「カラオケスナック 蒼い溜息」第3回は、「今月のエグゼリーノ」として新木宏典さんがご来店。チーパパには初登場、唐橋充さんをお迎え。
岡幸二郎パパと2人は、6月27日にシアターHにて開幕するミュージカル「夜曲~ノクターン~」にて共演する間柄。番組もミュージカル「夜曲」SPとしてお届けしました。

まずは、トークが盛り上がりすぎて、番組ではお伝えし切れなかったミュージカル「夜曲」について、あらためて――

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(※写真はこの「あおため」で初解禁された、ミュージカル「夜曲」の全員集合verメインビジュアル)

ミュージカル「夜曲~ノクターン~」は2024年5月に初演され、岡さんは玉野尾役、唐橋さんは白百役で出演。2026年verとなる本作では岡さんと唐橋さんは同役で出演し、新木さんは黒百合役の新キャストとして出演します。

ミュージカル「夜曲」のベースとなるのは、1986年に上演された『夜曲~放火魔ツトムの優しい夜~』。1980年代の小劇場ブームを牽引した演出家・横内謙介氏が、早稲田大学在学時に旗揚げした「劇団 善人会議」(現「扉座」)の代表作です。

放火魔ツトムを中心に、不器用で孤独な人々の心の揺れを、ショパンの名曲「Nocturne」と共に、"笑いと哀しさが同居する作風"で色濃く描いたストレートプレイで、過去40年間に、様々なカンパニーで繰り返し上演され続けている名作です。

これをミュージカルとして2024年5月に上演したのが、演出家・茅野イサム氏×演劇プロデューサー・中山晴喜氏による演劇ユニット「悪童会議」。

「善人会議」への思い入れを強く感じさせるユニット名ですが、それもそのはず。茅野氏は、「劇団 善人会議」の劇団員でもありました。

茅野氏はミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの演出家として知られますが、善人会議時代に自身が出演していたストレートプレイ作品を、ミュージカル作品として演出するエモさも、本作の魅力の一つです。

特に茅野氏は約20年前の2000年代後半に、新木さんが所属する俳優集団「D-BOYS」による「D-BOYS STAGE(Dステ)」の初期作品の演出を手掛けています。

10代の頃から茅野さんの演出を受けてきた新木さんが、刀ミュ以外で、そして茅野氏のルーツとも言える作品に出演する思いなども、ミュージカル「夜曲」SPだけに聞いてみたかったのですが……(唐橋さんも、茅野さんが善人会議時代の「夜曲」について座学のようにお話してくれる時間を「寺子屋カヤノ」と呼び、そのことも楽しそうに本番前に口にしてくれていたのですが……)

トークが盛り上がりすぎて、予定時間を大幅に延長してもまだ時間が足りず……また、新木さんに来店していただいた際に、お聞きする機会があれば……。


ということで、たっぷりトークをお楽しみいただいた分、カラオケは3曲に。そのセットリストは――

  1. 岡幸二郎「for you…」
  2. 唐橋充「ジョニィへの伝言」
  3. 岡幸二郎with唐橋充&新木宏典「ひこうき雲」

今回も昭和の名曲が並び、聞いたことはあっても詳しくは知らない……という人も多かろうと、番組独自に解説をしてみました。
曲を聞いて解説を読んでまた聞いて、何度でも味わってもらえれば♪

(タイムシフト視聴:2026年6月2日23:59まで)
【1曲目&2曲目】
岡幸二郎「for you…」
唐橋充「ジョニィへの伝言」
岡さん自身、女性ボーカルの曲を歌うのが好きで、昭和・平成・令和の3つ時代でトップアーティストとして走り続けている稀有なアーティストの名曲をチョイス。唐橋さんは岡さんが好きで、「岡さんが高橋真梨子さんを歌うなら、私も!」という思いからチョイス。
曲としては「ジョニィへの伝言」の方が古く、高橋真梨子さんが「ペドロ&カプリシャス」というバンドの2代目ボーカリストとして迎えられた際のファーストシングル。1973年にリリースされたこの曲で、高橋さんは1974年に紅白歌合戦に出場。作詞・阿久悠、作曲・都倉俊一というゴールデンコンビによる作品は、その後も数々のアーティストにカバーされ、唐橋さんも敬愛する石井竜也さんもカバー。歌うのを恥ずかしがっていた唐橋さんが、この曲ならとチョイスしたのも納得です。
そして「for you…」はソロシンガーとなった高橋さんが1982年にリリースした、こちらも2013年の紅白歌合戦で、紅組トリとして歌われた名曲。特に歌い出しの28小節に及ぶAメロは、歌でありつつも、恋の傷ついた女性が思い出を吐露する一人語りのようでもあり、「♪あなたが欲しい~」というドラマチックなサビへとつなげるのが、とても難しい楽曲。
それを、女性の情感もたっぷりとのせて歌う岡さんの歌……。そんな点にも注目して聞いてみてください。

【3曲目】
岡幸二郎with唐橋充&新木宏典「ひこうき雲」
「ひこうき雲」はジブリ映画「風立ちぬ」のテーマ曲としても知られる、荒井由実さん(現・松任谷由実さん)が、16歳の時に書き下ろしたという名曲。小学校時代の同級生が4年後に亡くなり、その旧友への想いから生まれたもので、当時高校生だったユーミンの感受性の高さと天才性を強く感じさせる曲です。
曲の誕生のきっかけは旧友の死であっても、曲には悲しみだけでなく、生きることへの尊さを感じさせます。
「あおため」では、ご来店(ご視聴)いただいているエグゼリーナの皆様に、歌で元気になってもらいたいと願っており、シメの曲はいつも、そこからチョイスしています。
ラスト、岡さんが歌っていると、唐橋さんが巻き込まれ(笑)、その様子につられるように曲にあわせてカラダを揺らす新木さん。新木さんもちょっと口ずさんでくれて……新木さんの歌声は、イヤホンで「耳を澄ませば」聞こえるはず? ぜひ、お試しください♪

(タイムシフト視聴:2026年6月2日23:59まで)

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3回目の「あおため」はカラオケが3曲でした。時間延長してほぼ2時間配信しても、まだ時間が足りません。とはいえ、これ以上の延長は環境的に難しく……。トークと歌を、どうバランス取っていくのかを課題に、今後も取り組んでまいります。


第4回はどんな形になるのか? お楽しみにお待ち下さい♪