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身内切りはどの程度有効な戦略なのか?
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身内切りはどの程度有効な戦略なのか?

2022-06-11 13:30
    始めに伝えておきます。
    今回のブログでは身内切りに対して否定的な記述が多く感じるかもしれませんが、身内切りという戦略を真っ向から否定する意志はありません。



    身内切りという「狼でありながら狼を吊りにいく戦略」が存在しますが、この身内切りという戦略がどの程度有効か考えたことがある人はいるでしょうか?

    身内切りをする人は
    ・狼を吊りにいったという功績を得て良い立ち位置を確保したい
    ・狼同士でラインを切って最低でもどっちかは生き残りたい
    などが狙いだと思います。

    もちろん良いポジションを確保することは大事です。
    でも村人を処刑しなければ勝てないゲームで仲間を失うことがどれだけ大きな損失か理解しないまま身内切りをしてしまっている人は多いのではないでしょうか?

    人狼に誘導しているので、悪いことはしていないという安心感を持ったまま終盤で村人に推理を間違ってもらいたいという逃げの発想でやってしまっている人が多いと思います。

    もちろん序盤に得た貯金で吊り余裕2を逃げ切れてしまう村もあるとは思います。
    ですが、身内切りをして狼が吊れるということはそれによって白くなる村人もいるということです。
    身内切りをして貯金を得たのに終盤で吊られてしまったという経験は多いと思います。

    忘れてはいけないのは
     狼は遅かれ早かれ、勝つために村人を処刑する必要があるということです。
     そして、そのために無実の村人に対して悪意の黒塗りをする必要があるということ。

    悪意という単語を使うと怖がってしまうかもしれませんが、村人のミス待ちで勝つのが意外と難しく、人狼はどこかで自身の手を汚さないと勝てないという認識が大事です。





    ここからは精神論と経験値の話になります。

    長期的な観点から身内切りには厄介な点があると思っています。
    それは
     身内切りをしたことでひとまず白要素が手に入るので4~5日目くらいまで吊られにくいこと。
     そして身内切りをして終盤まで残された狼は自分が上手く立ち回ったと勘違いしかねないことです。

    初日に処刑されることは情けないことでしょうか?
    もちろん何もせず「判断不能」「浮き位置」などで処刑されてしまうのは情けないでしょう。
    でも村人を処刑しようと仕掛けて返り討ちにあった人狼は、実力不足こそあれ決して情けなくはないと思います。

    3タテで負けるのは恥ずかしいことでしょうか?
    いずれ必ず自分に票を貸してくれる狼仲間を切り捨てて終盤までの安心と安全を買うよりも、危険を冒してでもいつ裏切るかわからない村人を処刑しておくことのほうが大事だと思いませんか?

    初日は村人の数が最も多いですが、同時に各個人の推理や投票先が定まっていないことが多いです。
    最も村人の票で村人を処刑しやすいタイミングで狼仲間を吊りにいくのはもったいないと思いませんか?





    身内切りの是非からは少し話が逸れますが、最後に僕が座右の銘にしている言葉があるので載せておきます。

    死なないことを意識して議論を握れないぐらいなら死んでも良いから議論を握る
    (抜粋:人狼本質論)

    これを意識するだけで人狼の時の立ち回りは力強くなるし、その立ち回りを続けていればたとえ短命でも1村あたりの経験値も大きいものになります。
    議論を握る力を手に入れれば村人を処刑し続けられるので、身内切りに逃げる必要もなくなります。

    メンタルで 負けるべからず 人狼よ
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