ社で開発された双発戦闘爆撃機であり、エンジンが串型配置となっていることは以前も紹介した通りである。その形状からプファイル(Pfeil:矢)やアマイゼンベア(Ameisenbär:オオアリクイ)と呼ばれることもあるが、どうやら後者は本来2人乗りの練習機型を指すものらしい。これはおそらく機体形状をアリクイの子が親の背にしがみついた姿に見立てたもので、実際見比べてみると納得できる。Do335のアマイゼンベア(オオアリクイ)って通称、本来は2人乗りの練習機型を指すものらしい
― ストロー=クーゲルスタインちゃん (@straw2nd) March 30, 2024
言われてみれば親子のアリクイっぽくてなんか納得https://t.co/TnCD7F89fw pic.twitter.com/2LWcizHF81 -
Fantiaからのコンテンツ統合に関して
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Re:ゆっくりで語る珍兵器 第4回【コアリツィアSV(Koalitsiya-SV)】
あけましておめでとうございます。昨年は色々ありましたが、今年もよろしくお願いいたします。
過去に紹介し、古くなった情報をアップデートする「Re:ゆっくりで語る珍兵器」。
第4回はコアリツィアSV(Koalitsiya:連合/SV=Sukhoputniye Vojska:陸軍)と呼ばれる自走砲のうち、152mm連装砲を備えた試作型についてアップデートしていく。なお名称の表記は「コアリーツイヤ」の方が近いらしい。この自走砲は旧式化しつつあった2S19「ムスタS(Msta-S)」152mm自走榴弾砲を代替する目的で開発されたもので、1990年代半ばから計画がスタートした。1989年運用開始のムスタSは採用当時こそ西側の自走砲と遜色ない性能であったものの、西側で90年代初頭に策定された新たな自走砲の性能基準とは大きなギャップが存在していた。これを解消すべく2S33「ムスタSM」の名で改良計
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