石破 茂 です。
 去る18日、長島忠美衆議院議員(新潟5区選出・元山古志村村長・元復興副大臣)が急逝されました。享年66、数日前の早朝に議員宿舎の食堂で言葉を交わしたばかりでした。あまりに早い突然のご逝去を悼み、心より御霊の安らかならんことをお祈り申し上げます。
 我々が野にあるとき発生した東日本大震災の際、自民党復興本部の中枢として、山古志村での震災に対応された時の経験を活かして素晴らしい働きをしてくださいました。復興特別委員会で質問に立たれた先生は、菅直人総理に「仮設住宅を建設する時の留意点は何か?」と問いかけ、通り一遍の答えしかしない総理に対して「これから暑くなるまでに仮設住宅のすべてが完成するわけではない。避難所の冷房も今から準備しなくては間に合わない。避難所周辺の生活道路に砂利を敷いては絶対に駄目だ。車椅子のお年寄りにあれほど辛いものはない」と具体的に諄々と説かれた時のお姿が印象