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松川るい議員の自民党女性局長の辞任は、マスコミの「平等(対等欲求)」の操作による世論誘導の結果
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松川るい議員の自民党女性局長の辞任は、マスコミの「平等(対等欲求)」の操作による世論誘導の結果

2023-08-28 19:59

    自民党の松川るい参議院議員が、党女性局長を辞任するという。

    自民・松川るい氏、党女性局長を辞任意向 フランス研修の写真で批判https://t.co/0UGFcv2V08

    自民党の松川るい参院議員が党女性局長を辞任する意向を固め、党幹部に伝えました。

    ― 毎日新聞 (@mainichi) August 21, 2023


    その原因は、フランス研修に行って、エッフェル塔などを背景にした写真をSNSにアップしたため、

    「観光しているのか!国民が物価高騰で生活が苦しんでいる時に」

    と報道され、世論の反発を招いたためだとのこと。


    このフランス研修は、党費と自費である。税金は使用していない。

    それに対して批判する側は、党費には政党交付金が入っているし、

    議員報酬は税金だという。

    そのため、税金が関係しているのだ、と述べている。


    これは無茶苦茶な理論である。

    党費に政党交付金が入っているから税金だ、というなら、

    全ての政党活動は税金ということになってしまう。

    全ての政党活動に目くじらなど立てていないのはご存じの通り。

    政党は政治活動に自由に党費を使う権利がある。

    今回はフランス研修に使っただけだ。


    また議員報酬が税金だから駄目だ、というなら議員は海外旅行に行く自由すらないのか?

    これは全ての公務員も同じになる。

    税金によって給料が支払われても、それは給料なのだから、

    議員も公務員もその給料は自由に使う権利がある。


    このように、今回のフランス研修への反発は、論理的に無理難題を吹っかけているようなものである。

    それでもマスコミが煽ることによって、松川議員は党女性局長を辞任しなくてはいけなくなったようだ(中には議員辞職を求める声まである)。


    フランス視察の松川るい議員、古参関係者の「議員やめるしかない」LINEを「既読スルー」…地元で集まる「もう呆れはてた」憤慨の声(SmartFLASH)#Yahooニュースhttps://t.co/Dzns1JulrD

    こんなので議員辞職してたら、全ての議員が辞職に追い込まれる。

    ― 天野 統康 (@amanomotoyasu) August 28, 2023

    これは極些細な事を過大に取りあげ、個人攻撃、政党攻撃をする典型的な事例である。

    同じような事は、舛添前都知事への攻撃にも行われた。

    セコイといわれる程度のことしかしていないのに、連日マスコミの集中砲火を受け、

    辞任に追い込まれた。


    民主主義の操作の原理から見ると、この手法は、

    民主主義の自由、平等、友愛、真理の諸権利の

    「平等(対等欲求)」

    の操作の部分になる。


    私は拙著『フリーメイソン最上層部により隠されてきた民主主義の真の原理』

    のP473に以下のように書いた。

    【●人々の欲求を刺激して、人権宣言と民主主義の諸権利を操作する 

    平等を操作するには、権利の原動力である人々の「対等欲求」と幸福や善の欲求を刺激する。例えば被害者意識を刺激する報道をマスコミが行い、集団ヒステリーを起こさせ、個人攻撃を行うなど。​​​​​​】




    まさに上記の事が典型的に当てはまる事例である。

    これを操作される議会制民主主義の全体像の図で表すと、次の赤い円の部分になる。

    上記図は『フリーメイソン最上層部により隠されてきた民主主義の真の原理』のP232より転載


    上記図は『フリーメイソン最上層部により隠されてきた民主主義の真の原理』のP474から転載


    野党もこのような些細な事に反応し追求するのではなく、

    本質的な社会問題を議論するべきである。

    このようなことをマスコミの報道に乗じて追求をするのなら、

    いずれ同じような些細な事を追求され我が身に降りかかることになる。

    今回、松川るい議員がマスコミのターゲットにされたのは、この権力にとって松川議員が

    力を持つことに何らかの不都合なことがあるからなのだろう。


    民主主義の原理に基づいて諸権利を操作するマスコミ(それを管理しているフリーメイソン最上層部・ディープスート)の手法を議員も国民も警戒していかなければならない。


     

    (記事終了)


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