日本漫画界における歴史的名作となった荒川弘の代表作「鋼の錬金術師」。
『ハガレン』の愛称で親しまれ、数々のメディアミックスを繰り広げ、連載20周年を迎えた2023年3月舞台『鋼の錬金術師』を初上演。2024年6月に続編、舞台『鋼の錬金術師』―それぞれの戦場(いくさば)―を上演し大きな話題を呼びました。今年2月には第三弾公演である舞台『鋼の錬金術師』―闇と光の野望―を予定しています。
グラプレWEBでは、ウィンリィ・ロックベル役の岡部麟さんを稽古場インタビュー!
本番を直前に控え、改めて舞台に向けての想いをおうかがいしました。
1月30日発売の『グラビアプレス Vol.14 』では岡部麟さんの特集も掲載しています。
どうぞWEBと本誌合わせてお楽しみください。
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要チェックです✅
幼い頃、エドワード・エルリックは、最愛の亡き母を蘇らせるため、弟アルフォンスとともに禁忌である「人体錬成」に挑むが、失敗。代償としてエドワードは左足と右腕を、アルフォンスは肉体の全てを失い鎧に魂を宿している。
失った身体を取り戻すために「賢者の石」を追い求める旅の中で、エルリック兄弟はアメストリス国の陰で暗躍するホムンクルス、そして彼らを操っていた「お父様」と遭遇する。
戦いの最中、錬金術を封じられ窮地に陥った兄弟を救ったのは、敵対視しているスカーと、「錬丹術」の使い手であるシン国の皇女、メイ・チャン。「錬丹術」に新たな可能性を見出した兄弟は、メイを追い、北へ旅立つ。
氷の女王オリヴィエ・ミラ・アームストロングが統治するブリッグズ要塞で、彼らは国家を揺るがす重大な真実に直面する――。
【前編】ウィンリィと共に、物語の渦に飛び込んでいく。本番直前!舞台『ハガレン』稽古場インタビュー【岡部麟】
――岡部さんは舞台『鋼の錬金術師』に初演から出演されています。
今回3作目とのことで、改めましてウィンリィと一緒に歩んできた過去作の思い出などおうかがいできればと思います。
岡部
2023年の第一弾は主人公であるエド(エドワード・エルリック)とアル(アルフォンス・エルリック)が軸となったストーリーで、彼らの幼なじみであるウィンリィはちょっと蚊帳の外というか、ストーリーには大きく関わってはいない印象でした。
でも2024年の第二弾公演や今回の第三弾公演と重ねていくうちに、自分の両親の仇であるキャラクターが判明したりと、ウィンリィも自ら物語の核心となる大きな渦に飛び込んでいます。最初は外からエドとアルを見ていたけれど、物語が進むにつれて「私もこのふたりに着いていくんだ」という強い気持ちに変化しているなと感じますね。
――以前の舞台出演の経験を踏まえて、何か気づきや学びはありましたか?
岡部
私の演じ方は第一弾から良い意味で変わっていなくて、脚本・演出の石丸さち子さんとひとつひとつ確認しながら進めています。稽古の合間にも「どんどんウィンリィになれてきているね」と温かい言葉をくれたりするので、とても励みになります。

ずっと悩んでいることは、二次元のキャラクターを「ナマ」に落とし込むこと。ファンの方の中に、それぞれ思い描くキャラクター像があると思うんです。そのイメージから離れたくないけど、演劇としてどう落とし込むかのバランスが難しいと思っています。実際に公演を観てくださったお客さんの「自分が思ったものとは違った」という感想を見かけて、正直傷つくこともあります。もちろんひとりひとりの感想は違うのが当たり前で、肯定的なものだけではないとわかっているのですが、その悩みをさち子さんに相談したり、想いを共有することで少し気が楽になりました。
でもプラスに考えると、2.5次元舞台では原作やメディアミックスを踏まえて、みんながイメージしているものがハッキリとあるということ。「お手本」のような、みんなが想像する正解があるので、役自体は作りやすいなと感じています。
――エドはダブルキャスト。一色洋平さんと廣野凌大さんとは初演からご一緒ですがエピソードはありますか?
岡部
ふたりのエドは全然違いますね!一色エドは優しすぎて、演技中も良い意味で一色さんが出てきて面白い。演技中に少し腕がぶつかったとき、エドならそんなに気にしないと思うんですけど、一色さんが優しすぎて後で「ごめん」と謝ってくれます。演技中のことだから大丈夫ですよと返すのですが、毎回このやり取りをするので本当に優しい方なんだなと。一色エドは一緒にいてくれると心温まる、ほっとできる存在だなと思います。
廣野エドは女子がみんな好きになっちゃうエド。こちらのことをなかなか好きになってもらえないというか、追いかけたくなるようなエドだと思います。台詞は一緒のはずなのに、ふたりが持つ言葉の温かみやカッコいいなと思うポイントも全然違いますね。

アルのスーツアクターである桜田航成くんと話すのは、一色エドと廣野エド、ふたりの殺陣のスピードが全く違うということ。私も少し殺陣に絡むときがあるのですが、スピード感とかリズム感が全く違って合わせるのは大変だけど、面白いです。
セリフの間の取り方ひとつでも全く違うので、例えばこっちのエドはゆっくり言ってくれるからリズム的に私は早く返事してあげたほうがいいななどと考えることはありますが、すごく意識しているわけではないです。どっちのエドか認識していなくても自然と合わせられますね。自分でも不思議です。

――メイ・チャン役の柿澤ゆりあさんとのエピソードはありますか?
岡部
ゆりあちゃん演じるメイと、彼女が連れているシャオメイっていうパンダちゃん、そのパンダを動かしている黒子さん。このスリーセットが大好きなんです。ゆりあちゃんは空手がすごく得意みたいなので、いつか劇中でもそれを活かして披露してくれると良いなと思います。すごく見てみたい。でもその場面がなくても、個人的に頼んで見せてもらおうかな。
――グラビアプレス本誌インタビュー時点では、ウィンリィの完成度100パーセントと仰っていましたが、稽古時点の今はどうでしょうか?
岡部
本誌インタビューのときはまだ稽古が始まっていなくて、「きっといけるでしょ!」という自分への信頼からの100パーセントだったんですけど(笑)。今、稽古を積み重ねた段階ではもっと質の良い100パーセントになれていると思います。稽古が始まってからも、それまで自分が考えてきた役作りと大きなギャップはなかったです。
稽古にいないキャストの場面があるとき、他の誰かが代役で入ったりするのですが、男性キャストが多い舞台なので、誰も私の代わりができないことがあって(笑)。演出家であるさち子さんが声を当てて代わりをやってくださるのですが、その映像を見ると「こんなふうに演じてほしいのかも」と見えやすかったです。少しお得かも(笑)?

構成・文・写真/時枝七奈
舞台『ハガレン』岡部さんのインタビューは『グラビアプレス Vol.14』(2026年1月30日発売)にて✨
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岡部 麟(おかべ りん)
2014年「AKB48 Team8 全国一斉オーディション」に合格し、茨城県代表として加入。チームキャプテンを務めるなど中心メンバーとして活躍し、2024年4月にAKB48を卒業。舞台を中心に活動し、2025年夏には個展を開催。2026年2月には舞台『鋼の錬金術師』第3弾に出演する。
X:@Berin_official Instagram:@beristagram_1107

<公演情報>
■舞台『鋼の錬金術師』―闇と光の野望―

【東京】
シアターH
2026年2月7日(土)~2月15日(日)
【大阪】
梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
2026年2月20日(金)~2月22日(日)
原作 「鋼の錬金術師」 荒川 弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
脚本・演出 石丸さち子
主催 舞台『鋼の錬金術師』製作委員会
<CAST>※Wキャストは五十音順
エドワード・エルリック 一色洋平/廣野凌大(Wキャスト)
アルフォンス・エルリック 眞嶋秀斗
ウィンリィ・ロックベル 岡部 麟
ロイ・マスタング 蒼木 陣/和田琢磨 (Wキャスト)
オリヴィエ・ミラ・アームストロング AKANE LIV
バッカニア 吉田メタル
マイルズ 岡本悠紀
リン・ヤオ/??? 本田礼生
メイ・チャン 柿澤ゆりあ
エンヴィー 平松來馬
グラトニー 草野大成
スロウス/ダリウス 青柳塁斗
ハインケル 君沢ユウキ
ヨキ 大石継太
ティム・マルコー 盛 隆二
傷の男(スカー) 星 智也
キング・ブラッドレイ 谷口賢志
ゾルフ・J・キンブリー 鈴木勝吾
ヴァン・ホーエンハイム/お父様 鍛治直人
SUIT ACTOR:
アルフォンス・エルリック 桜田航成
ENSEMBLE:
真鍋恭輔
榮 桃太郎
<チケット情報>
●チケット代金
(前売・当日共/全席指定/税込)
平日13,500円
土日祝14,500円
●チケットスケジュール
2026年1月10日(土)12:00~
一般発売:
https://l-tike.com/stage-hagaren/
●チケットに関するお問い合わせ
ローソンチケット:
https://faq.l-tike.com/
●公演に関するお問合わせ
マーベラス ユーザーサポート:https://www.marv.jp/support/st/
ユーザーサポート営業時間【10:00~17:00 土日祝日休業日を除く】※営業時間外にいただいたお問い合わせは翌営業日以降のご返信となります。
公式サイト・SNS
公式HP:https://stage-hagaren.jp/
公式X:https://twitter.com/stage_hagaren
公式Instagram:https://instagram.com/stage_hagaren_official過去公演ダイジェスト公開中!
第一弾公演:https://youtu.be/3Js16rTaS4c?si=9gLSltFwStR105Sb
第二弾公演:https://youtu.be/z5RgYohmdJA?si=ILGpT1DpQ2Vg-fn8
・好評販売中!『グラビアプレス Vol.14 』2026/1/30 発売※在庫状況は変更になる可能性があります。



