eSensor 温度計や湿度計などはなんのためにあるかと言われると、暮らしを快適にするためにあるわけですね。この部屋は寒すぎるでしょとか、乾燥しているから風邪ひくよヤバいでしょとか、そういうのを知りたいなと思うわけですよ。

 一方で今の我々は、大抵の情報をスマホで見ます。天気もそう。交通情報もそう。株価もそう。だったら室内の環境もスマホで見たいと思いませんか? 思いますよね。

 はい、そこで「eSensor (イーセンサー)」(1万584円)です。

1「eSensor (イーセンサー)」

 温度、湿度、照度、音、空気質を計測する5つのセンサーを搭載。それだけならただのセンサーですが、こちらはスマホアプリと連動して、室内の環境をどこからでも計測できるというものです。

 この“どこからでも”というのがツボでして、自宅はもちろん、外出先からでも、スマホでリアルタイムにお部屋の状態を確認できるわけです。

aお! スマホで外からでも室内環境がわかるゥー!

 遠く離れたご家族の部屋の室温は大丈夫かとか、寝室にいる赤ちゃんの部屋が乾燥してないかとか、そういうことが家でも外でもわかる。照度計もあるので、部屋の照明がつけっぱなしであることにも気づけます。家に帰ったら照明がつけっぱなしで「ああ……」となる機会を、これなら減らせるはず。

 おもしろいのは、スマートフォンで家電を操作できるスマートリモコン「eRemote mini(イーリモートミニ)」(6980円)と連動させられること。

a左がeRemote mini、右がeSensor。IoT業界のうわさのツートップ

 メーカーや年式に関係なく、「赤外線リモコン付き家電」(エアコン、テレビ、照明、加湿器、お掃除ロボット、コンポなど)に対応するeRemote mini。これと組み合わせることで、eSensorが感知した室内環境に合わせて、家電を動作させられるのですね。

 たとえば「室温が15度になったらエアコンの電源が入る」とか、「部屋の電気がついたらコンポでCDを再生する」とか、そういうことです。すごい。近未来っぽいですね。

eSensor「暗ければ電気をつける」とか、「乾燥していれば加湿器をつける」とか、そういうことがeRemote miniとの連携で可能に

 本体サイズはおよそ幅67×奥行き72×高さ113mm、重量は118g。この機会に自室を近未来にしてみませんか。どうでしょう。

「eSensor (イーセンサー)」
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