ブロマガは月初に発行するんじゃなかったのか、はたまたシステムエラーか何かで送信されていない、もしくは自分だけが受信できていないのでは。そう思った皆さん、こんばんは。ブロマガです。月初にブロマガが出ていないのは、書いていないからです。誰もブロマガを書いていないのである!





 ……ということに気がつくまで15日を要しました。そうか、俺が自分で書かないと送られないのか!! じゃあ今までどうしていたんだという話なんですが、今までは「明日の俺が頑張るだろう」という気持ちでいたので、その「明日の俺」さんが頑張って書いていてくれたんですね。でも、その存在が僕の見ていた幻であるという事実に2018年9月15日、気が付きました。あれは「明日の俺」さんなどではなく、他でもない、自分自身だったのだと(マクラはこんなところでよろしいでしょうか)。

 6月くらいから映画『カメラを止めるな!』がどえらい話題になってまして、気になっていても映画館へ足を運ぶのに億劫になってしまう自分は「なんだかんだ言って今作も俺は観ないんだろうなぁー」と思っていました(あの映画、公開前夜にニコ生で有料放送していたんですね。あの放送を買って観たって人は勝ち組だね)。『この世界の片隅に』『レディ・プレイヤー・1』『万引き家族』全部観てないです。死ぬ前に見ればいいやと脳内にタイトルだけをスタックしています。ただ『カメラを止めるな!』の場合はネタバレが厳禁だと言うじゃないですか。そのうち『猿の惑星』的な「驚愕のオチは知っていて当然だよね」みたいな作品になってしまった場合、死ぬ前に見ても意味がありません。『猿の惑星』のチャールトン・ヘストンが、ヤスに服を脱がさせて自分が犯人だと白状させるエンディングはもうみんな知ってるんです。『猿の惑星』なんかよりもずっと最近の『シックス・センス』なんて、全く観てない僕が大ネタを知っているんだから。ましてや『シックス・センス』の時代には使われてなかったインターネットが今は発達していて、世間がネタバレを許容するまでに要するスピードは更に加速しているだろうと。『シックス・センス』を「セックス・センス」にしちゃうみたいな改題で作成されるパロディAV作品「ピストンを止めるな!」が出るのも時間の問題なのです。間違ってそっちを先に観て「あ、こういう作品だったの!?」とか気づくのなんて絶対イヤじゃないですか。もう限界だと思った僕は観に行きました。映画館へ仕事以外で行くのは数年ぶりです。