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約2年間、週刊アスキーで連載していた『電気サーカス』がついに単行本になります。毎週2ページとはいえ、2年というのは長いもので、合計約480ページというボリュームたっぷりの本に仕上がっております。
『電気サーカス』は、まだ常時接続やブロードバンドが当たり前になる前、テレホーダイやダイヤルアップでインターネットにつないでいた時代のお話。アナログモデムでピーピーガーガーと音をたてて接続していたころです。主人公の水屋口は、ふとしたきっかけで個人サイトを立ち上げます。いわゆるテキストサイトってやつです。このサイトをきっかけに、彼はオフ会やイベントに誘われるようになり、個性が豊か過ぎる面々と出会っていきます……。
連載終了時に”単行本が秋に発売”って書いちゃったんですけど、11月22日ってギリギリ秋ですよね? ネットで「電気サーカスの単行本、秋って書いてあったけどいつ出るんだ」なんて声を見るたびにビクビクしておりました。お待たせしました!
最後にもうひとつお知らせです。単行本の発売に合わせ、短期連載ではありますが、週刊アスキーで『電気サーカス』番外編の掲載が決定しました。唐辺葉介さんの原稿もトミイマサコさんのイラストもバッチリ仕上がっております。掲載時期は続報をお待ちください。
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1,575円
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