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アクセスジャーナル <メルマガ版>
政・官・財、マスコミ、闇社会と、あらゆる巨悪を追及!
2018年6月11日号:VOL.7
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1.300万円の支払い命令――高裁にも糾弾されていた、
「ユニバーサルエンターテインメント」の疑惑隠しのための
元社員犯罪者呼ばわりIR
2.今週の相場展望(6月4日~6月8日)&MY注目銘柄
3.<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(679)
あの宇野康秀社長が出資したブラック企業
4.「読売」社内から本紙に告発――「紙面批評」に見る、
「読売」のもはや報道機関とはいえない状況
5.田邊勝己弁護士恐喝事件――田邊氏証人尋問報告(2)
■訴訟支援のお願い
<報告>VS「国際医療福祉大学」+高木邦格理事長との民事訴訟の現状
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★1.300万円の支払い命令――高裁にも糾弾されていた、
「ユニバーサルエンターテインメント」の疑惑隠しのための
元社員犯罪者呼ばわりIR
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自社に都合の悪い情報はIRしないことがよくある故、気づくのが遅れ報告
が遅くなったが、東京高裁は今年4月12日、パチスロ大手「ユニバーサルエン
ターテインメント」(6425。JQ。東京都江東区。富士本淳社長)に対し、一審
判決同様、元社員N氏に対し300万円を支払えとの判決を下していたことが
わかった。
元社員N氏が提訴したのは13年3月のこと。
岡田和生代表取締役会長(当時)も関わるとされる、フィリピンの企業への
計4000万ドルの不正送金疑惑が世を騒がせていた。
当時、同地で開業を目指していたカジノホテル建設(すでに完成しオープ
ン)で便宜を図ってもらうための資金がそこから出ているのではないかと見ら
れ、本紙はいち早く報じていた。これに「ロイター」、「朝日」が続いた。
本紙は提訴され、上告審まで争ったが破れた。
しかしながら、4000万ドルの不明瞭な送金があったのは、その件で後に
第三者委員会が設置されたように事実だった。また、「ロイター」、「朝日」
も提訴されたが、「ロイター」は完全勝訴している。
とはいえ、それは後の話であり、ユニーバーサルは疑惑を沈静化させるべく、
送金に関与していた前出・N元社員らを民事提訴(後に刑事でも。本紙も)。
なかでもN元社員に関しては、同社IRにおいて実名を上げ、そのN元社員が
ロイター、朝日の主たる情報源と断じた。
しかも、N元社員は、当時、係争していたウィン・リゾーツ社から利益供与
を受けて、同社に不利益な根拠に乏しい偏頗記事を書かせたとして、警視庁捜
査2課に資料を渡した旨IRし、今後、事件化する犯罪者のように匂わせ、結
果、追加報道を牽制したのだった。
しかしながら、後に、そこまでしながらユニバーサルは提訴を自ら放棄。む
ろん、刑事事件にN元社員が問われることもなかった。
だが、こうした理不尽は仕打ちを受けたことから、N元社員はいち早く3億
円の一部3000万円の損害賠償を求め提訴。
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