茅ヶ崎市とハワイ州のホノルル市の姉妹都市提携が一〇年を超え、茅ヶ崎市内でアロハマーケットが盛大に行われたり、ALohaの看板が茅ヶ崎市役所前に建てられるようになりました。
しかし、残念ながら、ハワイの歴史、とくに明治元年から戦前にかけてハワイに渡った日本人の歴史について、日本ではあまり知られていません。
日本からハワイへの移民が始まったのは一八六八年(明治元年)。このときに渡航した一五三人は「元年者(がんねんもの)」と呼ばれるようになりました。一八八六年に日本と当時のハワイ王国の間で日布移民条約が結ばれると、政府が斡旋する移民(官約移民)が始まり、三万人が渡りました。一八九四年からは民間会社を通した移民の斡旋(私約移民)が行われるようになりました。その後、一八九八年にハワイがアメリカに併合されると、新規の移民を認めないとする日米の非公式な協定が結ばれ、一九二四年に米国の移民法によって