通称VAR。いわゆる「ビデオ・アシスタント・レフェリー」が現在、ロシアで開催中のコンフェデ杯でも活躍している。どこかの知事にたとえれば「審判を守り、科学(技術)を活かす」みたいなシステムか。個人的には導入に賛成。先日のカメルーン対チリの一戦でチリの得点がキャンセルされたが、VARの判別は「3センチのオフサイド」だったとか。3センチって……(笑)。生身の人間には無理筋のジャッジですね。現状ではゴールに関わるプレー(オフサイドなど)や一発レッド、PKの有無、選手誤認といった試合の行方を左右する4大ケースの「助言」にVARの値打ちがありそうだ。判定変更の理由が分かりにくいなど運用上の問題はあるが、誤審を見逃すよりはまだマシかと。