春ですね。東京の桜は五分咲きってとこでしょうか。
春の嵐が来ているみたいで、もう少し遅れて来れば豪快な花吹雪が見れたろうに、惜しいな。
などと空想の景色を思いながら、開けた窓から吹き込む涼しい風を楽しんでいます。
ピンクが似合う男。ぶうです。
人間ってのはどんなことにもすぐに慣れてしまう生き物ですから、
もしもこの桜達が年がら年中咲いてたとしたら、きっと誰も気持ちをゆさぶられたり「美しい」と思ったりしないんでしょうね。
だって単純に色彩や造形だけが花を美しく感じさせているわけじゃあなくて、
人が生きて時が流れる中で、季節と風景が結びつき、思い出と紐づき、
積み重なった「物語」が桜や花々をさらに美しくしているんだから。
人間てのは「神様」を発明し愛用するたぶん唯一の生き物で、
その「神様」ってやつは突き詰めると、五感で感じられないものを説明し理解し感じれるようにする為の「物語」で、
人間ってのはきっと生来からその五感で感じる以上の刺激を脳にもたらす「物語」ってものを求めているのだ。
同じレトルトカレーでも
・友達と初めてのキャンプで一緒に作った
のか
・愛する人がいつも自分の為に作ってくれる
のか
・ひとりぼっち流れ作業のように詰め込んだ
のか
によって感じ方が違うのもそうだ。
見た目や味以上のものをもたらす「物語」の作用。
そして良いバンドにも物語がある。
わかりやすく「ドラマ」と言い換えてもいい。
曲を作った時の気持ちを再現してみせるだけの発表会では足りない。
ただ完成されたものを再演、再々演、再々々演・・・と繰り返していくバンドは、どれだけそれが完璧なショーであろうとも、
「生」が足りない。
と、きっとロックバンドを追いかけるみんなならそう感じるだろう。
だからライブには一本一本違う、その日だけの意味が必要だし、
演者がいかに「テーマに気づくか」が良いライブをやる上で重要なポイントだとボクは思っている。
今日はどんなライブか。
季節は?日付に意味は?何の為に?どこに向かって?誰と?誰に向けて?
具体的な例をあげてみよう。
今年8/15(土)に(実際にはライブは無いが)仮にクラッシュオブモードのツアーなんかがあってそれに参加したとする。
・久しぶりのクラッシュにえんそくが来たぞ!夏の思い出をいつものメンツで作ろう!メメメントメメモリィ!
・今日は終戦記念日!戦った全ての戦士たちに向けて歌う!もう辛い事なんて起こらないよ宇宙大天使土曜日!
・お盆休みにライブに来ちゃうお前ら最高!年中行事なんて知らねぇよ!この先もバカ続けるぞ!最後のえんそく!
と、テーマをどれかに決めれば締めの曲も見えてくるし、
やはり乗って来る気持ちが作詞した時ともレコーディングした時とも違ってくるってものだろう。
そうゆう観点から言って、
ライブの良し悪しはセットリストを作った段階で半分くらいは決まっている。
いつもながら前置きがすげー長くなってしまった(笑)が、
ついにえんそく2026年の活動における要「10都市2DAYSワンマン」が始まったので、
今日はそのセットリストを一緒に振り返って、ボクの思いなんかをここに書き残しておくのもいいかなと思った。
てことで今月の有料会員向けブロマガ始めます。