「自室に戻ってネットや作業をやるのが面倒だ」と、思ったことはないでしょうか? テレビのあるリビングなどにも置ける、高性能な極小PCがあれば……ってこともあると思います。そんなときこそ、極小PC『NUC』と『BRIX』をリビングで手軽に使えるマシンとして組んでみましょうぜ!

●自作PC初心者でも手軽に極小PCが組める

20131101_NUC-BRIX ↑左がインテルの『NUC』、右がギガバイトの『BRIX』。どちらも4ステップで手軽に組める小型ベアボーンで、自作初心者から省電力性重視の自作erまで人気の製品だ。

 極小PCの代名詞といえるインテル『NUC』とギガバイト『BRIX』シリーズ。ラインアップも豊富で、セレロンやコアi3など、用途に合わせて搭載CPUを選べ、4K解像度をサポートする第4世代コアiシリーズ搭載モデルも近日登場予定だ。また、一般的なタワーPCと違って組み立てが大幅に簡略化されているのも魅力。PC自作はちょっと不安という人でも、簡単に極小PCが組める。

●手のひらサイズのコンパクトさ

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 手のひらサイズの『NUC』&『BRIX』だが、小ささを追求している製品のため、内部の拡張性は望めない。光学ドライブやHDDの追加などはUSBポートで外付け拡張するべし。

●注目の第4世代コアi搭載の極小PC構成はコレ!
『BRIX GB-BXi7-4500』
●ギガバイト
●予想実売価格 6万円前後

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 CPUは2コア/4スレッド動作のCore i7-4500U(定格1.8GHz、最大3GHz)を採用し、4基(前面2基/背面2基)のUSB3.0ポートを搭載する。802.11b/g/nとBluetooth4.0のコンボモジュールを備え、マウスやキーボードなどで貴重なUSBポートをつぶさずに済むのもポイント。

『PX-256M5M』
●プレクスター
●実売価格 2万1500円前後

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 Marvell製コントローラーと東芝製NANDフラッシュ搭載の定番モデル。容量は256GB。SATA3に対応し、読み込み速度は最大毎秒540MB、書き込み速度は最大毎秒430MB。

『W3N1600Q-4G』
●CFD販売
●実売価格 8500円前後

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 PC12800 DDR3 SO-DIMMの4GB×2枚組。写真加工などを行なうなら8GB×2枚も◎。

●組み立ては超簡単な4ステップ!

【Step 1】裏面の4本のネジを外す

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 まずは裏面のネジを外して、底面パネルを外す。『BRIX』はネジが小さいので、先端サイズ“1番”のドライバーがオススメ。

【Step 2】mSATA SSDを取り付ける

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 基板上のmSATAスロットにSSDをやや斜めに差し込み、水平に倒してネジで固定すれば取り付けは完了。

【Step 3】メモリー2枚を固定する

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 mSATA SSDと同じように、やや斜めに挿し込み、水平に倒せば自動でロックがかかる。最後に、裏面パネルを元に戻そう。

【Step 4】OSをインストール

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 USB接続のBD/DVDドライブ、または別のPCで作成したOSインストール用USBメモリーを使って、OSをインストールすれば完成だ!

 こうして見ると、案外カンタンにできる小型PC自作。初自作に挑戦したいという人にも手ごろなので、気になる人は是非チャレンジしてみてください。また、お近くの書店・コンビニにて販売しています『Ivy Bridge-E爆速PC自作増刊号』では、NUC&BRIXより少し大きいですが高性能ミニITXの自作プランなども掲載しております。小型PCに心躍る方は目を通してみてくださいね!

【週刊アスキー 2013年 12/12号はこちら!】

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