謹んで新春のご挨拶を申し上げます。まずは、この一年が皆さまにとりまして、健康に恵まれた佳き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

昨年10月の選挙では、皆さまのご支援のおかげで8期目の議席を得ることができました。小選挙区で当選を果たせなかったことは、ひとえに私の不徳の致すところであり、この結果を厳粛に受け止め、引き続き真摯に議員活動に邁進して参ります。公職選挙法の関係上、書面で選挙のお礼を申し上げることが出来ませんが、引き続き、しっかりと仕事をすることで皆さまとのお約束を一つ一つ実現して行きたいと思います。

昨年は、菅内閣の看板政策であるデジタル庁創設のための担当大臣として、この国の将来のためにデジタル改革を進めてまいりました。そして、その思いは岸田政権の看板政策「デジタル田園都市国家構想」へと繋がっているのです。1980年、郷土が生んだ大宰相、大平元総理は「田園都市国家の構想」の中で、都会では実現の難しい「心豊かな暮らし」、「持続可能な環境、社会、経済」を地方で実現すると提唱されました。これは、今で言う「SDGs」そのものであり、当時は情報格差があり実現する事が難しかった構想も、デジタル技術で多くの課題が克服できる時代になっているのです。この国の将来を考えると今が最後のチャンスであり、この強い思いを持って、引き続き改革に取り組んでまいります。

今回、「議員として働ける時間」という資源をいただいたことで、各地各所でお会いした皆さまから伺った切実なお声をしっかりと政策に反映させ、保守の思想に基づいた持続性のある政策を着実に実現することで政治を前に進めて参ります。引き続き、変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げ新年のご挨拶に代えさせていただきます。本年が、皆様一人ひとりにとって、実り多き、すばらしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。#平井卓也