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アクセスジャーナルNO.72(2019年9月2日)国際協力銀行総裁を取り巻く黒い人脈
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アクセスジャーナルNO.72(2019年9月2日)国際協力銀行総裁を取り巻く黒い人脈

2019-09-02 07:00
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                    2019年9月2日号:VOL.72

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     1.やはり怪しい「21LADY」前経営陣関係で登場していたあの人

     2.今週の相場展望(8月26日~8月30日)&MY注目銘柄

     3.<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(740)
        あのマイルストーン登場で、「ジェクシード」株に注目

     4.「ソニー」の信用を悪用か――「ジャスミー」の仮想通貨詐欺疑惑

     5.国際協力銀行・前田匡史総裁を取り巻く黒い人脈

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    ★1.やはり怪しい「21LADY」前経営陣関係で登場していたあの人
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     本紙では昨年、3度に渡り、「21LADY」(3346。セントレックス。東京
    都千代田区)の株式を20%近く取得し、実質、経営権を奪取した「サイアムラ
    イジングインベストメント1号合同会社」(東京都千代田区)なるファンド会
    社のことを取り上げている。

     このファンドと深い関係にある「サイアム・パートナーズ」(当時は東京都
    新宿区。現在、港区に移転)に関係する人物は以前、別の上場企業(後に上場
    廃止)の代表をしていたが、元山口組幹部などと共に金融商品取引法違反(偽
    計)に問われ有罪判決を受けた過去などがあるからだ。

     ただし、今年3月、サイアムライジングインベストメント1号合同会社は保
    有していた21LADY株をすべて売却。6月には同ファンド会社の代表でもあ
    る米道利成氏は21LADYの代表を退任している。

     だが、本紙が怪しいと睨んでいた「あの人」が、ここに来て、さらに別件で
    明らかに怪しいと思わざるを得ない動きをしていたことがわかったので報じる。

     21LADY株を買い占めていたのは「サイアムライジングインベストメント
    1号合同会社」だが、こちらはその“1号”のところが“2号”に変わっただ
    けのファンド会社を利用している。それもそのはず。このファンドを運営する
    のは同じく、「サイアム・パートナーズ」なのだ。

     入手したスキーム図には「A社」が登場するが、これは、「切手買取スキー
    ムについての資料」と題するペーパーの1枚で、別の1枚にはこのA社は設立
    13年以上で、18年度売上高は約92億円などと書かれておりDM発行会社の「s
    tyle」(東京都板橋区)であることは明らか。

     ところが、このstyle、今年6月、実質、倒産に。負債総額は約47億円
    だった。

     その一方で、このstyleが投資家の貸付を保証、運用にも深く関わるか
    ら大丈夫と、この投資案件につき「サイアム・パートナーズ」のFounderの肩
    書きの名刺を出して営業していたのがまさに「あの人」だったのだ。

     しかも、驚くなかれ、その名刺の名前、姓は本名の「佐藤」ながら名は違っ
    ていた。この間、変名したのか、それとも単に偽名を使っていたのか!?
     
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