日本のゲーム産業を変えた任天堂、そしてその任天堂のビジネスのありかたを変え、道半ばであった岩田聡氏が急逝してから2年が経過する。



7月11日が岩田氏の命日となる。命日から数えて2年目が三回忌となる。おそらく、ゲーム系メディアなどでは特集などが組まれているのかもしれない。それとも、もう昔のことだからとして、そんな特集も無いのかもしれないが、個人的には触れておきたいと思う。

 

もちろん僕にとって、岩田さんは殿上人(てんじょうびと)であって、お会いしたことはない。雑誌や新聞、ネットでの記事や対談などは欠かさず読んできた。今から2年前のちょうどDeNAとの記者発表で「ゲームの再定義」という提案を行うすこし前に「インタビュー取材」のお申し込みを行ったことがある。