#220 2025年9月9日発行  発行者 ドロイド

【1】はじめに

 こんにちは、ドロイドです。今回はインタビュー企画を掲載いたします。

【2】Creater Interview
Creater Interview #273 さかな

まずはMIXなどマルチにご活躍頂いている「さかな」さんです。

なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、X上にて公開収録をアーカイブ公開中(1か月間)

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X:https://x.com/sakana_tohno


Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

さかなと申します。レコーディングやミックス、歌唱、作詞作曲をしています。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

学生の時に「忙しい人向けシリーズ」を見ている同級生がいて(その時見ていたのは「粉雪」でした)、面白くて自分でも検索して見るようになりました。

Q3: VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

友人達がボカロPを始めて、それらの曲をミックスし始めて出会いました。

Q4:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

zukioさん、eijunさん、白神真志朗さん

Q5:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

物と納品期日によりけりです…。

Q6:MIX実施するにあたってのこだわりがあれば教えて下さい。

こだわりではないのですが、Mixのオーダーで「もっとやっちゃってください!遊んでください!」というようなことを言われて、それを踏まえて提出したら「やりすぎです」と言われた時はなんだか嬉しいです。

Q7: MIX作業を行うに当たってこだわりの機材やソフト、プラグイン等はなにかありますか?

Kensingtonのトラックボールがないと作業ができません…。

Q8:普段二次創作の作品をチェックしていますか?

友人、知人の作品は拝見しています!

Q9:MIX師としての活動を行っていてよかったと思える瞬間って何かありますか?

色々とありますが、作曲、編曲をされた方に喜んでいただける時や、Mixの初稿が完成した時でしょうか。

Q10:ご自身の今後の展望などありますか?

もっと精度を上げて、より良い成果物を世に出せるよう邁進したいなと思っております!!あとは、もう少し自分の活動を増やしたいです!!!!

Q11: 普段作品を見てくださっている皆様やこれから作品を見る皆様へ一言お願い致します。

いつもありがとうございます!毎日お疲れ様です!みなさんが好きな音楽を聴いてハッピーに過ごしていたら良いなと思っています。その中に私の携わった音楽があれば幸いです!今後とも頑張ってまいりますのでよろしくお願いします!!

 
Creater Interview #274 saki

つづいては、イラストレーターの「saki」さんです。

なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、X上にて公開収録を行う予定となっております。

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X:https://x.com/xxxxxsaki


Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

イラストレーターのsakiと申します。普段は二次創作、一次創作中心にsnsでイラストをあげており、同人活動や配信もしています。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

気づいたらみてましたね(笑)pcをつけたらまずニコニコ、といった当たり前の存在。

Q3:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

初音ミクのツインテールを描きたいな、と言ったイラストから入りました。そしてニコニコ動画で曲を知って、それからミクさんを描くのがもっと楽しくなり、どんどん好きが溢れてきました。

Q4:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

クリエイターさん全てに憧れをもっています。ボカロpさん動画、アニメーターさんetc…。何かを一から生み出せる方々を尊敬しております。私も精進したいです。

Q5:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

早い時はリテイク少ない、またはリテイクなしだと一日で仕上げる時があります。締め切りが長いとついつい一ヶ月くらい寝かしておいてしまうこともありますが、基本的には早めにお渡ししています。良く早すぎてびっくりされます笑

Q6:作品制作にあたってのこだわりがあれば教えて下さい。

なるべくご依頼主のイメージに沿って描いてるようにはしてるんですけど、そこで自分らしさも忘れずに柔らかい感じの絵でお渡しできたらいいなと思っております。

Q7:絵を描くにあたって、こだわりの機材はなにかありますか?

基本的にアナログデジタルどちらも大好きなので、こだわりのものがないのですが…
色紙の素材にはこだわりがありますね。ここのじゃないとダメ、描きにくい、みたいな。
あと、コピックを愛用しているのですが、淡い色を選んで塗ってます!楽しいです。

Q8:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品をチェックしていますか?

時々チェックしています!おそらく全てチェックできているわけではないですが…。見つけたらsnsで拡散するようにはしています。

Q9:絵師としての活動を行っていてよかったと思える瞬間って何かありますか?

即売会等で「いつもみてます!」「応援してます!」と言われる時ですね。とっても嬉しいです。時々うるうるきちゃって泣きそうになったこともありました(笑)
直接でなくてもメッセージなどで言われた時は絵を描いててよかったなぁと思います。皆様にいつも感謝しております。

Q10: ご自身の今後の展望などありますか?

私自身、まだまだ未熟だと思っているので、できることはできる限りやらせていただきたいと思っております。もっとたくさんの人に見てもらいたい、即売会等に来て実際に手に取ってもらいたいのでまだまだ絵を描き続けます!

Q11:普段作品を見てくださっている皆様やこれから作品を見る皆様へ一言お願い致します。

いつも見てくださってありがとうございます...!皆様の反応やメッセージがとてもとても励みになっております。これからもかわいいゆるふわを描いて行けたら嬉しいです。よろしくお願い致します!

 
Creater Interview #275 nekomo

次は、イラストレーターの「nekomo」さんです。

※今回は音声公開版はございません。記事のみの公開となります。予めご了承下さい。

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X:https://x.com/yumenkmc


Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

nekomoです!ポップなイラストやゆめかわなイラストを描くのが好きです。
かたや、つぶつぶの絵(ドット絵のことです)がぬるぬると動いているのも大好きなのでそれもつくっています。
ご存じなみぐるさんや海茶さんなどのボカロMVで絵を描きつつ、そこから波及してVtuberさんや、M3あたりでご活動されてるシンガーさん・作曲者さんともご一緒させていただいています。
ずんだもん達のイラストで東北のイベントを盛り上げるお手伝いも度々させていただいており、お世話になっているキャラクターと一緒に地域復興に貢献できるところが楽しいです!

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

友達に誘われてネタ系や手描き創作系の動画をみたことが最初のきっかけだったと思います。もちろんニコニコ組曲とかも大好きでした!

Q3:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

友達の姉がアコースティックギターで自然の敵Pさんの「空想フォレスト」の弾き語りをしているのを聴いて、
それが心地よくて、楽曲のことを調べていたらボカロ曲とMVにどっぷりハマってしまい……という思い出が今に繋がっていそうですね。
カゲロウプロジェクト 通称カゲプロ、それからkemuさんの「人生リセットボタン」から始まるシリーズ作など、
物語性を感じさせる作品群が私にはクリティカルヒットでした。


Q4:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

クリエイターとしてのマインドセット的な側面だと、憧れは「読谷あかね」さんですね。
イラスト・漫画・アニメーション・映像・作詞作曲、気になったものは何にでも好きなだけ手を伸ばされている印象で、脳内ではこっそりと「創作意欲の化け物」「バイタリティオバケ」と呼んでいます。
さすがに、「テトの日のための作品を作れたけど、待ちきれずに公開しちゃった」と新曲を出した直後に、当日にも大作を出されたときは度肝を抜かれました。

また、世界観のプロデュースの才能でいうと、Vsingerの「桃寝ちのい」ちゃんも憧れです。彼女はシンガーさん/配信者さんって印象に隠れがちですけど、映像やイラストをご自分で作られてることも多く、作詞力も突出しているんです。
ボカロ曲でもちょいちょい、映像面や作詞面で協力なされている実績がありますね。依頼をした方は才能の発掘が上手だな〜と思います。

お二人がたに共通するのは超マルチクリエイターというところですね。とにかく、思うままになんでもやっちゃう人が大好きなんです。

作品でいうと、綿ナラシさんの「ていたいむず / 琴葉葵」「0産工場 / 足立レイ」をおすすめしたいです!
イラストやドット絵のアニメーションの物量がすごくて、ずっと見ていて楽しい作品です。これから絶対もっと大きくなる方だと思ってます。

Q5:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

だいたい1か月くらいは期間を設けて、無理のないペースで仕上げるようにしています。とにかくほどよくリラックスすることや体調がだいじ!という価値観です。フルMVだと少なくとも2か月前には動いていますね。

直近の、海茶さんの「幕を下ろそう、パレードへ」だけは……それらとは比較にならないほど途方のない期間をかけた魂の作品です!

Q6:作品制作にあたってのこだわりがあれば教えて下さい。

色づかい というところに気をつかっていて、毎回楽しく試行錯誤しています。キャラクターのイメージカラーに引っ張られすぎず、全体をピンク色や水色に心ばかり寄せてみる、とか。そういうところから、かわいいという雰囲気づくりができているかなーと思ってます。

お手伝いさせていただく作品の雰囲気に合わせて色を変えるということもよくありまして、なみぐるさんの「ずんだシリーズ」ではずんだもんの活発さを表現できるように、キュートよりもポップに寄せていたり、海茶さんの「幕パレ」では楽曲に負けないようにゴシックやシリアスの方に寄せていくなど、いつもの絵柄だと思っていただけるものながらも、テーマを設けてちょっと見せ方を変える試みをするのが毎回楽しいですね。

Q7:絵を描くにあたって、こだわりの機材はなにかありますか?

機材というよりも、デジタルな素材の話にはなってしまいますが、イラストで使うペンには自作のブラシ……通称「ねこもペン」をよく使っています。

よく見てみると、絵本のような鉛筆のようなタッチになっていて、他にはない雰囲気を出せているんじゃないかと思います。そのブラシほしい!と他のクリエイターさんに言われることもあるのですが、企業秘密にしてお渡しもしていません笑

Q8:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品をチェックしていますか?

見かける機会があればまじまじと楽しませていただいています!同じクリエイターとして、そういった二次創作をしてみたいという気持ちにシンパシーを感じますし、ありがたくも思っています。

楽曲のファンアートは、私が見てみたかった、この楽曲の世界観の広がり というのを感じられて楽しいです。
MVの二次創作では、ドット絵アニメーションをなんとかトレースして、ほかのキャラクターに置き換えて制作なされているのなんかも見かけるので、みんなすごいな~と思ったり、そうそうドット絵ってこういうトレースから上手になっていくんだよ、と未来の才能の芽吹きに期待を膨らませたりしてます。

Q9:絵師としての活動を行っていてよかったと思える瞬間って何かありますか?

これは間違いなく、コメントなどで「nekomoさんの絵がかわいい」と言っていただけているのを見たときです!
私は、かわいいものを世の中に増やしていきたい!と思って創作をしている節があるので。そうして作品を通して心が動いてもらえたり、「好きな作品」として記憶に刻んでもらえたり、自分も何か作ってみたいというインスピレーションになってもらえたりして、みなさんの人生の彩りになれることがなにより嬉しいです。

Q10: ご自身の今後の展望などありますか?

現状は、ご依頼を受けてイラストを制作させていただくことが殆どなんですけど、将来的には一次創作のイラストやグッズをどんどん作っていって、個展などのギャラリーに出したり、「デザフェス」「コミティア」みたいな即売会に作品を持ち込んだりできたら楽しそうだな~と考えています。

でも、それ以上に今は素敵な作品に関われることが嬉しいので、当分は「海茶さんと一緒に琴葉姉妹ちゃんのどんなグッズを出そうかな?」みたいなことを考えてます笑

Q11:普段作品を見てくださっている皆様やこれから作品を見る皆様へ一言お願い致します。

いつも本当にありがとうございます!
携わらせていただいた作品にはそれぞれ、こだわったポイントや込めた想いなどありますので、ぜひ隅々までお楽しみください!

Q12:その他、ご自身がお話してみたい内容(告知等)はありますか?

11月に開催される琴葉姉妹オンリー即売会「KotonoHollic!!」では、海茶さんのサークルが参加されます。
私も一緒にグッズを作ったり、持って行ったりする予定ですので、「幕を下ろそう、パレードへ」「サワーチェリーが輝いたから」「弦楽少女は諦めを知らずに」を愛してくださるみなさまは、是非ご期待ください&お越しくださいませ!

 
Creater Interview #276 れでぃば

つづいては、動画制作を行っている「れでぃば」さんです。

なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、X上にて公開収録を行う予定となっております。

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X:https://x.com/Readybug_


Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

映像作家のれでぃばと申します!
映像以外にイラスト、アニメーション、楽曲なども作っています!

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

2013年頃、小学生の時に同級生から共有してもらったのがキッカケの一つです!
ふにちかさんの東方手描き劇場から始まり、アニメ『チャージマン研!』の音MADを昔よく見ていた記憶があります。

Q3: VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

小さい頃から『マトリョシカ』『裏表ラバーズ』等の楽曲に触れてはいたものの、VOCALOIDの魅力や文化としてのボカロシーンを明確に意識したのは2016年頃になってからだったと思います。ピノキオピーさんの楽曲『すきなことだけでいいです』が特に印象的で、自分にとっての出会いはそこかもしれません!

Q4:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

ゲームクリエイターのZUNさん、劇作家の小林賢太郎さん、漫画家のあらゐけいいちさん、ボカロPのピノキオピーさんには特に強い憧れを持っています!
自分の世界を生み出す創造力や、それをその人らしい形で出力できる手腕を見ると、「自分もこれくらい自由に創作がやれたらきっと楽しいだろうな」と感じるばかりです。

Q5:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

実働時間はおおよそ1〜2カ月であることが多いです!

Q6:作品制作にあたってのこだわりがあれば教えて下さい。

ことMV制作に関しては、楽曲の世界観や魅力をいかにして自分なりに伝えられるかという点を意識しています!

Q7: 動画制作にあたり、こだわりの機材はなにかありますか?

無線接続で思うように入力されないのがもどかしいので、キーボードやマウスは有線タイプの物を使ってます!

Q8:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品をチェックしていますか?

チェックしてます!
私自身も二次創作を長く続けてきた出自があるので、「かつて二次創作をしていた自分が『二次創作される側』になるのおもしれーな」と思いながら見てます。そういう創作の循環が後世に受け継がれていく様子ってシンプルに面白いからずっと続いていったら良いな。

Q9:動画師としての活動を行っていてよかったと思える瞬間って何かありますか?

関わった作品が高く評価されることは言わずもがな嬉しいんですが、やっぱりその作品をキッカケに二次創作が生まれたり、新たな制作のご依頼を頂けた時がとりわけ嬉しいですね。
「自分の生み出したモノを起点に新たな作品が生まれる」というのって結構凄い事だと思っていて……誰かのクリエイティビティを他でもない自分が刺激した、それだけ価値のある作品が作れたんだと思うと、活動してて良かったな~と感じます。

Q10:ご自身の今後の展望などありますか?

制作の機会を頂いたり、そうでなくても純粋に親交を深めたり、そうした数々のご縁のおかげで今のキャリアがあると思っているので、今後は自分からそういう繋がりを広げていけたらもっと楽しくなりそうだな~、とボンヤリ考えています!
創作も、創作以外も、色々やりたい!

Q11: 普段作品を見てくださっている皆様やこれから作品を見る皆様へ一言お願い致します。

普段作品を見て下さっている皆様!本当にありがとうございます!
これから作品を見る皆様!どうぞお手柔らかによろしくお願いします!

 
Creater Interview #277 るねつき

次は、動画制作・ゲーム制作を行っている「るねつき」さんです。

※今回は音声公開版はございません。記事のみの公開となります。予めご了承下さい。

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X:https://x.com/lunetuki


Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

るねつきです。主にsteam版ツクール2003でフリーゲームを作ります
普段は個人の製作者ですが、呼び出しがあればMVの制作協力もしています
最近はScratchでMVを題材にしたゲームの制作をしています

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

元々面白flash倉庫が好きでよく見ていましたが、ウイルスを踏んでからは避けるようにYouTube移行するもあまり好みの動画が見つけられず、後に友人に教えられてニコニコ動画へ辿り着きました。より面白flash倉庫に近いラインナップだと思います

Q3: VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

電子音の声が怖く、ながらく避けていましたがKONAMI様の音楽ゲームjubeatのcandi(八王子P様)の曲が一つのキッカケでした。未だに怖いなと思う事はありますが(広義)ボカロの性能・調声技術の向上で凄く聴きやすくなりましたね!月詠アイが好きです

本当に最初に出会ったのは小学生の頃、友達にボカロ楽曲を勧められて聞いたのが始まりです。楽曲はReolさんの「おこちゃま戦争」でした。

Q4:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

 桜井政博さんです!!!
ゲーム製作の方針・心得など、様々な部分をリスペクトしています。直感的でシンプルかつ個性的なシステムが桜井政博さんのゲーム制作哲学の芯にあると思っています。ゲーム制作者以外の人も「桜井正博のゲーム作るには」を見てください。大切な事が沢山あります

「ひもじ村」のウータさんや、「カルトに厳しいギャル」のBhaskaraさんも尊敬しています。お二人はロングランでコンスタントにゲームを作り続けているストロングなクリエイターなので…。

ゲームのキャラクターですが、ストリートファイターのリュウが好きです。「毎日少しずつ強くなる、それがいいんだ」は僕のモットーでもあります。僕はガイル使いますけどね

Q5:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

ネタ出しの期間などを含めるともっと長くなりますが、基本的に長い時間をかけて作品を作る事をよしとしていません!長引くと途中で熱が冷めてしまうタイプなので、長くても一ヶ月以内には完成させたいと思っています。1~2週間で集中的に完成させてしまうことが殆どです

 この長引きを回避する為にあらかじめメモ帳に設計図を細かくほぼ完成形が見えてくるまで書いてから作り始めていますね。『設計図完成!あとは作るだけだ!』となったら作業開始です。
もちろん不慮のミスや未知のエラーもありスルスルと作れるわけではありませんがね…とほほ

Q6:作品制作にあたってのこだわりがあれば教えて下さい。

「説明書を読まなくても遊べる」事が大切だと思っています、わずらわしいですからね
シンプルで直感的で画面を見ただけでプレイヤーが何をすればいいのかがある程度わかるように、システム、絵作り、世界観の設定、アクションに合った操作方法を考えるのが好きです。簡単に遊べてかつ奥深いゲームが作れたら良いなと思っています

ゲームは『作者の思惑を如何に簡潔に正確に相手に伝えるか』だと思っていて、この言葉はそれについて最も重要な物だと思ってます、ね。毎回うまく作れるわけではありませんがね…とほほ

Q7:ゲーム制作にあたりにあたり、こだわりの機材はなにかありますか?

RPGmaker2003+maniacspatch、いわゆるSteam版ツクール2003+MODという奴です
セール中は230円、素材はツクール外で使う事も出来ます!
実は動画もツクールで作っています。海茶さんの「弦楽少女は諦めを知らずに」は聴いていただいたでしょうか?MVで使われたゲームはすべてツクール上で動いているものなのです!
他にもとりぴよさんの「あねもねぐりっち」に始まる花三部作や、「おどロボ」「ずんだシェイキング」にも少しだけ使われています

軽量かつ高性能、ツクールのデフォルトの機能を持ちながらプログラムも結構自由に書けるのが魅力です。僕のゲーム(るねキャラvsカワイコチャンズ)を見ていただくとわかるでしょうか。
ブラウザで動かない事や、オンラインに対応していない事、exeのウイルス誤検知問題などが弱点です

◆勝手にQ&A!
 Q1.そのMODは使っても大丈夫なヤツなん?
A.非公式ですが事実上の公認MODです!
 Q2.わざわざ2003を使う理由はなんや?最新のMZとか使ったらえんちゃう?
A.最新のツクールより高性能な点もあります。あちらはプラグインで何とか出来てしまいますが…。
負けている点も多いので誰にでもオススメというわけではありませんがセールで230円なら試してみる価値はあると思いますよ!
詳しく知りたい方は調べてみてください

Q8:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品をチェックしていますか?

い〜っぱい見ます!やっぱり嬉しいですね二次創作は、僕ももっと作っていきたいです
アレンジャーの癖が出るのが嬉しいです、癖はその人の魂の形ですからね
オリジナルを知っているとなお深みが増しますね…素晴らしい

ゲームに関してはゲームの遊び方がわからない、起動できないエラーが出る人などもいるのでそのような人を探して個別に対応する目的もありますね。海外版ツクール2003は馴染みがない人が殆どですので

Q9:ご自身の今後の展望などありますか?

さあ…僕は自分のやりたい事をやっているだけなので
例え自作が評価されずとも、己が為に一人で坦々と物を作り続けるでしょう
仙人とかになりたいです

Q11: 普段作品を見てくださっている皆様やこれから作品を見る皆様へ一言お願い致します。

・ゲームを遊んでくれた人へ
 自分の為に時間を使ってくれた事を感謝すると同時に、自分の作品に時間を割かせてしまっている事に申し訳なさを感じます。せめてそれが無駄な時間でなければ幸いですね
 まあ究極的に僕は自分のやりたい事をしているだけなので、皆さんの事情は知った事ではありませんが…

・曲を聴き、MVを見てくれた人へ
 ありがとうございます!僕のイラストも好評のようで嬉しいです
僕がサムネを張ってるとりぴよさんの曲は「るねつきの絵を見てクリックした」と言ってもらえることもあり、とても嬉しく思っています。
 とりぴよさん、海茶さん、ネコモさんの事もこれからも応援よろしくお願いします!

Q12: その他、ご自身がお話してみたい内容 (告知等)  はありますか?

◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 この企画はボカロPの人が受けている物であり、とりぴよ君から話があった時は「イラストレーターやゲーム製作者の僕に関係する話ではないな」と思い自身の事だとは全く思わず気にも留めていなかった(他の人に回させてもらいました)のですが今回ワ"ア"ア"ア"アアアーーーーーーーーーッッッッッッッ!!!!!
(突如大声で叫び始めるるねつき氏、激しく音割れした叫び声に思わずヘッドフォンを投げ捨てるインタビュアー。けたたましく鳴り響く声のサイレンで決断的にインタビューは終了したのだ。るねつきはジャンプスケアで皆を笑顔にしたい、常にそう願っているのだ。次に笑顔になれるのは貴方かもしれない……)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
Creater Interview #278 東京真中

最後は、ボカロPの「東京真中」さんです。

なお、誌面上でのインタビュー内容は簡易版となっており、誌面上では語られていない内容につきましては別途、X上にて公開収録を行う予定となっております。

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X:https://x.com/tokyomanaka
ニコニコ:https://www.nicovideo.jp/user/132125786


Q1:自己紹介をお願いします。最近の活動についてももしあればお伝えください。

「人知れぬ夜を音楽に」というコンセプトで活動しているボカロP、東京真中です。8月6日に『快啖ノススメ feat. はしメロ, 9Lana』、8月27日に『ドゥーマー feat. 重音テト』をリリースしました。8月に開催されたボカコレ2025夏ルーキーでは3位でした。

Q2:ニコニコとの出会いについて教えて下さい。

ボカロ曲を聴くためにチェックし始めました。

Q3:ニコニコで作品を投稿しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

ボカコレに参加しようと思ったのがきっかけです。

Q4:YouTubeがとても大きなプラットフォームとしてありますが、どうしてニコニコ動画にも投稿しようと思ったのか教えて下さい。

ボカコレに参加するためです。

Q5:ニコニコ動画に作品を投稿する強みやメリットは何だと思いますか?

ボカコレに参加できることだと思います。

Q6:VOCALOIDとの出会いについて教えて下さい。

友人におすすめしてもらったのが出会いでした。自分も合成音声を使った楽曲を作りたい!と思ったきっかけはピノキオピー『ノンブレス・オブリージュ』、いよわ『一千光年』、ナユタン星人『サイファイエクスタシー』の3曲を聴いてですね。

Q7:憧れているクリエイターさんや作品がありましたら教えて下さい。

ボカロP: 是, ueil
作編曲: TAKU INOUE, n-buna(ヨルシカ)
作詞: 藤原基央(BUMP OF CHICKEN)
映像: Bivi(擬態するメタ)
国外: Bon Iver, Ethan Gruska, fred again..

Q8:いつもどうやって作詞・作曲をしてますか?

まずは設定(舞台)を考えます。いつ、どこで、誰が、どんな状況で、何を考えているのか。それから脚本(物語)を考えます。主人公が何をするのか、どうなっていくのか。私はこれらをプロットと呼んでいます。

次にプロットに合いそうなリファレンス楽曲を少なくても10曲、多い時は30曲くらい集めて方向性を決めます。

作曲〜編曲は選出したリファレンス楽曲の要素を組み合わせたり、アレンジしながらおこないます。

作詞は一聴しただけで伝わるように、イメージが浮かぶように、そして印象に残るようにあらゆる工夫をしながらおこないます。私が意識しているポイントはこちら↓

・中学レベルの単語だけを使う
・その楽曲ならではの単語〜言い回しを入れる
・歌ってみて口ずさみやすい言葉並びにする
・共感、感動、発見、どれかは感じられる内容にする
・1〜2箇所だけパンチラインを入れる
・自分の哲学を少しだけだけ加える

常に「この内容で伝わるか?」「グッとくるか?」「誰かに共有したくなるか?」と自問自答しております!

Q9:歌詞やメロディのインスピレーションを得るきっかけみたいなものはありますか?

あります。とにかくヒットソングを研究し、学んでいます。でも根底にはBUMP OF CHICKENの藤原基央がいると思います。

Q10:多種多様な合成音声キャラクターが居る中、思い入れがあるキャラクターはいますか?

います。知声ちゃんです。

Q11:一作品あたりの制作期間を教えて下さい。

2週間のものもあれば、8ヶ月くらいかかるものもあるので、作品によってだいぶ変わりますね。

Q12:ご自身の作品の二次創作作品や、他クリエイターの二次創作、〇〇してみたやカバー、MMD等はチェックしていますか?また、投稿された二次創作の作品を視聴してみていかがでしたか?

チェックしています。ただただ本当に嬉しいです。これからもお待ちしております。なんならネットのおもちゃにしてください。

Q13:こだわりの機材はなにかありますか?

特にありません。強いて挙げるとするならマスタリングソフトの「bx_masterdesk PRO」ですかね。

Q14:ご自身の今後の展望などありますか?

活動から5年以内に今のツミキさんやGigaさんのポジションに行く(音楽性ではなく)と決めているので、残り3年と8ヶ月、そこに辿り着くためのことを全力でおこなっていきます。

Q15:普段作品を聞いてくださっている皆様やこれから作品を聞く皆様へ一言お願い致します。

いつもありがとうございます!ありきたりな言葉にはなってしまうけど、みんなが聴いて、観て、楽しんでくれるから、東京真中は輝けます。これからもよろしくお願いいたします!

 

いかがだったでしょうか。今後もこうした様々なクリエイターの皆様へのインタビューを通じて、普段の活動や投稿される作品への想い等お伺いさせていただき、クリエイター支援のきっかけにできるように頑張っていければと思っております。今後ともよろしくお願い致します。

【3】最後に

#220。いかがだったでしょうか?引き続き、よろしくお願い致します。


それではまた次回、#221でお逢いしましょう。

エディター(執筆者&構成&発行等) サポーターNO.118 ドロイド