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マネーと政治経済の原理からニュースを読む
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本日の話題
・ニュース
銀行貸出残高11月は2.4%増 26ヶ月連続プラス
日本経済新聞 夕刊 12月9日3面
・ニュースの分析と家計への影響
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銀行貸出残高11月は2.4%増 26ヶ月連続プラス
日本経済新聞 夕刊 12月9日3面
(記事の要約)
日銀が9日に発表した11月の銀行貸出残高は
前年同月比2.4%増の407兆1897億円だった。
26ヶ月連続で前縁実績を上回った。
伸び率は2009年6月以来4年5ヶ月ぶりの大きさ。
電力や不動産会社向けの大口融資がけん引した。
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(ニュースの分析と家計への影響)
相変わらず新聞は小さな記事としてしか扱わないが、
民間銀行の貸出残高が26ヶ月連続で増加中である。
銀行が貸し出しを増やすと、市場の通貨量が増加する。
そうすると、消費や投資が増加し、経済には大きなプラスとなる。
お金を創造できる機関である日銀と民間銀行が共に信用創造を増加させているのだ。
特に中央銀行よりも遙かに多くの通貨を創造している民間銀行の貸出し増は
経済にはプラスになっていくだろう。
消費や投資が伸びれば、商品がよく売れるようになるので物価は上昇に転じる。
つまり、消費不況のデフレから、消費好調のインフレへ。
そうなれば当然、家計には大きな影響が出る。
デフレからインフレになる社会では、それまで良い対策だと思っていた
ものが、いつのまにやら悪い対策に変わってしまう。
逆もまたしかり。
その事を理解して、家計を考える時期に来ているようだ。
FP雑誌にもインフレに備える投資方法を考えようという記事が目に
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