
現在のWireshark4.6系から今後予定されているWireshark5.x系の候補となるWireshark 5.0.0rc1がリリースされました。多数の機能の追加が予定されています。 すぐに試したい方はダウンロードは https://wireshark.org/download.html 以下主な変更をまとめました。 ①日本人歓喜!パケットバイト列画面がUTF8に対応しました。 パケットバイト列画面においてUTF-8で日本語やマルチバイト文字が表示できるようになりました! ②パケットとプロセスを関連付けられます。 キャプチャする際に、ProcessID、ProcessName、ProcessStartTimeなどを記録できます。フルキャプチャとするとStoratoSharkに近く、実行ファイルパス、コマンドライン、Parent Process、Userなども記録され、従来のフィールドのようにアクセスしてpcapngに保存できます。Malware解析などで便利です。 ③nDPI TCP fingerprint 対応しました。 ntopで使われているnDPIというTCPフィンガープリントをサポートします。これまでのJA3、JA4のTLSのフィンガープリントに加えて、TCPの癖を把握できます。 ④パケットにタグがつきます。 パケットに従来のコメントに加えて、テキスト、絵文字、URLなどをタグとして追加できます。 ⑤HTTP/3のダイセクタが強化されました。 解析があまりできなかったHTTP/3がかなり読めるようになり、ストリームの追跡もできます。 ⑥Luaのデバッガがつきました。 ツール>LuaデバッガがWiresharkに付属されるため、Luaのダイセクタや操作の確認がしやすくなりました。 ⑦GUIのテーマエンジンが入ります。 ダークモードなどだけでなく、JSONCでテーマを書いてGUIの見た目を個人設定に保存して取り扱えます。 ⑧色付けルールがJSONCになりました。 色分けルールがcoloring_rules.jsoncとなり、標準化されました。 ⑨Extpcapが大幅に改善しました。 複数のExtpcapを便利に取り扱えるだけでなく、設定の異なる同一のExtcapインターフェースをブックマークとして保持できるようになりました。またWindows系OSでのパイプにも対応しています。 ⑩Windows環境にてNpcap1.89対応 新しいキャプチャドライバに対応しています。 ⑪キャプチャファイルのZstd圧縮に対応しました。 キャプチャファイルをZstandard圧縮で保存できるようになります。 ⑫Windows環境でのETW対応が強化されています。 ETWやetwdumpとして暗号化されていないLDAP,SMB,HTTPS,HCIイベントなどにも対応しました。 ⑬IMSIのダイセクタが強化されています。 電話>IMSI一覧が追加され、5G/LTEで利用されるIMSIが便利に解析できるようになりました。 ⑭多数のダイセクタが追加・修正されています。 主なものでも以下ががあります。 DECT NR+ Generic UDP Encapsulation (GUE) Linux mac80211_hwsim Netlink Linux Open vSwitch Netlink MCTP over SMBus/I2C MikroTik RoMON MySQL X Protocol NATS NMEA 2000 OPC UA PubSub UADP PROFINET SXP Qualcomm Diagnostic RTP over QUIC SMPTE ST2110-40 UDX Ultra Ethernet Transport (UET) ZigBee ZCL Generic Tunnel 以上正式リリースが待てない!
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