ただ、座りながらの作業となると、ヘタっている、あるいは身体に合わない椅子ではしんどいものがあります。じゃあよい椅子を買えばいいかというと、さすがにお値段がちょっと高かったりする。また、職場の椅子の座り心地をよくしたいが、まさか「よい椅子を買ってもいいですか? あ、経費で」というわけにもいかないでしょう。
椅子を変えずに、「座る」を快適にするアイテムはないものでしょうか。というわけで、アスキーストアの担当に、人気の製品を聞いてきました。
あなたの椅子を「ずっと座りたい」椅子にする
―― こんにちは。突然ですが、座り心地がよくなるグッズがほしいです。
担当 また突然ですね……。まあ、座り仕事の人、多い時代ですからね。
―― 家でも職場でもそうなんですが、作業場所すべてによい椅子を用意するわけにはいかないでしょう。そういうわけで、既存の椅子をよくする的なアイテムがあればと。
担当 それなら、ちょうどよい商品があります。「日本の職人が作った腰痛対策用椅子クッション Bauhutte(バウヒュッテ) ヒップギア」です。売れていますよ。
―― 見た目は……これ、クッションですよね。なにがポイントなんでしょう。
担当 専用の金型(モールド)で高密度に醗酵させた「高反発モールドウレタン」をクッション材に採用しています。ぷるぷるした独特の弾力を持つクッションが効率よく体圧を吸収・分散。腰痛を起こしにくい安定した座りをサポートします。
ぷるぷるした独特の弾力が最大の特徴―― なるほど。普通の座布団を敷くのとはぜんぜん違うわけですね。
担当 直径約1.5mmの細かい網目をもつ、日本製メッシュカバーを採用しているので、長時間座り続けてもお尻がムレにくい仕様になっています。また、ウレタンに直径約15mmの通気口を25個開けています。ウレタン内部の湿気を効率的に排出、クッション寿命を保つとともに、お尻との接触面を減らすことでムレを軽減する構造です。
ムレにくいのはとても大事―― ジッパー付きのカバーだから、取り外して洗濯できるのもいいな。そうだ、家の床に座る人がいるじゃないですか。クッションを敷いて座る、床に敷いたラグにそのまま座るというタイプ。あれもなかなか腰が痛くなったりするわけです。
担当 椅子の座面に置きやすい小ぶりな「BC-45MU-BK」と、床置きで座布団代わりに使える大判の「BC-56MU-BK」の2種類から選べます。床クッションタイプのBC-56MU-BKは、一般的な椅子の座部よりも厚い12cmのクッションを採用しています。軽く沈み込みながらお尻を受け止め、姿勢を安定させることで腰への負担を軽減するというコンセプトで設計しています。
椅子の座面用「BC-45MU-BK」。会社の椅子にはもちろん、車のシートにもよいですね 床置き用「BC-56MU-BK」。カーペットやラグの上に座る(寝転がる)人ならこちら―― なんと、床に直座り派の人でも使えるとは……。ただ、床に置くのはいいとして、椅子に置くとなると、気になることが一つあって。クッションを椅子に置くと、ズレることがあるじゃないですか。クッションが徐々に前にスベっていって、気になるみたいな。アレ、地味にイライラするんですよ。
担当 大丈夫です。このクッションは椅子/床との接地面にすべりにくい生地「スベランネ」を採用しています。表面のザラザラで摩擦を作り、安定して着座することが可能です。椅子用クッションのBC-45MU-BKには固定用のDカンを採用しているので、ヒモでくくりつけるということもできますよ。
接地面はザラザラした生地なので、スベりにくいです―― はー、一味違いますね。工夫されているんだ。
担当 BC-45MU-BKはおよそ厚さ60×幅450×奥行き450mm、重量はおよそ0.8kg。BC-56MU-BKは厚さ120×幅540×奥行き560mm、重量はおよそ2.0kgとなっています。価格はBC-45MU-BKが1万800円、BC-56MU-BKが1万6200円。今なら16%オフです。
サイズ図表―― だんだん欲しくなってきた。いーっすねえ。椅子だけに。
担当 (いまどき中年でもそんなギャグ言わないだろ……)アハハ……。